濱の整体屋
平沼橋駅・戸部駅より徒歩3分
横浜駅より徒歩10分
横浜の平沼にある整体屋です。
☆濱の整体プラン(60分)
肩こり、腰痛、頭痛の解消や、全身のメンテナンスに(予約制)
施術料¥5,500+初回のみ初検料¥1,500
(70歳以上の方・高校生以下は施術料¥500引きとなります。)
☆マタニティプラン(60分)5
妊娠によるつらい腰痛の解消や、産後の歪みの矯正に(予約制)
施術料¥5,000+初回のみ初検料¥1,500
☆定額制プラン(40分)
集中的な改善と日々のメンテナンスに(予約制)
月額¥14,000で最大4回施術を受けられるお得プランです。濱の整体プランで行われる関節調整をベースとした施術を行います。
施術料¥14,000+初回のみ初検料¥1,500
※月の途中で始めた場合でも、1ヶ月(4~5週間)での更新となります。

⭐️ 3月 定休日のお知らせ ⭐️
3(月)・10(月)・17(月)
20(木)春分の日・24(月)・31(月)
毎週月曜日・祝日が定休日となります。祝日が土日と重なった場合、通常通り土日営業時間( 9:00〜18:00 )での営業となりますので、宜しくお願い致します。
🐫 濱の整体屋にゅ〜す 🐫
今月の一枚
『 ブルックリン博物館所蔵
特別展 古代エジプト展 』
東京会場
2025.1.25(土)~4.6(日)
会場:森アーツセンターギャラリー
(六本木ヒルズ森タワー52階)
開館時間10:00〜18:00
(金・土・祝前日は10:00〜20:00)
※入館は閉館の30分前まで ※会期中無休
松島病院での痔漏・痔核の手術から早いもんで1ヶ月が過ぎました。ご心配頂きましたが、無事、2/10(月)に退院し、2/12(水)から『濱の整体屋』を再開させて頂きました👍✨
昨日、退院後3回目の検診に行ってきました。順調な回復をしており、ケツに響かない程度の運動の許可ももらったもんで少しずつ運動の強度を上げていこうと思ってます😙
現在、fbにて入院から完治までの闘痔日記『 恥じるな、痔! 』を連載中🥳
話は変わりって・・・
下手な横好きというのか、浅識ながら古代エジプト好きッス😘
ケツが痛いながらも行っちゃいました😂古代エジプト展!興味のある方はぜひっ!!

闘痔日記『 恥じるな、痔! 』
第10話
さぁ、入院中やることがなくて始めた闘痔日記もあれよあれよと記念すべき第10話を迎えました。入院、手術を迎えるにあたり。当初から入退院期間を最短でも7泊8日と決められていた為、男は入院中にやるべき事を準備していたのでした。
果たして、準備していたことはできたのか。はたまた、あきらめてしまうのか!?
頓服として用意されていた痛み止めを飲むほどではないが、まだまだお尻が痛む術後2日目の朝からスタートです。
2025年2月6日(木)
夕べは食後の便を済ませ、2回目の坐浴を済ませ就寝。22時頃に寝ると必ずと言っていい程、4時頃に目が覚めてしまう…起床時間が6時のため、ベットの中で大人しく過ごす…物音だけを聞いていると・・・起きては、何度もトイレに行くの人もいる。
手術後からは入院時に渡されていた『病院のしおり』に排便回数、便の状態、痛み、坐浴回数などを記入するページがあり。水をどのくらい飲んだかも記入していくのである。そのページを検温や回診の際にドクターや看護師がチェックをし、指導をしていくのである。
ここで手術を受けた方への重要ポイント!
手術後、肛門もしくは、その周辺を切って縫ってある為、排便をする際、傷口に負担をかけないようにする為、1日1回朝食後モビコールという軟便剤を飲み排便時の便を軟らかくするのである。ただ、ケツ穴に優しい便を出すためには軟便剤の他に水を1日1リットル〜1.5リットル飲むことが好まれる。この水分摂取量を守ってもらう為に看護師たちも患者に対し熱い指導がはいるのである。
男は日常から水(ミネラルウォーター)を飲み慣れているのもあるが、一口がデカいため日々2リットルを飲み干し入院中に指導を受けることはなかったが…向いのベットで自分より先に術後の入院生活を過ごされる高齢者と思われる男性は水を飲むことが苦手らしく、検温の度に看護師に苦手アピールをされていたのである。そんなある日の遅番看護師とご高齢の男性との聞こえてきた会話を聞いて頂こう。
高齢男性「いや〜、意識はしてるんだけども・・・やっぱり、なかなか飲めないねぇ〜」
看護師「◯◯さんね。飲めないと言って、今、ここで飲めないと。お家に帰られてからなんてもっと飲まなくなって結局、困るのはご自身なんですからねっ!」
「飲めないって言ってた皆さんは退院してから便が硬くなって痛い思いをしたり、排便ができなくなったりして、再び入院してくる方が多いんですっ!」
「ここにいれば、看護師が言ってあげれますけど。退院したらご自身で頑張ってもらうしかないんですから。」
「飲めない。なんてあきらめてないで頑張って飲んで下さいっ!」
「ペットボトルに線を書いておきますから。ここまでは頑張って飲んで下さいねっ!」
高齢男性「・・・そうかい。」
まさにご本人も呆気に取られた感じではあったが、看護師の言っていたことは、ど正論過ぎて返す言葉もないとは、このことである。
そんな高齢男性が次の日、交代した早番看護師に言った言葉は・・・
高齢男性「あの人、おっかないねぇ〜」
であった。
看護師は患者に真剣に向き合い指導をし、患者は真面目に意見する。そんな本気な大人同士だからこそ起こる病室の一幕であった。
それはさて置き、術後2日目になると入浴の時間が設けられる。前日の検温の際に入浴時間が発表され。3箇所ある入浴室の室番号と時間が伝えられるのだが…男は入院中、同じ浴室、同じ時間の3番の8:50〜9:10であった。そう…お風呂時間は20分、浴槽に浸かる時間は5分と決められており。術後の傷を考え、どんなに気持ち良くとも温め過ぎれば傷に触るため時間を見ながらの入浴になるのである。
時間が限られている為、浴槽には適温なお湯がはられており、入浴初日はスタッフから説明を受けてから入浴。ここで皆さんが気になるであろうお尻の洗い方を説明しよう。
看護師からの説明曰く、まずトイレのウォシュレット同様、お尻への直接のシャワーは危険なため、やさしく泡立てた石鹸でお尻を洗い流すというものになる。その後、浴槽に浸かり…上がる際には浴槽のお湯を落として終了。
さすがに、頭→ケツ→身体→湯船のように指定されることはないが、20分しかない貴重な時間を有効利用する為、自分なりに考えたルーティンがこちら→身体→ケツ→湯船→頭。そして、風呂の栓を抜き、上がるというものであった。
入浴が終わったあとは、そのまま病室のベットに戻る。髪を乾かす際のドライヤーはナースステーションで借りることができるのだが…歩く際にケツが痛むため、へっぴり腰のような状態で歩いているのである。すると同じような体勢で歩く人々とすれ違い、仲間意識が高まり声を掛けそうになるが、相手のお顔を見ると余裕がなさそうな為スルー・・・
ちなみに入浴時間の20分を過ぎると心配され、入浴室の外から声を掛けられ「◯◯さん、大丈夫ですか?」と声をかけられ、入浴後も何があったかを訪ねられ、理由によっては入浴時間を長めに調整してもらうこともあるようで・・・そんなことも、向いのベットの高齢男性と看護師のやり取りが教えてくれたのである。
さてさて、術後2日目の昼過ぎ・・・
ケツが痛く、座って居られずベットでゴロゴロしていると突然!?執刀医の先生が現れ。手術の内容を説明し始めたのである…
Dr「はい、田中さ〜ん。こんにちは。」「手術を担当しました◯◯です。」「今回、痔漏を手術して、化膿してた肛門腺を切除する方法をとらせてもらいました。」「それからわかる範囲で痔核もとらせてもらったから、傷口としては3箇所縫ってありますから。」「縫った糸は自然に溶けますんで、それまでは動けば傷口を引っ張ってしまうんで痛いと思うから気をつけてね。」
手術時の切り取った部位や患部を写した写真がまとめてある一枚のプリントを見せてくれたが…アップの画像過ぎて…どれがどこの部位かわからず、とにかく赤い部分が多い写真という感じであった。
ドクターにお礼を言うと…ドクターは颯爽と去って行ってしまったのである。
入院も4日目、ここまで来ると。ドクターの言う通り、あとは傷の自然治癒を待つだけになっていくのだが…ようやく入院前の準備していたものに着手できる気がするのである。
入院前から最短でも7泊8日は聞いていた為、入院中にできることを考え、実行しようと準備していたことは以下のことである。
・青色申告の準備 (毎年のことなもんで…)
・LINEビジネスの開設 (今更ながら…)
・インスタグラムの開設 (こちらも今更ながら…)
・アブローラーでの腹筋 (実験的な感じ…)
アブローラーに関しては入院初日に病室ベットの脇でやって以来になるのだが…廊下を歩いているだけでケツに痛みがある為、へっぴり腰で歩いていると今度は腰が痛くなる・・・腰を前にある腹筋で支えようと腹筋の下部に力を入れ、骨盤を立てようとすると再び、ケツに激痛が走る。
その為、手術以降。男は腹筋に力を入れることを封印し、真面目な入院生活を謳歌していたのである・・・
闘痔日記『 恥じるな、痔 』第10話となり盛り上がるかと思い気や。入院生活の紹介といった回になってしまった理由ですが、次回は入院生活中の目標が達成できたのか?それ以外にも病室で起こるケツ事情にも注目して下さい!!
※こちらの日記をあげるまで約9日間かかってます(笑)

闘痔日記『 恥じるな、痔 』
第9話
皆さんは、坐浴というものをご存知でしょうか?これは松島病院だけで取り組んでいることなのか、肛門科という病院すべてで行われているかは知る由もないのだが…痔の手術を受けた上で、傷を回復させていく過程で非常に大事になっていく取り組みのひとつであることに間違いはないでしょう。
今回は人生初の坐浴に取り組む男の姿をご覧頂きましょう。それでは第9話スタート!
術後1日目を迎え、困難はあったものの何とか朝食まで食べ終え。ベットに横たわる。正直、このときには全くやる気がなく、ほぼ燃え尽きていたのである。当初の予定では、手術後の痛みを予想し、ある程度、痛みに耐えながら1日を過ごし…翌日にはベットの上ながら闘痔日記でも書いて、ゆっくり過ごす予定であったのである。しかし、現実はこんなものである。ある意味、期待を裏切らずネタには事欠かない。
何のやる気もなく、ベットの上でころころ過ごしていると・・・院内の放送が入る!?
アナウンス「これより回診を行います。患者様は各自のベットでマスクをし、待機して下さい。又、回診中は必要以上に病室を出て、病棟内を動き回ることはおやめ下さい。本日の回診は◯◯先生です。」
感染予防の為にも基本、病院内はマスクをして過ごす決まりなのである。病室は基本4人1部屋。なるべく人との接触を避けるため、カーテンは閉め切った状態で過ごすようになっているのである。その為。ベットで過ごしている際はマスクの有無は本人に任せてある。
この入院において、予定通り退院したい男は優良な患者(いい子ちゃん)で過ごしたい為、病院の決められたルールに従順に従うよう努める。男のヘッドは窓際だった為、回診でも検温の際でもドクターや看護師が1番でカーテンを開けて入ってくることはない為、耳をすませ…次か次かと準備をして待ち構えるのである。
何を勘違いしてるのか、そんな無駄な気苦労を退院までやり通す男なのであった。
名前が呼ばれ、ドクターと看護師が2人1組で入ってくる。容姿だけだと、どちらがドクターだか分からず。ヘッドを左右に囲まれるとどっちに向いたら良いか分からないのである。
しかし、安心して頂きたい。ヘッドに側臥位になり、常にお尻を向ける方がドクターなのである。
術後はじめての回診となり、ここでドクターのチェックが入り。坐浴の許可が出されるのである。もちろん、男もすんなり許可を貰うのである。
ここで皆さんには、坐浴がどんなものであるかを説明しょう。
簡単に言えば、トイレの便座にはめて使用する開閉弁の付いた桶のようなものである。
さすが、お尻の病院だけに各病室を出たすぐの場所に個室トイレが付いており、病院スタッフにより常に衛生的に保たれているのである。その洋式便器には、上げ下げできる可動式の蛇口がついており、そこから適温なお湯が出るようにできているのである。そのお湯を桶にため、お尻をつけるのである。
術後は傷口を縫ってある為、1分以内という制限があり。お尻を付けては上げて、お湯を換え、又、付けるということを3回1セットという方法で、術後1日目は最大2セット。2日目以降は4〜6セットを退院日まで取り組むのである。もちろん、退院後も家で完治するまで取り組む人もいるらしい。
これは術後の傷口から出血や分泌物が出る為、お尻まわりを衛生に保ち、血液循環を良くし、回復を促す役割はもちろん。排便時の痛みを緩和する役目も果たしているのである。まさにこの肛門科ならではの体験である。
正直、自分としては、面倒くさい気持ちと坐浴しないと落ち着かないという気持ち半分であった。
術後1日目から始まり、毎日、坐浴を繰り返すたび、男はこう思うのだ・・・
心の声「痛ってぇ・・・もう2度と入院しないぞ。」
誰が、悪い理由でもなく。ただ痔漏になってしまった自分が悪いにも関わらず、病院で治しておいてもらいながらも毎回、トイレで悪態ついていたのである。
便意を感じる→坐浴の桶を手にトイレへ駆け込む→まずは通常便座で排便→流してから坐浴の桶を設置→(お湯をためる→ケツを浸す→ケツを上げる→桶の弁の開閉→お湯で洗い流す→再びお湯をためる→ケツを浸す)×3
終わるとお尻を拭き、トイレに備えつけのペーパータオルで洗い流した桶を拭き、ベットに戻り、売店で買った際に入れてもらった袋に桶を戻し、テレビ台の横に置いておく。
はじめの頃はトイレに行く際、ビニール袋に入れたまま桶を持っていき、トイレの中で取り出し使用をしていたのだ。そのきっかけは廊下を歩いていた時、たまたま他の病室のイケおじが袋に入れたままトイレに行かれたのを目撃し…
心の声「おっ!?ああいう風に桶を持ってトイレに行くのは、大人なエチケットやなぁ…」
なんて思ってしまいマネして、2日間続けていたのである。いざ、毎回繰り返し坐浴をしていると手提げのビニール袋から出すというだけの行為が思いのほかウザったくなり…
心の声「ああっ!坐浴の度、ケツは痛ぇし、拭かなくちゃいけなねぇし、ビニール袋が邪魔くせぇなっ!」
もはや、心が穏やかではなく。イケおじを演じることを辞めたのである。そんな闘痔生活は、まだまだ続くのであった・・・
皆さん、坐浴はご理解頂けましたか?
体験してみたい方、痔でお困りの方は、是非、肛門科マスターのドクターが揃う、松島病院へ!
入院3日目、術後1日目を過ごし、残りの入院生活をどのように過ごして行くのか。次回は術後2日目からの闘痔生活の過ごし方を紹介します!次回は記念すべき第10話をお届けします!!

闘痔日記 『 恥じるな、痔! 』
第8話
痔漏、痔核とお別れできたものの、人生45年を過ぎ、初めての体験を味わう。便意が痛みを上回ることを知った男。そんな彼の行動制限が解除されるであろう明朝まであと数時間。
彼が願うことは、ただひとつ。どんなにケツが痛かろうが、ただ排便がしたい。トイレへの思い。
さあ、そんな彼の想いがもうすぐ叶うところからスタートです。それでは第8話スタート!
苦しみながらも深い眠りに落ちたのが分かった数時間後の深夜3︰00
心の声「まだ、3時かぁ・・・」
トイレを待ち望む男の気持ちは折れてはいなかった。まだ麻酔が効いていたのか、体勢を変えつつ、目を閉じ何とか眠りにつこうとするも・・・眠れない。気を紛らわす為にスマホでツムツムを楽しんでみる・・・ツムツムに申し訳ないが気が乗らず、すぐにスマホを置いてしまう。
そこからは「体勢を変えては、目を閉じ寝ようとする→眠れない→スマホを手にとる→落ち着かない→スマホを置く」を看護師がくる6︰00過ぎまで繰り返したのである。
6︰00過ぎ
看護師が来た。
NS「田中さん、寝れたかな?痛みはどう?」
男「寝れたおかげで、少し楽になった気がするけど、便意は変わらずです。」
男は、どうしても痛みではなく。便意であることをアピールしたかったのである。
NS「じゃあ、田中さん。これから身体を起こして行くんだけど。急に立ったりすると失神しちゃう方も多くいるので、まずはベットの頭を上げて20分ほど様子をみていきますんで。」
このとき、すでに燃え尽きており。正直、どうでもよくなっており。言われるがままに従っていたのである。ただ、頭の奥ではトイレに行くイメージだけができていた。
20分後、再び看護師が来てくれる。
NS「どう、田中さん。頭が痛いとか、気持ち悪いとかないかな。これからトイレ行ってもらうんだけど。行くときに倒れたりしたら危ないので一緒に付いて行きます。トイレも。トイレの中で気を失う人もいるので。入っても鍵は掛けないで下さい。」
フラつくことなく、スムーズにトイレへ
待ちに待ったトイレ。
トイレに座り込もうとすると、傷に触れるのか…痛みが襲う。不思議なことに便意よりも痛みが勝ちはじめたのだ。
心の声「痛みなんて関係ねぇ、排便だ。排便。出ない理由がねぇ。」
意を決して、座り込み、心を落ち着かせること数秒・・・解放!!
感動すら覚える、解放感であった。しかし、痛みも強く。すべて出し切れない感が残るが、外で看護師が待っているため、一旦、部屋に戻ることに。
待機していた看護師
NS「大丈夫だった?お小水出た?」
男「お小水は、そんな出なかったけど。水っぽい便は出ました。」
NS「えっ、もう排便したの?お小水は少しだけ?」
男「はい、まだ残ってる感じもしますが…」
NS「じゃあ、一旦。ベットに戻って、膀胱におしっこが残ってないか調べますから。」
ベットに戻り、仰向けになる。
小さなエコーのような器具で表面から膀胱のあたりに当てて、膀胱内の量を測るのである。
NS「200かぁ…田中さんね。そんなにいっぱいではないけど、まだ、膀胱内に溜まってるから、もう少しがんばって出してみて。便が出ないのも大変だけど、おしっこが出ないのも大変なことになるからトイレいったとき膀胱を押して絞り出すようにしてあげて。次、おしっこが出たら。ナースコール押して呼んで下さいね。」
この話の最中にも、すでに次の便意を感じつつも男はただ黙って話を聞くのであった。
看護師の話をまとめると…
・次に排尿した際はナースコールを押すこと。
・もう立ったり、座ったり、動いても良いが、回診でドクターの許可が出るまでは、病室か病棟内までで。売店のある3階までは行っては行けないこと。
・坐浴もドクターの許可がないとやってはいけないこと。
・朝食は通常通り食べてもらって構わないとのこと。
ドクターの回診以外は、朝食前に済ませれば。気持ちはベストの状態で朝食を迎えれるのである。
看護師が去ったあと、しばらく間を開け。ヨロヨロしながらトイレへ駆け込み、前後すべてを解放!!
このとき、男は気づいた!?
痛いながらも排便をしていると、多少時間差はあれど排尿もしたくなる。意識することでどちらかを集中して出せる気がすると。
しかし、このときの状況としてはケツの傷が痛む分、痛いながらも排便に集中してしまい排尿が疎かになる。そこでケツの痛みを和らげるように便座からやや腰を上げるようにしてあげると排尿がしやすくなるのである。
このあとの人生に役に立つか、わからないテクニックを身に着けた気がしたが。この入院している間は間違いなく必要なテクニックを身に着けたのだ。
トイレを出たあと、ベットに戻り。ナースコールを押す。膀胱の様子を調べてもらい、見事、問題クリア達成!!ようやく、人に気を遣わない自分の時間、自由を手に入れた気がした45の朝。
ちなみにトイレでの排便、排尿について看護師に尋ねてみたところ。
NS「そうね。繋がってるからね。」
心の声「繋がってる・・・?」「何だっけ?神経じゃないよね。たぶん筋肉が一緒って話だよな。」
ここで説明しておこう。
排便と排尿は、いずれも交感神経と副交感神経の刺激によって支配されている。また、肛門括約筋と排尿尿道括約筋はつながっていて、片方だけを動かすことはできないのである。しかし、排便・排尿の際、動かしている筋肉はこれだけではない為。交感神経が優先となって働かしている筋肉と副交感神経が優先となって働かせている筋肉が別々にあるので排便と排尿を分けて排泄することができるのである。
こうして、膀胱の残量も見事クリアし。手術後の壮絶な一夜から明けた。朝食前にやるべきミッションをすべてクリアしたのである。あとは、達成感とともに美味しく朝食を喰らうだけである。
前日から入院したとき同様。配膳係(スタッフ)がテーブルまで朝食を運んで来てくれる。
スタッフ「はい、手術お疲れ様でした。朝食をお持ちしました。お名前、間違いないか確認して下さいね。」「今日は食べ終わったら、このまま置いておいて下さいね。こちらで下げますので。」
手術後で身体が、疲弊しているということの配慮で配膳したものを下げてくれるというサービス。
この有難みを味わうのは、これからである。
心の声「さあ、回復するためにもしっかり食べないとな。ゆっくり美味しく頂きますか。」
ベットに座り、体勢を整える…
ケツが痛い・・・
痛くない座り方を探り、何となく痛くないポジションを発見!さぁ、食べるぞ!
心の声「う〜ん、量が少ないなぁ〜。まあまあ、しょうがないか。体も動かしている理由でもないし。摂取カロリーも考えられてのものだろうしね。」
そんなことを思いながら美味しく頂く。
しかし、すぐケツが痛くなってくる。消化のためにもゆっくり食べようと思っていた朝食もそれどころではない。座ってられないのである。
そこからは、食べたい気持ちと横になりたい気持ちのお互い譲ることのない気持ちの闘いである。
どちらが勝者かは、わからないまま。ゆっくり食べるはずの食事も自然と早くなって行き、残すことなく完食。食後の薬を急いで飲み。ベットへ横たわる。
おかしい・・・癒されるはずの食事の時間が、このベットの上では、いつの間にか…全く望んでいない闘いになっているのである。いったい、いつまで続くのだろか・・・横になりながらも男は思いふけるのであった。
ようやく、術後1日目を迎え。便意からも解放された男が迎えた試練。術後の困難はある程度、想像していたものの、予想を裏切らない展開に男は負けることなく挑み続けるのでした。
まだ、術後最初の回診を受けずしてこの有り様。果たして入退院期間予定である7泊8日で退院することはできるのか、次回も45年の人生ではじめての体験をします。
読者の方たちもそろそろ飽きて来てるかな?
そんなことは関係なく。まだまだ、お話は続きますよ〜
それでは次回、第9話でお会いしましょう!

闘痔日記『 恥じるな、痔! 』
第7話
約1年お付き合いした痔漏さん。いつから付き合っていたのかも分からず、ひっそり寄り添っていた痔核さんとも今日でお別れ。
「痔よ!ありがとう!君たちのおかげで又、一歩、大人な階段を上がれた気がします。」
そんな理由でいよいよ手術当日。前夜18︰30に坐薬を差し、緊張することなく朝を迎えた。そんなところからお話をスタート。
それでは衝撃の初体験となった第7話をどうぞ〜!!
朝6︰00
松島病院の1日は、6時から始まり、22時消灯となる。男は清々しく朝を迎え、顔を洗い、水を飲み時間を待った。
6︰30を迎えると看護師が現れ、坐薬を差し、こう告げるのであった。
NS「今、坐薬差したけど。すぐトイレ行っちゃうと薬が溶けずにそのまま出ちゃうから、15分くらいしたら行ってね。そしたら、戻ってきて患者着に着がえちゃって。」
実にフレンドリーでチャキチャキな看護師である。それまでの15分で再び朝の仕度をし、時間を見ながら廊下を徘徊していると。ばったり、先ほどの担当看護師に会う。すると彼女は…
NS「田中さん、トイレ行った?」
自分「いや、まだ時間が経って・・・」
言い終わるか否やかぶせるように…
NS「行って!」「そして、終わったら、戻って着替えて、お部屋で待ってて、点滴入れちゃうから。」
自分「はい。」
心の声「まだ早いんたけどなぁ、言われたし、まあ、いいか。」
トイレで出たは出たが、やはり先ほどの坐薬ぽいものも出た。自分の中で、それも良しとし部屋に戻り着替えて準備完了!
それからすぐに看護師が来て。点滴をしてくれる。その点滴をぶら下げたまま歩いて専用口に案内され、手術室まで向かい。手術室手前の控室のようなところにあるリクライニングに座って待つのである。
緊張をさせない為か妙な気遣いがされており、聞き覚えのある音楽が流れているのである。
しばらくすると手術室担当の看護師が現れ、あいさつと患者の本人確認をする。
それが終わると手術室が整ったのか。再び、歩いて手術室に案内される。
迎えてくれたのは…
Dr「麻酔医の◯◯です。よろしくお願いします。」
そう、手術室において麻酔医とは、非常に重要な役割で。この方の了承なしに手術は始められないのである。
今回の痔の手術においては腰椎から注射で麻酔液を入れる下半身麻酔になる。
手術台に横になり聞いていると、脊椎に針を入れる前にも皮膚に麻酔液を塗ってからの注射であった。手術台も可動式になっており、手際よく進むとあっという間に手術を受けるうつ伏せの体勢へとなっていた。
そこへ颯爽と登場する執刀医。
Dr「はい、おはようございます。手術をしていきます◯◯です。それでは始めていきますね。」
Dr「はい、じゃあね。手術できる体勢にしていきますんで、足もう少し開いて…部分的に注射打ちますよ。この針、痛み感じますか?痛かったら言って下さいね。」
あまりにテンポが良すぎて返答する間がないのである。
心の声「いやいや、早い早い。麻酔効いてます?打ってからあんま時間経ってないように感じるけど…」
ただ実際には、何かされている感はあるのだが、確かに痛くない。そんなことを考えている間にも手術は進んでおり、レーザーメスを使っているのか。時より焦げ臭かったりも感じつつ、まな板の鯉状態で手術は進み・・・15分〜20分くらいだろうか手術は、終わってしまった。
まさにプロである。
それでも指示があるまで動かずいると執刀医が
Dr「取ったもの見るかな?」
自分「はい、お願いします。」
Dr「ほら、結構、大きかったよ。」「これがね、もう少し伸びて、お尻の中にくっついてたんだね。」
体内にいた肛門腺が切られたことにより、細胞組織が縮んで太く短くなっていたのである。
Dr「痔核のほうも見える範囲で気になるところは切っておいたから。」
自分「ありがとうございます。」
そこから今度は血圧などを測りながら、手術台の横に病室に行くためのベットを寄せ。うつ伏せだった体勢から仰向けの体勢へ戻しながら、隣のベットに移したのである。ベットで運ばれながらもお礼を言い、手術室を去る。
しばらく手術室外の廊下に確保されたスペースで待ち、準備ができたら。ベットのまま再びエレベーターに乗せられ6階へ。そして、元の病室へと帰ってきた。
まだ麻酔が効いてるのもあり、痛みはないが、動くのも危ないので、そのまま4時間程仰向けのまま過ごす。
終わった安心感か数時間程度、眠ってしまった…
そこから起きたのが13時過ぎ。手術が終わったのが10︰15のことだったので、もうすぐ麻酔が切れてくる頃である。
その頃はまだ余裕があり、家族に無事、手術が終わったことをメールやLINEで報告をしていた。徐々に右脚の感覚が戻り始めた。その頃からお尻に違和感はあるも。腰の方が、痛くなってきた。まだ、動く許可はもらって、いなかったが、右脚と上半身の力で体勢を変えつつ腰痛を回避!
そのとき、男は思った・・・
「鍛えておいてよかった・・・」と。上半身のパワーだけで何とか下半身に無理をかけず寝返りをうつことができたのだ。
ただ傷心ものの男は、怒られないよう足音に耳をすませ…看護師が来たら何事もなかったかのように仰向けの状態に戻ることを何度か繰り返していたのである。そんなことをしている間に完全に麻酔が切れたのか両脚ともに感覚が戻った。
看護師の説明もあり、身体、頭を起こさないことと、歩行禁止、尿意を感じたらベットで横向きのまま容器にするよう再度伝えられ、水を飲むことを許可された。
大変だったのは、ここからである。
お尻の痛みくらいは耐えれるのだが、麻酔が切れ始める頃から尿意なのか、便意なのか。痛みよりもそちらが気になり過ぎて錯乱状態であった。
看護師から容器を受け取ったあと。
しばらくして…意を決して容器を手に・・・
それでは、ここから尿意を抑えながらも容器と格闘する男の戦いをご覧頂こう…
心の声「いや〜もう限界だ。小便なのか大便なのかもわからんくなってきた…とりあえず小便だしとくか…」「容器を近くに置いてってくてたのは、いいだけど…近過ぎて取りづらいわっ!」
右手で取っていいのか、左手で取っていいのか右往左往・・・
ここで説明しておきたいのだが、そこまで広くもなく術後で行動制限がかけられている患者のベットの何処に容器が置いてあるのかというと…ベットサイドにある柵に掛けられているのである。
問題は、その位置。
気を遣い、近くに置いてくれたのだろうが、頭のほうに近過ぎて、柵に掛けられている分、この身体では余計に取りづらいのだ。
ようやく容器を手にし、術後の紙オムツを開き下半身をさらし。いざ、容器へ・・・非日常なことだけに素直にでる理由はなく。男は考えた。
身体を起こしちゃダメなら四つん這いでするのはどうだろう!?
下半身をさらしたままベットの上で四つん這いになる男。動きながらも彼は思った。ここまで動けるなら立ってしまってもいいのでは・・・しかしながら真面目な男は、身体を起こしちゃいけないと…このまま四つん這いでやってみようと果敢に挑むのであった。
もう、ご覧の皆様はお気づきであろう。
術後の行動制限で、頭を起こす→上半身を起こすこと事態、禁止・制限がかけられている中で、男の行動が制限を越えているということを…ただ、このときの彼には冷静を保とうとも、冷静な判断ではないのだから・・・
不思議なもので四つん這いになると尿意がなくなり、出そうと思ったものの余計に出なくなってしまい作戦失敗。覚悟を決め。再度、横向きで挑戦。あっさり成功!
思いのほか、いっぱい出る為、途中、容器が足りなくなるんじゃないか心配になり、出し方を調整なんかしてみたりして、すべてを解放。事なきを得る。ふっ・・・と、我に返った男は思った。
この容器、どこに置こう?
考える・・・ベットじゃないだろう、テーブルじゃあ、ちょっとねぇ。
柵に掛けてあった場所に戻せばよかったもののあまりの容量に戻す際、こぼしてしまうことを恐れ戻せなかったのである。
取りに来た人が手に届きやすいところは…そう考え。結果、テーブルの上に置かせてもらったのである。
これがこのとき、男が考えた最善の策であった。慎重になりながらも何とかテーブルに置き、横になりナースコールを押す。呼ばれた看護師は
NS「・・・お小水ですね。ここは食事などをするところですので、ここに置くのはちょっと・・・こちらに置かず、終わったら、元の場所に戻すようにしてもらってもいいですか。」
取りに来た看護師が若干、引いたように見えたのは気のせいであろうか、しかし、解放された男には「すいまんせん」の一言しか出なかったのである。
一難去って、また一難。尿意が治まり、あとは尻の痛みと付き合っていくだけかと思い気や、やはり便意を感じる…それもお腹を下しているときにくるタイプだっ!?
心の声「やはり腹が痛い、便意が治まってない…けど、まだ大丈夫だ。小便した分、楽なような気がする。小便はベットでしたが、便意を感じたときはトイレに行かせてもらえるのか?」
そんなことを考えながらも『術後のしおり』を読み返す。
心の声「術後は傷口のことを考え、歩行はおろか、起きることすら禁止だからなぁ。やはりトイレには、行けないのか?いや、小便のことは書いてあるんだよな。さっきベットで寝ながらしたし…便意、便意はどうなんだ!?」
再び『術後のしおり』を読み返す・・・
心の声「あっ、あった…『便意についてはナースコールを押して下さい。』かぁ〜。もう少しがんばってみるか。耐えられそうだし。看護師呼んだらトイレに連れてってもらえるのかな?」
そんな中、看護師が様子を見に来たのが17時頃のこと
男「あの、すごく便意を感じるんですが、どうすればよいですか?」
NS「痛みます?」
男「いや、痛みよりも便意が強くて・・・」
NS「トイレには行けないよ。術後すぐなんで。傷口の為にもね。明日の朝までは動かないで欲しいので、辛いようでしたら。痛み止めの薬を飲むか、点滴に入れるかしましょうか?点滴のほうが効きが早いですし。」
心の声「いやいや、痛いんじゃないの。うんちしたいの!それとも何かい、便意も痛み止めで止められるのかい?」
男「もう少し、がんばってみます…」
それから数時間、体勢を何度も変えつつ耐え続け。時折、寝たような感じもしたが、熟睡することはできず、夜明けを待つのであった。そうそれは…まるで鬼滅の刃に描かれていた鬼舞辻無惨との最後の戦いで、鬼殺隊が日の出を待つかのような願いであった。このとき、男は悟った。
心の声「便意は、痛みよりも強いのかっ!?」
そんな間も頻繁に看護師が、様子を見にきてくれ。日が暮れた頃、ついに痛み止めをお願いしたのである。それが何時のことだったかは、わからなかったが、看護師曰く…
NS「これね、点滴の痛み止めの中でも1番強いの持ってきたから、これ以上はないからね。効くまでに少し時間かかると思うけど、それでも痛かったら、すぐにナースコール押して下さい。」
男「・・・はい、ありがとうございます…」
すでに意識が朦朧である。しばらく体勢を変えつつも深い眠りに落ちていくのがわかった。次に目が覚めたのが、夜中の3時過ぎ、夜明けまであと少し・・・こうして夜明けまでの戦いは続くのであった。
どうでしたか、皆さん。生々しかったでしょう?
痔漏、痔核は手術により無事、お別れすることができたものの。45年の人生の中で始めて、味わう。痛みより便意が強いという体験。果たして男は無事、朝を迎えることができるのか。そして、8日間という期間の中で退院することができるのか…次回、第8話へと続きます。

闘痔日記『 恥じるな、痔! 』
第6話
2024年2月に尻ペタの奥に違和感を感じてから約1年。痔漏と診断されてから約数ヶ月。ようやく入院日を迎えました。この日を迎えるまでにやるべきことを準備し、痔核を切るのかもわからない、少しの不安を抱えつつも軽い足取りで家から歩いて松島病院へと向かうのでした。
さあ、いよいよ入院します。果たして痔漏と一緒に痔核も切ってもらえるのでしょうか?注目の第6話スタートです!!
自分が入院するなんてのは、小学生のとき以来である。たしか、小学2年くらいの頃、風邪をひくとすぐ高熱になりやすいからという理由で扁桃腺摘出手術を受けた以来である。その他にも、幼少の頃には毎年のようにマイコプラズマ肺炎になり入退院を繰り返していたのである。現在の自分を知る人には信じられない話だろうが、そういうか弱いお子様だったのである。
中学生以降は大病することなく、ここまで健全健康に生きてきた自分がまさかの痔。まあ、何でも経験をすることで人は成長するとは聞くが必要かどうかは、やや疑問が残るが、面白いからいいのである。それでは、いざ、松島病院へ
「今日こそはスムーズに受付するぞ〜」正面入口を入り、受付機に診察券を差し込む・・・何もなく出てくる?・・・もう一度・・・又、何もなく出てくる!?そんなことをしている間に自分の後ろを入院するであろうキャリーバックを引いた人たちが通り過ぎて行く…
心の声「えっ、何!?今日こそ診察券通さなくていいんかいっ!」
隣では外来受付に来てたであろう高齢の婦人がスムーズに受付を済ませている。振り返えれば、すでに人が並んでいた為、何もなかったかのようにエレベーターへ向かったのである。どうやら、自分はとことん近代文明とは縁がないらしい…
それにしても、あれだけのバックとコンビニで買った2㍑水×4本を持っているにも関わらず1階の受付の方は声をかけてくれなかったのは不思議である。5階に着くと受付前のソファにはすでに入院患者であろう多くの仲間たちがキャリーバックを抱えて座っている。こんな露骨にビニール袋に2㍑水を持っている人は誰もおらず、他の仲間たちは皆キャリーバックである。入院受付用紙に名前を書き順番を待つことに…あれだけ機械化されてるのに入院受付時はアナログ・・・とっても安心。順番が呼ばれ、入退院に関しての説明、入院同意書の提出。看護師による日常摂取されている薬、サプリメントの有無を確認され、いよいよ6階にある病室へ
こちらの病院では決められた病棟・病室以外をウロウロできないよう入院カードというセキュリティカードを渡され、エレベーターに乗った際もボタンのしたにあるパネルにタッチしないと病室のある6階、7階には行けず。自分の場合だと6階病棟の為、6階しか点滅せず7階には行けないようなっているのである。又、入院期間に必要となる入院セットや弾性ストッキングが3階の売店にある為、3階に行く際は6階エレベーターホール壁にあるパネルにタッチしないと3階には行けないのである。ようは必要以上にウロウロするなってことで病室に入った際も看護師に念を押され、ルールを守れなかった人への対応も聞かされるのである。
そういえば、入院が決まり、病院の事務から病室に関しての説明を受けたとき気になっていたことがあったのである…それは特別個室 1日60,500円の個室である。いったい、どんな部屋なんのか…特別な料理とかでちゃうのかな…など、まさに夢見るお部屋である。チャンスがあれば覗いてやろうと企んでいたのだが…初日にして夢は途絶えたのである…しかし、方法がない理由ではない。「入院中の患者さまへ」と書かれた用紙には入院中の過ごし方いわばルールのようなものが書かれており、最後7番目に書かれている
7 入院中は外出できません
入院中、無断外出や無断で外部との接触があ った場合は病院としての対応(自己負担でのPCR検査、有料個室での入院継続など)を取らせて頂きます。
これの意味するとこは、恐らく1番高い個室、つまり特別個室にぶち込まれることであろう。もちろん個室は他にもあるのだが、説明をしてくれた看護師のニュアンスだとほぼ確定である。特別個室に興味はあれど、さすがに自分もそんなリスキーなことはできない。どなたかチャンスがあれば特別個室を指定し入院した際には感想をお聞かせ願いたい。
まあ、そんなかんなで入院初日にやることは手術への準備のみで、あとはほぼやることが無い理由である。
大事なことを忘れていたが、散々悩まされた痔核の話。入院して手術後の過ごし方の映像をみたあと、診察があるのだが。心配することもなく、驚くほどに話が伝わっていた。自分が何も言わずとも…
Dr「明日、手術を担当される先生は、このあと決まるから、まだ決まってないんだけど、痔漏と痔核をやりますから。」
Dr「痔核も取れるとこは全部取っちゃうと思いますんで、よろしくお願いしますね。何か気になること、聞いておきたいことはありますか?」
あまりにスッキリした説明に
自分「よろしくお願いします。」
さすが、松島病院である!今までの緩さが嘘かのように、締めるとこはしっかり締めて(ケツだけにっ)、安心させてくれる。さすがは肛門科トップな病院!
夕方までには手術担当の先生の名前と手術の順番が発表され、午前中の4番目となった。
夕食を済ませ18︰30には坐薬を差し、これ以降は禁食とし、翌朝6︰30までは水を飲むことを許される。又、翌朝6︰30にもとどめの坐薬を差し、出すものを出して、順番を待つ。もちろんのことだが、手術終わった日は夕食のゼリー以外は口にできず、手術後4時間は水も飲めず、頭を起こす、体を起こすなどの行為は一切禁されるのである。
いよいよ緊張の手術当日を迎えます。手術後、翌朝まで一切、体を起こすことが許されないということが、45年の人生で味わったことのない経験を味わうことになるのです。次回は生々しいお声をお聞かせますので、お楽しみに!

闘痔日記『 恥じるな、痔! 』
第5話
柔術大会で散々な結果だった為、2025年2月末の大会を諦め、痔漏を治すべく入院を決めたのが2024年11月。そして、入院予約の電話をしたのが12月。何だかんだで年末年始をゆっくり過ごし11月大会時に73.5kgだった体重もすっかり80kgになった2025年の1月。入院前検査が行われました。
それでは、入院前最後の検査となったときの様子をお届け致します。第5話どうぞっ!
2024の12月に松島病院へ入院予約を電話で伝えた際、入院前検査の日程も予約をした自分は以前にもらっていた「手術を受けられる方」や「入院のご案内」など患者を不安にさせないためのパフレットに目を通してみると…実に気になる検査名が記載されていたのであった…その名も「直腸肛門内圧検査」…!?
もう感の良い皆様ならお気づきであろう。そう、まさにケツ圧である。おそらくは何ら手術をするのに必要な情報なのだろうが、何のためにケツ圧を測るのかは全く検討がつかないが、実に気になる検査である。3回目の通院となるとケツへの触診も不安が薄らいできているため、検査への妙な期待感ばかりが高鳴るのである。そんな気持ちをを抑えながらも松島病院のいつも玄関をくぐる。入ってすぐのところに診察券を差し込むと予約されてる方を自動で受付してくれる機械があるのだが、今日は5階に直接行くように言われた気がしたので颯爽とエレベーターで5階の受付へ。
自分「入院前検査を電話で予約した田中です。」
受付「1階で機械に診察券を通されましたか?」
自分「いえ、電話の際、直接5階へと言われたもので…」
受付「・・・では、今日はこちらで機械にお通し致しますので、次回、来院の際は1階の機械にお通しになって受付して下さい。」
自分「は、はい、すんません。」
こんな感じで、毎回、受付をスムーズに済ませたことがないのだ。まあ、ここまで来れば、機械と仕組に分かち合えない自分に落ち込むことなく検査を待つことに…
するとすぐに番号が呼ばれ、検査室へ
Dr「はい、今日、直腸肛門内圧検査を担当します◯◯です。よろしくお願いします。」
いつものより軽やかに側臥位になる自分。そしていつものようにズボンを下げてもらい説明を受ける
Dr「これから専用の機械をお尻に入れて内圧を測っていくんですが、お尻の中で水を使うので終わったら、次の診察に行く前にトイレでお水を出して下さい。」
心の声「お尻の中で水…?まあまあ、とりあえず終わったらトイレ行けばいいのね」
自分「はい、わかりました。」
Dr「では、入れて行きますね。まず、お尻に冷たいの塗りますよ。はい、力抜いて下さい。」
心の声「どうだ、今日は抜けてるだろ?」
すると上にしていた左側面のお尻を軽く叩かれ
Dr「もう少し、ここの力抜いて下さいね。」
触られて気づく、お尻の緊張感。それでも気付いて力が抜けるようになったなんて成長である。力を抜いて機械を入れられたまま10分〜15分ほど経過…その間、お尻の中で何が行われているか全くわからない?何か動いているような気もするが、放置されている気もしたそのとき、突然、ドクターが…
Dr「はい、じゃあ、最後。息んでもらいますんで、お願いします。」
わからぬまま、息む自分
Dr「はい、いいですよ。じゃあ、もう一度お願いします。息んで、息んで〜、はい、お疲れ様でした。」
こうして地味に内圧検査は終わってしまった。次はエコー検査が待っていた為、トイレへ走る!
しかし、便意を感じなかった為、便座に座ろうが水など1ミリも出ない…このあと、きっと何度かケツに何らかを突っ込まれるときに出て来てしまうのではないかと不安ながらも水を出すことを早めに諦めて次の検査へ。ここまで来ると年のせいもあるのか恥じらいが無くなってくるのである。
ここで皆さんには伝えたい。人並の恥じらいは失わないで頂きたい。
このあとにあった検査をすべて終え、結果を聞くため診察室へ
心の声「おっ、今日はベテランっぽい先生だねぇ〜今日も触診からかな。」
いつもように診察台に横になり、いつもように触診。ここで思ったのは、この触診は調べることはもちろん手術のためにケツ穴を慣らす意味もあるのではないかと男は思ったのである。
そんなことはさて置き、ケツ圧の結果を聞くため服装を整え着席。
Dr「うん、痔漏だね。」
心の声「うん、わかってる。」
Dr「内圧検査の結果も…静止圧が高めだねぇ〜痔漏の方に多い傾向なんですよ。」
自分「へぇ~、そうなんですねぇ。」
Dr「随意圧もだいたい平均で128くらいのが・・・486かぁ。まあ、高めたけど正常の範囲なんでね。」
心の声「平均128のとこ、486て、だいぶ高けぇじぁねえの!?正常範囲だて言うけど…じゃあ、異常値いくつよ?」
この件に関しても突っ込みどこはあったのだが、正常範囲の言葉に心落ち着かされ流してしまったのである。そして、今回も痔漏の話しかしないドクターに…
自分「先生、初診の際に痔漏の手術のときに痔核も切っちゃうような話をされたんですが…」
すかさず痔核のプリントを出し…
Dr「痔核は大きさの症状によって段階があって切るものもあれば、切らずに治すこともあるから…」
自分「ということは、そのとき手術して下さる先生の判断で切ったり、切らなかったりしてくれるってことで、お任せしていいてことですか?」
Dr「・・・うん、まぁ、そういうことかなぁ…」
「他に聞いておきたい、ことはないかな?」
自分「ないです。」
NS「では、今日はこれでおしまいですので、このファイルを受付に出して。1階でお会計をして下さい。お疲れ様でした。」
自分「ありがとうございました。失礼します。」
今回も突っ込みどこ満載な違和感を残しつつも、あとはいよいよ入院日を待つばかりとなったのである。
さぁ、次回はいよいよ入院当日を迎えます。
痔漏の手術は確定したものの、自覚のない痔核に関しては初診のドクター以外は微妙な反応を示される始末。果たして痔核はどうなるのか、仕事の休みはどう調整するのか、乞うご期待!!
※直腸肛門内圧検査について
最大静止圧
70歳未満 男性87.0〜138.2amH2O
女性68.5〜125.5amH2O
最大随意圧
男性234.6〜528.4cmH2O
女性136.5〜327.5cmH2O
聞き間違いもあったかもしれないので、誤解がないように正常値を書かせて頂きました。

闘痔日記『 恥じるな、痔! 』
第4話
初診から痔漏は手術しない限り治らないと宣告されるも2回目の受診で無事、大腸内視鏡検査も終わり、あとは入院日を決めるのみとなった自分。前回、入院のしおりや説明まで受け、いよいよ手術が現実のものに!この時はまだ9月。いつ入院するか悩む自分。初診のとき、ケツのやり取りをした、あの女医さんから告げられた痔漏への治療方針についての会話から聞いて頂きます。
それでは闘痔日記『 恥じるな、痔! 』第4話どうぞ!
Dr「痔漏の手術に関しては、このようなやり方で何種か方法はあるんですが、症状によっても変判断していくんですが、主にこの方法になるかと思います。」
ご丁寧に症状名とそれに関しての手術方法が分かりやすく書かれたプリントを見せられたのである。同時にすかさず、痔核プリントも出されたのは言うまでもないであろう。
Dr「手術後の退院されたあとも21日間は安静に過ごしてもらいたいんですが、お仕事とか調整することできますか?」
自分「あっ、いや、先生。それは仕事を休んだほうがいいっちゅうことですか?」
Dr「そうですね~。できれば休んで頂いたほうがいいですよね。」
自分「先生、そんな21日間も休んだら、私、無職になってしまいますよ。」
Dr「そうですよね。自営業ですもんね。自営業の方は、そういう時、大変ですよね…じゃ、じゃあ、21日間の方は無理せず過ごしてもらうということで田中さんにお任せしますけど、最短でも8日間の入院は絶対ですので、お願いしますね。」
こんなやり取りがあり、こちらの無理をお願いして手術、入院が決まった理由だが…このあと、エコー検査を受ける為、検査室で診断画像を見ながら交わされたドクター(検査技師か?)との会話も聞いて頂こう…
Dr「この黒い線のところ分かりますか?こちらにはないのに、こちら側には見えますよね。これが内側の肛門から外側に向けて肛門腺にできてしまったトンネルになります。痔漏の手術に関しての説明はありましたか?」
自分「あ、はい。先ほど、手術しない限り治らないと聞きました。これを放っておくと膿を出しては又、溜まりを繰り返す理由ですよね?」
Dr「そうですね。」
自分「ちょっとお伺いしても良いですか?」
Dr「どうぞ。」
自分「今年の2月頃にお尻の奥に大きなシコリを感じて、それが日に日に表面に出てきて今のようになっているんですが…2月の気がついた時点で何らかの処置をしておけば、今回のようなことまではならなかったんですかね?」
Dr「すでに2月のシコリを感じた時点で肛門腺に菌が入って化膿している状態ですので、こうなりますね。」
自分「遅かれ早かれ、すでに痔漏になっていたってことですなぁ」
Dr「そうですね。あきらめて下さい。」
そう言い放った、何の悪気のない彼の言葉はストレート過ぎて返す言葉もなくただ一言
自分「がんばりますっ!」
何を頑張るのかはわからぬまま、あの日の診察は終わったのである。
あれから大腸内視鏡検査も終え、入院日を決めるだけとなったのだが、11月には柔術の大会、年末年始で入院するのは気分が乗らず、ゆっくり過ごしたいを優先に自分を甘やかす。そう決めていたのだ。何せ、あの時は大会に向けて減量をしていたのもあり久々に身体に無理をしていたのである。
何を隠そう、2024年は発病の年、自分は絶対ならないと思っていた痛風もやっていたのである。ただこれは家系的なものもあり一時的なもので回避。それが落ち着いてからの松島病院であった。柔術の試合結果も散々なもので終わり、その後は減量の反動なのか帯状疱疹に襲われかけるという始末。これも又、早めの処置としてビタミンB12を大量摂取することで回避。大病を経験された方には申し訳ないが、45を迎えた年に一気に痛風・痔漏・帯状疱疹とある意味、大人の三大疾病を喰らうとこだったのである。ぜひ、皆様にも健康には注意していただきたい。
話を戻し、入院日を決めるきっかけはやはり柔術大会の結果であったろうに思う。もし、優勝でもしていれば調子付き2025年2月末にある大会に出場する予定だったのだ。だが、現実は厳しく、己を知った自分は2月末の大会を諦め、代わりにケツをやってしまおうと決断したのであった。
さあ、ついに入院日を決断!
入院をする為には、2024年から年明けをした2025年1月に入院前検査をしなくてはいけません。次回はそんな入院前検査でおきたお話をお送りします!まだ入院の話には入りませんよう〜

闘痔日記『 恥じるな、痔! 』
第3話
数十年ぶりに訪れた松島病院で痔漏と診断されたのは覚悟していたものの、まさかの自覚のない痔核までも発覚した自分。今回は痔漏とともに合併症などの症状がないかを大腸内視鏡検査をするのであった。検査を行なうにあたり、前日から準備をしなくてはならいある事から始まります。
それでは『恥じるな、痔!』第3話スタート!
皆さんはモビプレップなるものをご存知だろうか。大腸内視鏡を行なう上で腸内に便などを残さない為に飲むもので排便状態をチェックしていき黄色透明になるまで続けなくてはならないのだ。そういった大腸内環境を整えるためにも3日前から整腸剤を飲み、前日には下剤も飲まなくてはならないのだ。あの頃の自分は数十年ぶりに出場する柔術大会の為に減量期に入っていた為、朝食以外、軽い食事と水分しか摂っていなかったのだ。そのためか、下剤を飲んだところで何も出ず、そのまま当日の朝を迎えてしまった。その為、家でやるはずのモビプレップを病院でやることになったのである。
いざ、松島病院の検査病棟である4階に行き受付を済ませ、呼ばれると検査着に着替える為の更衣室に通され、その後、検査控え室に。ここで看護師から説明を受けモビプレップを決まった時間内に決まった量を飲み、そこからさらに時間をみながら水を飲み、腸をマッサージしながら排便のときを待つのだ…この日は大腸内視鏡検査が初めての患者ばかりだったのか、看護師が忙しそうに説明して回り「下剤ではないので、腸が働くよう歩いたり、お腹をマッサージして腸を動かしてあげて下さいね」のセリフを何度も聞くことに…各々サイドテーブルの付いた一人掛けの椅子で葛藤し続ける人々、ある意味、自分だけではなかったと安心する自分がいた。しかし…飲めど暮らせど、自分の腸は反抗期。いたずらに時間だけが経つことに、仕舞には自分自身がイライラする始末。最終手段は浣腸という手があるらしく看護師に相談するも「まだ、1回も出てないの!?」と驚かれトイレへと強引に入れられた。ここまで来ると諦めの境地。「何を焦っているんだ、俺」「落ち着け、俺」と便座に座りながら、イライライを落ち着かせること20分ようやく排便!前日の昼過ぎから食べてないだけあって、ほぼ水。一応、排便できたことと便の状態を伝えに看護師のところへ。即座に返答が来る「まだまだ全然だね。あと10回くらいは出さないと。」その即答に再びイライラするも悟りをひらきトイレへと引きこもり状態へ…排便しやすくする為に便座のシャワーで肛門を刺激すること数回…ようやく頑固な大腸くんが動き出し、リズムよく便を出すようになる。その度、看護師が目視でチェック。本当に10回目あたりで大腸内視鏡検査に行けるような便の状態になり了解を頂けた。まさにやり切った感である。そこまでイライラすることもなかったのに…
検査室に行くまではベットに寝かされ点滴を打たれる。順番が来たらベットのまま検査室へ運ばれ説明を受けたあと点滴に麻酔を入れられ、肛門にカメラを入れられたところでブラックアウト…!? 気づいたらベット待機室に帰ってきていた。気がついたら自分のベットの柵のところに「20分延長」と書かれた紙が貼ってあったが、悟りを開いた自分にはもうどうでも良いことであった。
その後は、麻酔のこともあり起き上がりを心配されながらも自力歩行で移動。ドクターに検査結果を聞く為に待合室へ。検査も終わり、安堵していた自分に、まさかな展開が待っていようとは予想もしていなかった…
松島病院が担当医制だとは思ってはいなかったが、もしかしたら最初に診てくれた方が診断結果を言ってくれるかと心の何処かで思っていたせいか、結果を聞くだけで触診はしないだろうと高をくくっていたのである。番号で呼ばれ診察室へ入ると…「おっ、今日は若めの男の先生かい」なんて余裕をかましていた次の瞬間
NS「ズボンを弛めて、先生の方に背中を向けるよう横になって下さい」
心の声「えっ、やるの!?」
やや衝撃を受けながらも大人しく従う自分
Dr「はい、楽にして…」
大人しく触診を受け、ドクターのお話を聞く為に静かに起き上がり服装を整え、着席。
Dr「うん、痔漏ですね」
心の声「そんなんわかってるわっ!前のドクター言うてたし、そこの電子カルテにも書いてあるやろっ。いちいち指をケツに入れんなやっ!」
まさにあの時の自分の素直な気持ちである。
冷静に考えれば、同じ病院内であっても色々なドクターの見解があるかもしれないので、どの先生も同じ結果で症状が判断されるのであれば、それはそれで安心なのかもしないのである。
大腸内視鏡検査の結果も異常はなく、痔漏に対しての手術方法、入院手続きの有無が説明されたが…前回、指摘された痔核の話に振れてくれなかった為、自分から聞いてみた…
自分「すんません。前回、診察してもらった時に内痔もあるから一緒に切っちゃおうみたいなお話をもらったんですが…」
Dr「あぁ、外痔ですよね?」
心の声「あっ、外痔なんだ」
Dr「気になる?」
自分「へっ!?」
心の声「気になる?て何だよ。切らなくてもいいもんなんかいっ!」
自分「いえ、自覚はないんですけど、言われたんで気にはなるんですけど…」
Dr「う〜ん…」
「痔漏は手術しないと治らないものなので、聞いたかも知れないけど、現状、急いで手術しなくてはいけないものでもないので、仕事などと都合をつけながら、タイミングのよいときに入院してやっていきましょう」
ちょっとそれ以上は聞きく雰囲気ではなかったのでその場を離れたのである。その後、別の窓口で入院に関してのお話が看護師からあった際に痔核の手術の有無を相談したところ
NS「入院されると手術の前に、同意書にサインを頂くので、その時に痔漏としか書かれてなかったら、痔核もやって下さいと伝えてもらえれば大丈夫ですよ」
正直、突っ込みどこ満載の回答だったが、どのみち、手術することは決まったので、どのタイミングで入院するかを決めるだけとなったのである。
さあ、いよいよ痔漏による入院手術が現実味を帯び始めました。果たして、いつ入院を決めるのか、ドクターから言われた入院期間は最低でも8日間、退院してからも21日間は安静に過ごすことを推奨されています。果たしてどうするのか自分、どうなる痔核!続きは第4話〜
※まだ不慣れなスマホで打ってます。誤字脱字はご愛嬌😘

闘痔日記『 恥じるな、痔! 』
第2話
さてさて、実に数十年ぶりに訪れることとなった松島病院。新設された病院だけにどんな感じになったか、わくわくしながらも、自分は本当に痔漏なのだろうかと不安な気持ちながらも何故か、何か起きるのではないかという謎の期待感。
それでは『恥じるな、痔!』第2話どうぞ!
新設された松島病院は、自分の職場である『濱の整体屋』から川や国道を挟んでほぼ一直線で行ける場所にある。まさに今回、自分が再びお世話になるであろうことをわかっていたかのようだ。
午前診察受付時間ぎりぎりで駆け込んだ自分。受付などの機械が並ぶも、機械が苦手な自分は人のいる受付で初診であることを伝える。前回から数年経つと初診扱いになることは松島病院のホームページからちゃっかり確認はしていた。1階の受付を済ますと5階の外来受付・診察室に向かう。この御時世、個人情報保護の関係で名前で呼ばれるのではなく当日だけ使用される番号が渡されるのである。ネット予約での方がほとんどだったのか、自分もそんなに待たされることなく呼ばれることになる。
待合室は胃腸科と肛門科で左右に別れており、診察室や処置室も含め肛門科だけで十何部屋かあった。そんな数ある中の診察室に呼ばれ担当してくれたのが女医さんである。「寄りによって女医さんに当たるとは実に照れますなぁ」と思いつつ診察へ。では、その行われた会話をどうぞ
自分「 宜しくお願いします 」
Dr「 宜しくお願いします。本日、担当します◯◯です。今日はどうされましたか?」
自分「数カ月前からお尻に大きなニキビのようなモノができまして…(割愛)」
Dr「わかりました。それでは実際に診ていきますので、こちらの台に私の方に背中を向けるよう横になって頂けますか。」
心の声「きたっ!数年前の再現かっ!?」
NS「では、ズボンを弛めて頂いて、先生の方に背を向けるよう横になってもらっていいですか。」
ズボンを弛め、下げようとした自分にすかさずナースさんが…
NS「ご自身で下ろさなくて大丈夫ですよ~横ななって頂いたら、こちらで下げますので」
自分「あっ、そうなんですね」
そうして、大人しく横になる自分
腰を少し上げさせられ、ズボンを下げてもらい、ドクターにお尻を突き出すような体勢で両膝を抱えるような体勢になった。身体が硬いせいか緊張のせいか側臥位での膝を抱える体勢が実に窮屈で…これが又、妙な緊張感を生む。
Dr「それでは、ゆっくり入れていきますよ〜」
やはり、慣れない…ケツに違和感でしかないし、勝手に力が入ってしまう…
Dr「はい、もっと楽にして、力入ってると痛いですよ。力抜いて下さい」
自分「…」
Dr「力抜かないと痛いですよ~」
心の声「力抜けないから、そのままやっちゃって…」
Dr「ほら、力抜かないと痛いですよ。出すような感じで力抜いて下さい。」
心の声「出すようにって…出るぞっ!?」
結局、力が抜けたかどうかは、わからんが触診が終わり結果発表!
Dr「痔漏ですね」
「それと前回されてた痔核のあとの組織も弛みがあるみたいなんで排便の際に脱腸ぎみにならなかったですか?」
自分「やはり痔漏ですか〜」
「脱腸はわからなかったですけど、痔核もあるんですね」
Dr「そうですね~。ですから今回、痔漏の手術と一緒に痔核もカットしちゃいましょう」
心の声「カ、カット…今あっさりカットていったな!?」
まあ、こんなやり取りがあり、自覚のない痔核まで発見され、痔漏と痔核という2つの痔と戦うはめになったのである。もちろん、治療方法、手術については詳しく説明を受け、痔漏と決断付ける為の大腸内視鏡検査を次回受けることとなったのである。

🍑 濱の整体屋にゅ〜す
番外編 🍑
闘痔日記『恥じるな、痔!』
えぇ〜、本日2025年2月6日(木)入院してから4日目を迎え、入院以来はじめてのお風呂をいただきスッキリでございます😆
本来なら手術明けの昨日からお送りしようと思っていましたが…思いのほか、しんどかったですな😵まぁ、そのへんのことも後々、書いていきますのでお楽しみに👍
まずは、今回、入院するに至るまでの経緯を過去を振り返りながらお伝え致します。
それでは、どうぞ…
それは去年2024年2月頃のこと、お尻ペタの奥のほうに大きなシコリがあることに気がついた。手で押さない限りきづくこともなく痛くもない。なんだろうなぁ〜と思いつつ、月日が経つにつれ、そのシコリは徐々に表面へと近づいてきてるのがわかる…そんなある日、左側のお尻ペタ肛門近くの表面に大きなニキビのようなものが現れた😳それが4月頃のこと。慌てるでもなく、ニキビのように膿が出ちゃえば治るだろうと高をくくっていた。しかし、膿を出しても治りそうにはなるが完治はせず、しばらくすると又、膿が溜まり痛む為、膿を出すを繰り返した。そんな時、5月の屋久島での宮ヶ瀬岳登山に行った際、柔術の師匠でもあり登山仲間でもある男にお尻を見せたところ「 痔漏なんじゃないの 」などとあっさり言われたのである。
それから数カ月して改善が見られず病院に行ったのが9月のこと。まずは膝にイボができていたのもあり皮膚科に行ってみた。お尻の症状を診てもらいお薬を処方してもらい1週間様子をみて、治りかかるも完治はなく2,3度薬を変えながらも様子をみてくうちにイボの方は完治していくのだが、その頃には皮膚科のドクターもお尻のことには触れなくなったのである。そして、自分でも悟り肛門科へと行く覚悟を決めた🤔それが確か、9月頃のことだったと思う。
肛門科は初めてはなく数年前にも痔核いわばイボ痔でお世話になっているのである。幸いなことに私が住んでいるこの横浜には「 肛門なら松島 」と言われるほどに有名な専門病院があるのである。近郊の患者はもちろん、全国からもやってくる患者もいるほどの病院。何とも、ありがたい話である。そして、そんな松島病院はもともと、肛門科は松島病院、胃腸科は松島クリニックと近所ながらも別々な病院になっていたのだが、近年、新しい病院が建てられ肛門科と胃腸科が一緒になった松島病院が開設されたのである。前回、イボ痔で診察してもらった時は、診察室前の席で待っている際、前の患者とドクターの会話が聞こえ、その内容にかなりビビったことを覚える。そんなことがあり自分の出番になったときの診察室でのやり取りを聞いて、いただこう
Dr「う〜ん、今日はどうしたの?」
自分「排便の際に時々、出血するもんで職場の上司に早めに診てもらったほうがいいと言われたので来ました。」
Dr「う〜ん、そうか、そうか。じゃあ、診てみようか。」
NS「では、おズボン下げて、頭をこちらに先生の方にお尻を向けて横になってもらってよろしいですか。」
そういわれた自分は下半身がすべて晒すほど豪快にスボンを下げたのである。
NS「そこまで、下げなくていいですよ~ お尻だけ出して横になって下さい。」
さすが、ナースさん冷静である。
Dr「じゃあ、触診していくぞぉ。」
肛門にゼリーを塗られ、指を入れられる。それたけでも違和感があるのに、そこから指を1周、傷に触れた際の痛みはまさに、ぐったりモノである。そこから告げられた症状か…
Dr「内痔だねぇ。イボ痔だよ。3つあったね。」
自分「みっ、3つ!?ですか?」
Dr「そうだね~、けど、このくらいなら注射一本で、すぐ治るから大丈夫だよ。」
こんなやり取りがあり、その後、直腸内視鏡検査をし、出血原因がイボ痔だけではないことを確認し、治療をしてもらい、1週間お薬を飲んで完治したのである。実際、その後も時々、イボ痔によっての出血はあったが悪化することなく日常生活を過ごしていたのである。
まさに、あの時以来の松島病院。そして、あの時より遥かに綺麗で大きく新設された松島病院に再び、診察に颯爽と向かうのであった。

⭐️ 2月 定休日のお知らせ ⭐️
臨時休業
2月4日(火)〜
2月11日(火)建国記念の日
定休日
3(月)・10(月)・17(月)・24(月)振替休日
ご迷惑、ご心配をおかけ致しますが、誠に勝手ながら臨時休業を頂いております。尚、23日は天皇誕生日の祝日ですが、土日と重なる為、土日の営業時間で通常営業させて頂きますので、宜しくお願い致します。
🍑 濱の整体屋にゅ〜す 🍑
そんな理由で前回お知らせの通り、闘痔の為、本日2/3(月)より松島病院に入院しております😊明日が手術日。手術時間としては個人差はあるものの20分〜40分程、頑張るも何も…頑張るのはドクターであって、自分はドクターを信じて身を任せるのみ。術後は病院のご指導通り、取り組むのみでございます👍入院〜退院までの最短日数8日。どうなる、どうする俺の尻っ!?
そんな理由で…明日は、術後動くことができなそうなので…明後日から闘痔日記『恥じるな、痔!』をお贈り致します✨

⭐️ お知らせ ⭐️
誠に勝手な理由ではありますが···
闘痔の為、以下な期間を臨時休業とさせて頂きます。(松島病院にいます)
2月3日(月)〜
2月11日(火)建国記念の日
ご予約・空き状況は『 濱の整体屋 』ホームぺージの『 予約はこちら 』より、ご確認等、宜しくお願い致します。
🏥 濱の整体屋にゅ〜す 🏥
今回の一枚
『 医療法人 恵仁会
松島病院 大腸肛門センター 』
〒220-0041
神奈川県横浜市西区戸部本町9-11
tel 045-321-7311
こんにちは、痔漏な僕です😘
『 恥じるな、痔っ! 』
報告までに入院日数は8日間で、手術時間は20分程になるそうで、術後の経過をみながらの安静の日々を過ごします😚
どうなるっ!?僕の尻っ!!
次回は入院を決意するまでの僕の葛藤を長々と綴らせてまらいますので、乞うご期待!!

⭐️ 1月 定休日のお知らせ ⭐️
6(月)・13(月)成人の日・20(月)・27(月)
毎週月曜日・祝日が定休日となります。祝日が土日と重なった場合、通常通り土日営業時間( 9:00〜18:00 )での営業となりますので、宜しくお願い致します。
🐍 濱の整体屋にゅ〜す 🐍
今月の一枚
『 伊豆山神社 』
〒431-0002
静岡県熱海市伊豆山708-1
tel 0557-80-3164
明けましておめでとうございます😊
本年度も皆様の健康をサポートさせて頂けるよう宜しくお願い致します😘
そんな理由で2025年度は1月4日(土)から営業を始めさせて頂きました👍

⭐️ 年末年始のお知らせ ⭐️
12/28 (土) 9:00〜18:00
29 (日) 9:00〜18:00
12/30(月)〜1/3(金) 休業
1/4(土) 9:00〜18:00
5(日) 9:00〜18:00
2024年度の営業は12/29(日)17:00最終受付までとなりますので宜しくお願い致します。
尚、2025年度の営業は1/4(土)9:00からとなります。空き状況のご確認、ご予約等はホームぺージの予約専用サイトからお願い致します。

⭐ 12月 定休日のお知らせ ⭐
2(月)・9(月)・16(月)・23(月)・30(月)・31(火)
毎週月曜日・祝日が定休日となります。祝日が土日と重なった場合、通常通り土日営業時間( 9:00~18:00 )での営業となりますので、宜しくお願い致します。又、年末年始の休業日は後日、お知らせ致します。
🏅 濱の整体屋にゅ~す 🏅
⭐ホームページから予約サイトにいけるようになりました。Hot Pepperビューティーの予約サイトになりますが、ご予約対応、空き状況の確認のみ(ポイントサービス非対応)となりますので、宜しくお願い致します😙
今月の一枚
『 DEEP JIU-JITSU CUP 2024 』
数十年ぶりに試合してきました🤗
結果は画像でお分かりの通り銅メダル。今回、アダルト茶帯ライト級にエントリーしていたのは3人なので実質総当たり戦的なトーナメントの為、全敗という結果で参加賞的な銅メダルでした😅試合内容としても面白くない結果になったことには情けない気持ちですが、柔術として足りないテクニック、取り組むべき事は見えたので良かった点は多かったかと…まだまだ強くなる気、満々っス😆
さらに…今回、初めて体験したことも…大会エントリーにあたり数十年前と同じくらいの体重クラスで挑戦しようと減量、当日、計量パスはしたけど、いざ、試合が始まると思ったよりも体を動かすことができず、動くことが恐ろしくしんどい(;´Д`)ハァハァ
…思い起こせば、去年10月に柔術の練習を再開した際には89kg。今年の10月には80⇔81kgをふらふらする感じ。そこから10月中旬には77kg、そこからなかなか落ちず、残り10日で3kgを落とす為に柔術以外に走りに走ったね💨マラソンにでも挑戦するのかと思うほど🤣大会前日にはサウナで水抜きをし74kgで調整終了🎉翌朝、家で計量したら73.5kg、安心して会場へ…その結果が今回の敗因を招くことに気がつくまで数日。試合前から普段の練習時75kgで動ける体をキープしていかなくちゃいけないと思ってはいたけど…試合が終わって飲み喰いして翌朝には77kgになっていたのは正直ビックリしたね『そんな喰ってねぇ~し❗』🤣
そこから今日まで20日間たったが、多少、食事を気をつけながらも77kgキープ。つまり、残り10日程で体から抜けたものは水分だけだったということ。これが意味することを理解し、栄養面を気をつけながら調整、挑戦していこうと決めた45歳なのでした👍️
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住所
西区平沼1-14-20 スカイコート横浜平沼 104号室
Yokohama, Kanagawa
220-0023
営業時間
火曜日 | 09:00 - 20:00 |
水曜日 | 09:00 - 20:00 |
木曜日 | 09:00 - 20:00 |
金曜日 | 09:00 - 20:00 |
土曜日 | 09:00 - 18:00 |
日曜日 | 09:00 - 18:00 |