司法書士・行政書士SDGsリーガルパートナーズ

補助金と助成金の違いや共通点を簡単に纏めました。

補助金は、企業や個人事業主の事業活動（＝設備投資・新事業・販促活動・新規プロジェクトなど経費を使って売上向上に向けて行う活動）に対して国や自治体が支援をしてくれるお金です。

一方助成金は、企業の雇用促進活動・職場改善活動（中途採用や高スキル人材の採用・賃上げやキャリアアップ支援）や研究開発に対して、国や自治体が支援をしてくれるお金です。

特徴的なのは、補助金は予算や申請期間が限られていて、さらに申請者の中から、採点で上位のところにだけ補助金が交付されるのに対し、助成金は要件を満たせば原則どの企業にも交付がされるという点があります。

共通的なのは、企業や個人事業主が「改善活動をしている」という点です。何もしないけど補助金対象にならないかな？とか単に設備が老朽化したから新しいものに差替えたいから補助金使えないかな？というケースは補助金が使えないことがほとんどです。

（持続化給付金や事業復活支援金は、コロナによる売り上げ減少という要件を満たした事業者の売上減少を補填するための給付金というものでした）

逆に、現状からあるべき未来のために新しいことを行おうとする事業者の方々には補助金・助成金のチャンスが大いにあります。

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