緑水庵

緑水庵

平成六年日本を学び、日本を遊ぶ茶、花、香を楽しむため、市中の山居と?

★稽古(茶道・香道・能・着つけなど)→ http://ryokusuian.jp/keiko.html
★催し(会や講演など)→ http://ryokusuian.jp/moyooshi.html
★花部門 fleur de RYOKUSUIAN → http://ryokusuian.jp/fleur
★喫茶部門 salon de thé → http://ryokusuian.jp/sonohoka.html

Photos from 緑水庵's post 09/10/2022

今日午前は北山会館「江岑宗左と千家茶道の確立」、かなり興味深い内容。

午後は、緑水庵でご指導いただいている金剛流能楽師 種田道一先生の後援会能、今年は『高砂』でした。

#展覧会緑水庵 #能緑水庵 #高砂 #北山会館 2022年10月9日

Photos from 緑水庵's post 08/10/2022

昨日午前は京都国立博物館「京ミヤコに生きる文化 茶の湯」、午後は有斐斎 弘道館。

2017年の東博「茶の湯」同様、名品を堪能。
当然ですが、東博で出ていなかった京博はじめ関西からのが多いように感じました。
東京からの名品は、横浜に住む私は頻繁に見られるので、関西のものを重点的に見ました。

有斐斎 弘道館は儒者 皆川淇園が創立した学問所で、再興なさっています。
建築や庭園の保存に敬意を感じ、また掛物や室礼が素晴らしかったです。
太田さんのご案内で。

#京都緑水庵 #展覧会緑水庵 #京都国立博物館 #有斐斎弘道館 2022年10月9日

Photos from 緑水庵's post 07/10/2022

今日の京都は冷たい雨。

北村美術館「時雨降る」
いつもご所蔵のお道具の展観ですが、いつ来てもほっこりします。

野村美術館「利休 茶の湯の継承」
茶会記を参考にした織部と遠州の道具組のようで、対比が面白い展観でした。

野村の帰りがけ、金地院の遠州作「八窓席」を特別公開していたので、三十数年ぶりに。
三十数年前は数人でお願いし、八窓席にも入れたし、広間で茶箱をした記憶がありますが、今は全く入れないそうです。

#京都緑水庵 #金地院 #ハ窓席 #展覧会緑水庵 #野村美術館 #北村美術館 2022年10月8日

Photos from 緑水庵's post 07/10/2022

昨日午前は奈良、午後は滋賀、夜は京都。

MIHOの秋季特別展「文明をつなぐもの
中央アジア」

#入江泰吉旧居 #展覧会緑水庵 #奈良緑水庵 #滋賀緑水庵 #京都緑水庵 2022年10月7日

Photos from 緑水庵's post 05/10/2022

昨日今日と奈良。

平城京跡、40年程前に何にもありませんでした。
でも、その分古代に想いを馳せられたのを覚えています。

#奈良緑水庵 #平城京跡 2022年10月5日

Photos from 緑水庵's post 05/10/2022

昨日今日と奈良。

佐保路の三観音(と言うらしい)がおわす不退寺・海龍王寺・法華寺、三ヶ寺とも35年振り2回目ですが、今回の印象は観音さまは別として法華寺が一番良かったです。

大安寺は南都七大寺の一つだったそうですが、規模はかなり小さくなっていて、古都の変遷を実感します。

#奈良緑水庵 #不退寺 #海龍王寺 #法華寺 #大安寺 2022年10月5日

Photos from 緑水庵's post 03/10/2022

今日のお稽古
◇お香
長盆手前「菊合香」
  あき風の吹上にたてるしら菊は
    花かあらぬか波のよするか  道真

長盆手前「三夕香」

◇お茶
初心者〜初炭・大津袋

*菓子
10月4日が重陽(旧暦9月9日)、8-13日が七十二候「鴻雁来コウガンキタル」(1)です。
昨日今日は重陽の趣向にしましたが、いくつか菊の道具を出しましたので、重ならないよう菓子は「初雁」にしました。

鴻雁来→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2141166896025987/

*付干ツケボシ
裏千家茶道の炭手前では、侘びの10月に寄香する(3片の香木を沈香・付干・白檀などを交ぜて用いる)ことがあります(他流は知りません)。
拙庵の稽古では5-9月は付干を用い、10月には付干・白檀を交ぜています。

付干→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/1950121408463871/

#香道 #志野流 #三夕香 #菊合香 #中置 #続き薄茶 #重陽緑水庵 #後の雛 #手作り和菓子初雁 #二十四節気七十二候緑水庵 #口四方釜 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年10月3日

Photos from 緑水庵's post 02/10/2022

今日のお茶のお稽古
◇ (常据 大板)初炭→茶通箱→動座(中置 小板)薄茶
◇小間(常据 小板)初炭→唐物→動座(中置 大板)薄茶

明明後日10月4日が重陽(旧暦9月9日)です。
いくつかの道具に菊を使ったので菓子は菊以外(明日投稿)で、花の菓子は使うのが難しいです。

花入は藤村庸軒好み「置筒」、「置く」の縁語から秋の銘が多いですね。
置筒1→ http://ryokusuian.exblog.jp/16118340/
置筒2→ http://ryokusuian.exblog.jp/20203674/

#重陽緑水庵 #中置 #大板 #茶通箱 #唐物 #置筒 #茶緑水庵 2022年10月2日

Photos from 緑水庵's post 01/10/2022

今、fbを流し読みをしていたら、2人の方が夜顔を夕顔と紹介していました。
1人は『源氏物語』「夕顔」にも触れて。

確かに園芸店では、夕顔の名で夜顔の苗を販売していることが多い(何故?)ので、間違えても仕方がありませんね。

夕顔・烏瓜(1)は瓜科で、瓜科には他に胡瓜・南瓜・苦瓜などの野菜や西瓜・メロン(甜瓜)などがあります。
朝顔・昼顔・夜顔は昼顔科で、意外なところでは薩摩芋も昼顔科で朝顔に似ているそうです。

夕顔には丸夕顔(干瓢を作る)と長夕顔があり、瓢箪は夕顔と同一種だが毒性があり食べられません。
『源氏物語』「夕顔」は長夕顔と言われています。

なお、画像がなかったので検索画像を借りました。

(1)烏瓜の異称は玉章→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2142328472576496/

 fbで見つけた烏瓜の花が咲く様子が素晴らしい
https://www.facebook.com/100004218483768/posts/1946929405457657/

https://www.facebook.com/100002976452148/posts/2165040640271797/

#夕顔 #昼顔 #烏瓜 2022年10月1日

Photos from 緑水庵's post 25/09/2022

昨日「現代の匠たちー藝能と工藝の饗宴 2022」

千宗屋若宗匠の基調講演、シンポジウム(千宗屋若宗匠・室瀬和美氏・野村萬斎氏)、仕舞『頼政』、狂言『通円』、一調一声『三井寺』、義太夫『生写朝顔話ー笑い薬の段』、となかなかバラエティーに富んでいました(於 観世能楽堂)。
人間国宝の方々も壮観。

主催のTAKUMI-Art du Japon を知りませんので検索すると、「藝能と工藝の饗宴 2020・2021」も豪華な内容で開催されてます(2020などはコロナ禍で出来たのかな?)

さて、『通円』は国立能楽堂「千利休生誕500年」(1)でも演能された宇治の茶屋の主人の話。
この舞狂言は『頼政』のパロディーなので『頼政』と並べたのでしょうが、『三井寺』は何ゆえでしょう?

『生写朝顔話』の深雪は大好きな役ですが、チャリ場「笑い薬の段」に深雪は出てきません。
咲太夫さんと燕三さんの熱演で、私は何度か観ているので、祐仙が人形ならではの動きで笑い死にそうな姿が見えました。

まとめ、出演メンバーは素晴らしく豪華で、ひとつひとつは面白いのですが、茶が出てくる狂言や浄瑠璃だからと演目を選んでいるのは安直過ぎるかと。
人間国宝の方々をもう少し大事に使って(失礼)いただきたいなぁ。

(1)→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2242422659233743/
狂言『千鳥』能『俊貫』、狂言『雁礫』『茶壺』『宗旦狐』を観ましたが、投稿しなかったようです。

#能緑水庵 #頼政 #通圓 #文楽緑水庵 #生写朝顔話 #茶緑水庵 #現代の匠たち 2022年9月25日

Photos from 緑水庵's post 25/09/2022

過日、文楽『端ツメ模様夢路門松』を観劇。

桐竹勘十郎さんが30歳代、未だ足の修行中に脚本を書いた作品だそうで、初めて拝見。
文楽人形は3人遣い(主オモ:首カシラと右手、左、足)ですが、端役のつめ人形は1人遣いです。

この『端模様夢路門松』では、3人遣いになりたい「つめ」の門松が主役(「つめ」って「端」と書くのね)。
願い叶って3人遣いになれた門松なのに、仲間のつめ達をどついたり、蹴ったり出来ません。
そこで目が覚め、3人遣いになったのは夢で、つめに戻れて良かった、つめにはつめのやり甲斐があり、つめがいなくては芝居も成り立たないなどと気付きます。

一見単純なストーリーにみえて、深い内容です。
向上志向も良いし、自分の置かれた立場で最善を尽くすのも良い、ということでしょうか。
勘十郎さんらしいなぁと拝見しました。

木ノ下裕一さんとの対談も面白く、木ノ下さんは流石です。

#文楽緑水庵 2022年9月25日

Photos from 緑水庵's post 22/09/2022

十二支の日の行事を、『日本祭事全史』明治以前より、を参照に毎月書いています(1)。
上記資料では8月はありません。

なお、8月は十二支では酉、この酉が鶏ニワトリなのは中国語で「鶏」と「吉」の発音が同じだからだそう。
また、鶏は夜明けを告げるため神聖視され、「諫鼓鶏カンコドリ」の故事などもあり、吉祥動物です。

鶏の道具がなかったので、雁・雀・鳳凰を載せます。

8月(酉の月〜大) 2022年8月27日〜9月25日
 
(1) 序→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2236384776504198/
明らかな間違えは訂正し、私が確認出来ない行事は省いた。

#十二支の日 #旧暦 #酉の月 #歳事記緑水庵 2022年9月22日

Photos from 緑水庵's post 19/09/2022

今日のお稽古
◇お香
長盆手前「女郎花香」
  小倉山みね立ちならし鳴く鹿の
    経にけむ秋を知る人ぞなき  貫之

長盆手前「三夕香」
  さびしさは其の色としもなかりけり
    まき立つ山の秋の夕暮  寂蓮法師
  心なき身にもあはれはしられけり
    鴫立つ澤の秋の夕暮  西行法師
  み渡せば花ももみぢもなかりけり
    浦の苫屋の秋の夕ぐれ  定家

◇お茶
初心者〜長緒茶入・茶筅荘

昨日9月18日は石清水八幡宮社僧の松花堂忌です。
この日になると石清水八幡宮のある男山を舞台にした能『女郎花』に想いを寄せ、松花堂と交友のあった遠州作竹二重切「女郎花」(サンリツ服部美術館蔵)を思い出します。
能『女郎花』→ https://ryokusuian.exblog.jp/16039548/

#香道 #志野流 #三夕香 #女郎花香 #女郎花 #松花堂昭乗 #茶筅荘 #長緒茶入 #香緑水庵 #茶緑水庵 #能緑水庵 2022年9月19日

Photos from 緑水庵's post 19/09/2022

昨日のお茶のお稽古
◇(竹台子総荘)初炭→行之行→後炭→貴人点薄茶
  *貴人を迎えて行之行

9月18日は松花堂忌です。

嘉祥菓子のひとつ桔梗餅、黒糖で作るのが古風ですが今回は白糖にしました。
桔梗餅→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/1787104668098880/

#台子総荘 #行之行 #貴人点 #手作り和菓子桔梗餅 #手作り和菓子萩餅 #茶緑水庵 2022年9月19日

Photos from 緑水庵's post 12/09/2022

今日のお稽古
◇お香
(立礼)長盆手前執筆の割稽古・長盆にて組香「三夕香」

三夕について、以前詳しく書いたのでご参照ください。
https://www.facebook.com/161408844001812/posts/1513978375411512/

◇お茶
初心者〜長緒茶入・茶筅荘

お菓子は「玉兎」を作りましたが、玉兎と言うと彌彦イヤヒコの打ち物が有名ですね。
https://ryokusuian.exblog.jp/16474765/

#香道 #志野流 #三夕香 #長盆手前 #千歳棚 #井筒 #種壺 #廣澤茶入 #長緒茶入 #茶筅荘 #汐汲棗 #鉈籠 #観月緑水庵 #手作り和菓子玉兎 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年9月12日

Photos from 緑水庵's post 11/09/2022

昨日のお茶のお稽古
◇(長板一ッ置)初炭→長緒・重茶碗→後炭→薄茶

◇(小間)初炭→茶筅荘→(広間に動座)長板二ッ置薄茶
  *青磁水指到来

#長板一ッ置 #長緒茶入 #重茶碗 #長板二ッ置 #茶筅荘 #観月緑水庵 #茶緑水庵 2022年9月11日

Photos from 緑水庵's post 05/09/2022

◇今日のお香のお稽古
長盆手前香元の割稽古・長盆にて組香「三夕香」

◇昨日今日のお茶のお稽古
和巾・茶入荘
  *一緒に稽古すると相違が分かりやすい

三夕について、以前詳しく書いたのでご参照ください。
https://www.facebook.com/161408844001812/posts/1513978375411512/

#香道 #志野流 #三夕香 #手作り和菓子薯蕷饅頭 #茶緑水庵 #香緑水庵 2022年9月5日

[横浜]大人のたしなみ ~作法・茶道・香道~ 31/08/2022

[横浜]大人のたしなみ ~作法・茶道・香道~

「大人のたしなみ」10月開講
よみうりカルチャー横浜(SOGO 9階)

茶道・香道の手前はせず客の作法のみです。
12回完結の新しい講座、是非ご参加ください。

<目的>それぞれでよく、こういう方々におすすめします。

◇ちょっとした茶会や香会に行きたい
◇リビングで抹茶を点てたり香を焚きたい
◇これから茶道や香道の稽古を始めたい
◇「道」のつく稽古場の礼儀や挨拶を知りたい
◇失われつつある美しい日本を取り戻したい
◇日常に日本文化を取り入れたい
◇美しい所作を身につけたい(性差なく)
◇本来茶道や香道の担い手であった男性にも
◇などなど

<内容>
①②③訪問の心得(客側・主側)
 ・玄関
 ・襖の開け建て
 ・正座
 ・お辞儀
 ・上座と下座
 ・座蒲団
 ・贈答(手土産・風呂敷・金封・袱紗)
 ・煎茶と菓子

④⑤⑥暦
 ・歳時記
 ・和服の心得(着付けは教えません)

⑦⑧⑨茶の湯
 ・リビングでの薄茶の点て方
 ・薄茶の喫し方
 ・菓子のいただき方

⑩⑪⑫香
 ・リビングでの香の炷き方(線香・香木など)
 ・香道の香の聞き方

<講師 高山真弓>
緑水庵主・志野流香道師範・裏千家茶道教授
(縹色の和服が高山です)

#よみうりカルチャー横浜 #大人のたしなみ #能緑水庵 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年8月31日

[横浜]大人のたしなみ ~作法・茶道・香道~ 礼儀作法を学んだり、実践する機会が減り、ちょっとした折にマナーや作法に困惑することはありませんか。心得ておきたい香道や茶道も体感し、半年12回のレッスンで、礼儀作法・茶道・香道の基本を学び、大人力を高め....

Photos from 緑水庵's post 29/08/2022

十数年前「松虫香」「鈴虫香」を調べた時、今の松虫は昔の鈴虫、今の鈴虫は昔の鈴虫だと知りました。
辞書(1)や和歌の解説にそう書いてありました。
今年になってからも、謡曲『松虫』でも「松虫の声、りんりんりんりんとしてとして夜の声冥々たり」だものねと友人と話したりして。

私を始め現代人の多くは鈴虫がリンリンと、松虫がチンチロリンと鳴くと思っています。

   蟲のこゑ
あれ松蟲が鳴いてゐる。
 ちんちろちんちろ ちんちろりん。
あれ鈴虫も鳴き出した。
 りんりんりんりん りいんりん。
あきの夜長を鳴き通す
 あゝおもしろい蟲のこゑ。(2)
(堀沢周安作詞『尋常小学読本唱歌』1912)

さて、今日「替松虫香」するので、いつから呼称が逆転したかを調べてみると、現在でも鈴虫松虫の呼称が交替したか否かに論争があると知りました。

まず、呼称交替が定説になっているのは『古今要覧稿』によります。

◇ 『忠岑集』(成立未詳)
延喜7年(907)の記事に、松虫は琴の音と、鈴虫は滝の水音と似ている。

◇『夫木抄』藤原長清選(1310ごろ成立)
『忠岑集』と同じだが、松虫は琴の音と、鈴虫は谷水の音と似ている。

◇ 『古今要覧稿』屋代弘賢編(1821-1842成立、1905-1907刊行)
『夫木抄』を根拠に、琴の音はチンチロリン、水の音はリンリンなので、延喜の頃は『古今要覧稿』の頃と同じ(チンチロリンが松虫、リンリンが鈴虫)。
松虫と鈴虫の名は古今で違う、延喜の頃はチンチロリンが松虫、リンリンが鈴虫。
源氏物語の頃(1008文献初出)からリンリンが松虫、チンチロリンが鈴虫。
100年の間に呼称が逆転している。

それに疑問を呈したのが『中古語としての「松虫」「鈴虫」』(国語展望84)1990 松尾聡著で、交替なしと結論しているそうですが、ネットでは見つけられず読んでいません。
ここより論争が始まったようです。

◇ 『「源氏物語」のすゞむし考–鈴虫・松虫転換説再評価–』(椙山国文学25)2001 武山隆昭著(3)では、平安時代はチンチロリンが鈴虫、リーンリーンが松虫、15C中頃以降に呼称が逆転したと考察(4)。

◇ 『鈴虫はほんとうにちんちろりんと鳴いたのか』(佐賀大国文38) 2010白石良夫著(5)では、名称の交替はチンチロリンやリンリンという擬声語の交替があったか否かである。
擬声語の最古の記録(6)は室町時代であるので、平安時代は擬声語の表記がなく、呼称が逆転したとする『古今要覧稿』には無理がある(7)。

著名な学者達が論争しているのに、私などが判断出来るわけがありませんが、擬声語(聞き做しキキナシ)で考察できないのは腑に落ちました。
が、古称交替の有無の判断は保留です。

なお、『鈴虫はほんとうにちんちろりんと鳴いたのか』では鈴虫や松虫の形姿をあえて問題にしていませんが、少し触れておきます。

◇ 『「源氏物語」のすゞむし考』で、松虫が鈴虫と呼ばれていた根拠とする飛鳥井雅の歌(1490)
 たれかとふ月もよよしとすめる野や
  こてふににたる松虫の声

◇ 『新撰犬筑波集』山崎宗鑑選(1525以降成立)
 松虫が声や口髭をチンチロリンと捻り立て

◇『甲子夜話』松浦静山著(1821-1841成立、1910刊行)
 都では松虫と言うのは黒く、鈴虫は赤い。東では呼称が違う。
 (現在、黒いのは鈴虫、赤いのは松虫)

みなさまも考えてみてください。
私、棗や香合の鈴虫や松虫を睨んで悩んでいます(笑)。


(1)鈴虫①松虫の古称、松虫①鈴虫の古称(『日本国語大辞典』小学館)

(2)1932年、2番「きりぎりす」が「こほろぎや」へ改訂しているのも興味深いが、煩瑣になるので省略する。(5)にも書いてある。

(3)→ https://lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_action_common_download&item_id=1712&item_no=1&attribute_id=44&file_no=1&page_id=13&block_id=21

(4)鈴虫は鈴の音のように鳴く虫で、どんな鈴かは比定出来ないが、 鷹狩りの鷹に付けるチリチリと鳴る鈴が考えられるので、鈴虫はチンチロリンと鳴く今の松虫である。
謡曲『松虫』はリンリンなので、今の鈴虫。
また、松虫を胡蝶に見立てる歌があり、大きく羽を広げ立てて鳴く今の鈴虫で、松虫ではない。

しかし、15C頃に鈴の唐宋音がリンである事、鈴の形状・音色・一般的用途の変化から鈴の音はリンであるという観念が広まり、リーンリー ンと鳴く方を鈴虫と呼ぶようになった。

(5)→https://core.ac.uk/download/pdf/59166681.pdf
『古語の謎』(2010 中公新書)にも「鈴虫はちんちろりんと鳴いたか」所収

(6) 謡曲『松虫』(金剛流謡本)
おもしろや 千種に喞スダく虫の音の、機ハタおる音はきりはたりちよう、きりはたりちよう つづりさせてふ蛬キリギリス蜩ヒグラシ 色々の色音の中に わきて我忍ぶ松虫の声、りんりんりんりんとしてとして夜の声冥々たり

  謡曲『野宮』(金剛流謡本)
誰タレ松虫の音ネはりん・りんとして風茫々たる野の宮の夜すがら

  謡曲『放下僧』
誰をまつむし ちんちろりん
(金剛流謡本は持っていない、この詞章は『鈴虫はほんとうにちんちろりんと鳴いたのか』によると現行にはなく『喜遊笑覧』に載るとのこと)

(7)鈴虫や松虫の擬声語の記録は平安時代になく、室町時代の謡曲が最も早い。
中世から近世初期にかけて、松虫の音はリンリンともチンチロリンとも聞きなされている。
呼称交替を決定づけた『古今要覧稿』の論法には無理がある。

#香道 #志野流 #替松虫香 #香緑水庵 #茶緑水庵 #能緑水庵 #松虫 #野宮 2022年8月29日

Photos from 緑水庵's post 29/08/2022

今日のお稽古

夜、風立ち虫喞スダき、秋を感じるようになりました。
喞く‥謡曲『松虫』で覚えた語ですが、風情がありますね。
「すだく」は古語かと思いましたが漢和辞典にあるので、私が知らなかっただけで現代語なのでしょう。
なお、人が集まる意味だったが、誤りから虫が集まることも言うようになり、鳥や虫の場合だけ「喞」を使うようです。

◇喞ソク•ショク ①ナく。スダく、虫が低い声でしきりに鳴く
喞喞ショクショク①虫の鳴く声②機を織る音
  (『漢和辞典』三省堂)

◇集スダく①集まる。群がる。また集まってさわぎ立つ②後世になって誤って、鳥・虫などの鳴く声にもつかわれる
  (『古語辞典』旺文社)

さて、一昨年「松虫香(1)」をした時に、かつての松虫は現在の鈴虫と書いたが、今は本当にそうなのか考え中です(2)。

◇お香
組香「替松虫香」
  秋の野に道もまどひぬ松虫の
   声する方に宿やからまし

秋の野の美しさにひかれているうちに、日も暮れて、道も分からなくなってしまった。人を「待つ」という名のその「松虫」の声のする方に、宿を借りよう。
   (日本古典文学体系『古今集』岩波書店)

◇お茶
初心者〜茶入荘・薄茶(葉蓋・洗い茶巾)

(1)松虫香→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/1820172268125453/

(2)→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2391717347637606/

#香道 #志野流 #替松虫香 #手作り和菓子葛饅頭 #草の露 #駿河竹千筋細工 #香緑水庵 #茶緑水庵 #能緑水庵 #松虫 2022年8月29日

Photos from 緑水庵's post 22/08/2022

今日のお稽古
◇お香
組香「追善香」
既に終わっていますが、昨日に引き続き「盂蘭盆会」の趣向で。

香4種、煩・悩・即・菩提。
用いる語は、菩提・涅槃・花臺ハナノウテナ・安楽・迷。

出典は以下などと思われるものの語を拾っただけ、理解には程遠いですが参考までに。
 ・煩悩即菩提(『大乗荘厳経』『四教義』〜大乗仏教)
 ・生死即涅槃 煩悩即菩提(『往生要集』『往生大要抄』『法華玄義』)
 ・不断煩悩得涅槃(『正信偈』〜親鸞の教義)

また、記録に「追善香之記」と書く他、「本来無一物之記」とも書きます。
「本来無一物」は、禅宗六祖慧能の「菩提本非樹 明鏡亦非臺 本来無一物 何處惹塵埃」(『六祖壇経』)にあり、「前念境に著すれば即ち煩悩 後念境を離れば即ち菩提」ともあります。

なお、謡曲『卒都婆小町』の詞章に「菩提と言ふも 菩提なり 菩提もと 植木にあらず 明鏡また 臺になし げに本来無一物なき時は佛も衆生も隔てなし」とあることから、慧能の偈は室町時代から人口に膾炙していたと分かります。

いつも思うのですが、調べていくと香、茶、能、宗教などは繋がっていて楽しい。

◇お茶
初心者〜初炭・薄茶(葉蓋・洗い茶巾)

#香道 #志野流 #追善香 #盂蘭盆会緑水庵 #鉄鉢建水 #葉蓋 #洗い茶巾 #簞瓢水指 #唐筆籠 #手作り和菓子水羊羹 #能緑水庵 #卒都婆小町 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年8月22日

Photos from 緑水庵's post 21/08/2022

今日のお茶のお稽古
◇初炭→長緒茶入→後炭→薄茶

新暦7月のお盆も、旧暦7月13-16日(8月10-13日)も、月遅れ8月のも終わりましたが、先週は稽古を休んだので盂蘭盆会の趣向で。

#盂蘭盆会緑水庵 #鉄鉢建水 #荷葉茶碗 #瓢棚 #簞瓢水指 #長緒茶入 #茶緑水庵 2022年8月21日

Photos from 緑水庵's post 20/08/2022

かかし座『オズの魔法使い』。
かかし座は中学の同級生のお父さまが創立され、現在はお兄さまが代表です。
子供向けというものの、演出やオーケストラの演奏などで素晴らしかったです。
甥っ子が2歳の時に拝見したのは覚えていないと言うので再度、さすが6歳になると理解が違います。

かかし座→ https://www.kakashiza.co.jp

2018年の鑑賞→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/1205865122889507/

#かかし座 2022年8月20日

Photos from 緑水庵's post 13/08/2022

第32回南房総人形劇フェスティバルの文楽公演で、千葉へ。
30年前から毎夏、南房総市富浦に行ってますが、コロナで3年ぶりです。

#文楽緑水庵 2022年8月13日

Photos from 緑水庵's post 08/08/2022

今日のお稽古

◇お香
組香「星合香」
牽牛と織女の香を試した後、牽牛織女一二三四五の七炷を打ち交ぜて炷き、牽牛と織女を聞き当てます。
聞きにより点数は「星合」「暁雨」「宵雨」「大雨」と書きます。
旧暦7月7日の8月4日、横浜は催涙雨でした。

◇お茶
初心者〜初炭・薄茶(葉蓋・洗い茶巾)

丁度丸2年ほどの生徒さん、初めての初炭点前。
今年の灰形教室に参加、お茶を始めてからの和服、頑張ってらっしゃいます。

灰形教室→ https://facebook.com/events/s/%E7%81%B0%E5%BD%A2%E6%95%99%E5%AE%A4-2022/777114699935900/

#香道 #志野流 #星合香 #七夕緑水庵 #末広籠 #葉蓋 #洗い茶巾 #唐筆籠 #繭籠 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年8月8日

Photos from 緑水庵's post 08/08/2022

昨日のお茶のお稽古

◇(四畳半据)
初炭所望(炭の名手に)→花所望(末広籠)→後炭(炭の流れを鑑賞)→薄茶(末広籠の受筒)

*末広籠到来で花所望(受筒は別に用意して)

*葉蓋の点前は裏千家11代玄々斎が、七夕の趣向で末広籠の受筒を水指に見立て、梶の葉を蓋にしたのが起源

*炭の名手が初炭をしたので、後炭で炭の流れを他の客にご覧にいただく

◇(小間)
盆点→薄茶

旧暦7月7日は8月4日でした。

#七夕緑水庵 #盆点 #花所望 #唐筆籠 #末広籠 #葉蓋 #手作り和菓子黒糖羹 #手作り和菓子天の川 #茶緑水庵 2022年8月8日

Photos from 緑水庵's post 07/08/2022

昨日、久しぶりの鶴岡八幡宮ぼんぼり祭、立秋前日から実朝の生誕日9日まで行われます。
夏越祓の茅の輪くぐりで厄祓い、涼風の中のそぞろ歩き。

昨日の小料理屋さんはぼんぼり祭の度に行っていて、初めてのぼんぼり祭(1)でたまたま入ったお店。
大将が代替りしていましたが、相変わらず素敵でした。

(1)→ https://ryokusuian.exblog.jp/4108235/

#鶴岡八幡宮 #湘南緑水庵 #ぼんぼり祭 #夏越祓 #歳事記緑水庵 2022年8月7日

Photos from 緑水庵's post 29/07/2022

十二支の日の行事を、『日本祭事全史』明治以前より、を参照に毎月書いています(1)。
上記資料では7月はありません。

7月(申月〜小) 2022年7月29日〜8月26日
 
(1) 序→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2236384776504198/
明らかな間違えは訂正し、私が確認出来ない行事は省いた。

#十二支の日 #旧暦 #申の月 #歳事記緑水庵 2022年7月29日

Photos from 緑水庵's post 29/07/2022

十二支の日の行事(1)を毎月書いています。
疫病祓いの祇園会は旧暦の時代は6月にあり、もちろん6月晦日の夏越祓もあります。

6月(未月〜大) 2022年6月29日〜7月28日


 ①常宮神社・気比ケイ神宮の常宮祭(2)
   (現行 新暦7月22日)

 ②伊佐須美神社の田植祭(3)
   (現行 新暦7月12日)
 
(1) 序→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2236384776504198/
『日本祭事全史』明治以前より、を参照にしている。
ただし、明らかな間違えは訂正し、私が確認出来ない行事は省いた。

(2)福井県神社庁→ https://www.jinja-fukui.jp/detail/index.php?ID=20160826_165200

(3)伊佐須美神社→ https://isasumi.or.jp/event.html

#十二支の日 #旧暦 #未の月 #歳事記緑水庵 2022年7月29日

Photos from 緑水庵's post 22/07/2022

過日、お能のお稽古の会員さん達と暑気払い。

★緑水庵では金剛流能楽師 種田道一氏を講師にお迎えし、謡と仕舞の稽古をしています。
見学歓迎しますので、お問い合わせください。

#能稽古 #能緑水庵 2022年7月22日

Photos from 緑水庵's post 20/07/2022

一昨日のお稽古
◇お香
組香「空蝉香(40組)」
香4種、空蝉・源氏・小君・軒端荻。
用いる歌は、
  空蝉の身をかへてける木のもとに
    なほ人がらのなつかしきかな 源氏
  空蝉の羽におく露の木がくれて
    しのびしにびにぬるる袖かな 空蝉
  
『源氏物語』に取材した組香、
「はゝき木」〜旧暦5月頃、雨夜の品定めで源氏は中流の女性に関心を持つ。翌日、そんな中の品の女である伊予介の後妻と一夜を共にすると思いの外たおやかな女性であった。後妻を忘れ難く、後妻の弟(小君コキミ)の世話をするようになる。小君の仲介で後妻に会おうとするが拒否される。

「うつせみ」〜源氏は諦め切れず、何度も再訪、旧暦6月頃、後妻と伊予介の娘(軒端荻ノキバノオギ)が碁を打っているのを垣間見る。後妻は美人ではないが思慮深く、軒端荻は美人だがつつしみがない。皆が寝静まると、源氏は後妻の閨に忍ぶが、小袿コウチキ(コウチギ)を脱ぎ捨て、軒端荻を残して逃れられてしまう。軒端荻を後妻と思い込み、やがて人違いと気づくがそのまま軒端荻と契りを交わし、後妻の小袿を手に退出。
その小袿を蝉の抜け殻に喩え、後妻は空蝉ウツセミと名づけられている。

「夕がほ」〜旧暦7月頃、源氏はやはり中の品の夕顔と出逢うが、8月に六条御息所の生き霊により夕顔は絶命。9月頃、空蝉は夫と伊予国に下り、軒端荻は夫を定める。

小袿はどんな装束でしょう。
が、その前に碁を打つ空蝉と軒端荻の装束をみてみましょう。
空蝉は「濃き綾アヤの単襲ヒトヘガサネ(1)なめり、何にかあらむ上に着て」、軒端荻は「白き羅ウスモノの単襲ヒトヘガサネ、二藍フタアイの小袿コウチキだつ物、ないがしろに着なして、紅クレナイの腰ひき結へるきはまで、胸あらはに、ばうぞくなるもてなしなり」。

軒端荻は肌に中袴をはき、小袿のようなものを形だけ引っ掛けているのでしょう、胸が丸見えでしどけない。
しかし、これは上流女性でもないことではなく、夏の家居には肌に中袴をはいて、上に単衣か袿一領を着ることがありました。
「源氏物語絵巻 夕霧」(五島美術館蔵)でも雲井雁の生絹スズシの単から胸や腕があらわになっています。

しかし、綾織で肌を隠す空蝉に、源氏はつつしみ深さを感じています。

さて、小袿に話しを戻します。
小袿とは褻ケの折に一番上に着る、袷、垂頸タリクビ、広袖、長い丈、3枚5枚の裂を重ねて一領とする装束です。
源氏は、空蝉が閨で打ち掛けていた小袿を脱ぎ捨て逃れたことに酷く傷つき、「空蝉」と言う帖名になりました。

◇お茶
初心者〜初炭

(1)単襲とは二枚を重ねて袖口・裾で糊で捻り合わして一領に見せる。
単はやや大きい寸法、袖口・裾より3-4寸も外に出る、葵紋様に限る。

参考文献
『源氏物語』に現れた服飾の研究(江馬務著)、日本服飾史要(江馬務著)、風俗研究(江馬務著)、日本女装変遷史(吉川観方監修)、他

#香道 #志野流 #空蝉香 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年7月18日

Photos from 緑水庵's post 17/07/2022

今日のお茶のお稽古
◇初炭→茶通箱→(小間へ動座)薄茶(葉蓋)

祇園祭の山鉾巡行はコロナ禍で中止されたため3年振りです。
昨晩、NHKBSで宵山のライブ中継を視聴し、行きたい気持ちに駆られました。

今日17日の祇園会の山鉾巡行(前祭サキマツリ)は、神幸祭シンコウサイ(神輿の渡御)に先立つ都大路の清祓いだと考えられています。
また、24日の後祭アトマツリは還幸祭カンコウサイに先立ちます。

#祇園会 #巴棚 #棒の先建水 #御酒筒 #茶通箱 #手作り和菓子行者餅 #麩の焼 #白楽天 #歳事記緑水庵 #茶緑水庵 2022年7月17日

Photos from 緑水庵's post 12/07/2022

昨日のお稽古
◇お香
組香「蓮ハチス香」
香4種、荷葉・開花・月影・香風。
用いる詩は、
  葉展影翻當砌月 花開香散入簾風 白居易

七十二候では、7月12日が「蓮始開」です。

◇お茶
初心者〜初炭・貴人清次濃茶

一昨年11月入会の生徒さん、初めての初炭です。
去年の灰形教室(全5回)(1)に参加されましたが、実際に炭手前で使うのは初めて。
拙庵では基本的には初炭の生徒が、灰形を作り、敷板を置いて風炉を据え、炭斗に炭を組み、香合に香を入れ、灰器に藤灰を盛り、下火を熾し、薬鑵で湯を沸かし…これらをタイミング良く準備します。
初めてで戸惑うと思いますが、1ヶ月に1回 するとして、10回くらいすれば慣れると思います。
頑張りましょうね。

(1)今年の灰形教室→ https://facebook.com/events/s/%E7%81%B0%E5%BD%A2%E6%95%99%E5%AE%A4-2022/777114699935900/

#香道 #志野流 #蓮香 #蓮始開 #手作り和菓子蓮饅頭 #蓮根でんぷん #蓮粉 #貴人清次濃茶 #清風籠 #一器二用 #鵜籠 #香緑水庵 #茶緑水庵 #二十四節気七十二候緑水庵 2022年7月11日

Photos from 緑水庵's post 11/07/2022

昨日のお稽古
◇初炭→続薄茶(平水指・名水点・洗茶巾)
 *釜に〆をして名水点

◇花所望(釣瓶)→初炭→茶筅荘(釣瓶)→後炭→薄茶(洗茶巾)
*木地釣瓶到来で、花入と水指の一器二用

#一器二用 #鵜籠 #鮎籠 #名水点 #責め紐 #続き薄茶 #平水指 #荷葉茶碗 #洗茶巾 #棒の先建水 #花所望 #茶筅荘 #木地釣瓶 #茶緑水庵 2022年7月10日

Photos from 緑水庵's post 04/07/2022

今日のお稽古
◇お香
組香「氷室ヒムロ香」
香は5種、冬の名残・消へぬ氷・杉の下風・千年の松・客。
用いる言葉は、松ヶ崎・津希野ツゲノ。

用いる和歌は、
つげの野に大山守が治めたる
  氷室ぞ今も絶へせざりける
      藤原仲実(『堀河院御時百首和歌)

氷ゐて千年の夏も消へせじな
  松ヶ崎なる氷室と思へば
      京極関白家肥後(『 同断 』)

◇お茶
初心者〜貴人清次濃茶・茶碗荘

6月朔日の氷室節、今年は新暦6月29日でした。
氷室節→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2074670996008911/

#香道 #志野流 #氷室香 #氷室 #巴棚 #棒の先建水 #貴人清次 #茶碗荘 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年7月4日

Photos from 緑水庵's post 03/07/2022

今日のお茶のお稽古
◇(置水指)初炭→名水点→後炭→薄茶(洗茶碗)
◇大圓草

#名水点 #鬼桶 #棒の先建水 #舟花入 #洗茶巾 #大圓草 #茶緑水庵 2022年7月3日

Photos from 緑水庵's post 30/06/2022

昨日は6月晦日、夏越祓。
お参りには行けなかったけれど、水無月だけはいただきました。
今年は作らず、仙太郎製。

#夏越祓 #歳事記緑水庵 #水無月 2022年7月1日

Photos from 緑水庵's post 28/06/2022

過日、帝京大学総合博物館「小島善太郎展」

知人がコレクションの内10点ほどを貸し出していたので拝見に。
浅学寡聞にして小島善太郎を存じませんでしたが、私が知らないだけで著名な洋画家のようです。

帝京大学は、起伏のある緑豊かな場所に新しい校舎が建っていました。
学生さんは遊び場所に乏しいでしょうが、素晴らし環境です。
写真撮り忘れました。

帝京大の前に、日野市小島善太郎記念館、百草モグサ園。

#小島善太郎 2022年6月28日

Photos from 緑水庵's post 23/06/2022

明治神宮に花菖蒲を観に来ました。
ちょっと時期が遅かったかな、終わりかけです。
内苑は20年ぶりくらい、記憶って怪しい、思っていた光景と全然違いました。

#菖蒲 #明治神宮 2022年6月23日

Photos from 緑水庵's post 20/06/2022

今日のお稽古
◇お香
組香「五月サツキ香」
  さつきまつ花たちばなの香をかげば
    むかしの人の袖の香ぞする
  『古今集』『和漢朗詠集』『伊勢物語』所収

出香の客香を当てると上の句、後出香の客香(出ない場合もある)を当てると下の句、客香が当たらないと「五月雨」を書きます。
旧暦五月は、「橘月」の異称があるように橘の花の咲く頃、また「五月雨」の頃でもあります。

◇お茶
初心者〜茶碗荘・茶杓荘

#香道 #志野流 #五月香 #五月雨 #橘 #花橘 #手作り和菓子青梅 #茶碗荘 #茶杓荘 #種壺 #鵜籠 #松明花 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年6月20日

Photos from 緑水庵's post 19/06/2022

今日のお茶のお稽古
◇炭所望→花所望→続薄茶
   *正客より蛍籠炭斗到来

光秀の連歌の発句は五月雨を詠んでいますが、謀叛を仄めかしたとも言われます。

#炭所望 #花所望 #続き薄茶 #蛍籠 #種壺 #松明花 #槍の鞘建水 #吹抜蓋置 #五月雨 #茶緑水庵 2022年6月19日

Photos from 緑水庵's post 17/06/2022

和菓子≠茶席菓子、上生菓子≒茶席菓子だと思っていましたが、最近は上生菓子≠茶席菓子の様相です。

このごろ、席中の道具や花を無視した写実的な上生菓子を見ることが多くなり、茶がないなぁと思います。
また、練り切り製のそれらは、こなしに比べ乾きにくく造作しやすいですが、口溶けの点で私は好みません。
リビングでの一服ならばアートな菓子も良いのでしょうが。

茶席菓子と言うと、やはり京都ですが(最近は京都でもあれ?と思うことがあります)、東京にもない訳ではありません。

今年の『なごみ』(淡交社)で「東京の茶の湯菓子」が連載され、6月は岬屋さんです。
京都で茶の湯を6年間学び、横浜の茶席披きや稽古に選んだお菓子屋さんです。
ただし、当時は東京に行くことも多く通ってましたが、往復2時間以上かかるので、ここ10年程は新年会のおはなびらくらいしかお願いしていません。

3月は、比較的何度もいただいている亀屋万年堂さんです。
連載はあと6回、きっと東京では珍しいこなし(東京は練り切りが多い)を作り、私が苦手な錦玉も美味しい源太さんも載るでしょうね。

#上生菓子 #茶席菓子 #岬屋 #茶緑水庵 2,022年6月17日

Photos from 緑水庵's post 13/06/2022

家元制度において「免除」「伝授」「許状」など、ご宗家により異なるかと思いますが、私が学ぶ裏千家茶道では「許状」です。
何々の手前をすることが許されるという意味合い。

裏千家では資格によっては今日庵に於いてお家元さまより直接いただきますが、許状によっては師が引次ヒキツギます。

昨日は「準教授」、今日は「入門」の引次で、盃事。
お祝い申し上げます。
お互いに精進いたしましょう。

#引次 #入門 #準教授 #茶緑水庵 2022年6月13日

Photos from 緑水庵's post 13/06/2022

今日のお茶のお稽古

◇お香
組香「四季比翼香」
香4種、雉子キギス・水鶏クイナ・雁金・千鳥、それぞれ春夏秋冬の鳥で、夏の今は水鶏以外の3炷試した後、水鶏を4炷・他は2炷づつの10炷聞きます。
1.2炷目・3.4炷目…に同じ香が出て当てると「比翼」となります。
志野流三傳を授かっている場合は、特別な聞き方も出来ますが、その傳授が未だの生徒さんもいるので通常の聞き方で稽古しました。
*試香の香数を間違えていましたので、後日訂正しました。

◇お茶
初心者〜貴人清次濃茶・貴人清次薄茶

#香道 #志野流 #四季比翼香 #水鶏 #桑小卓 #白阿蘭陀水指 #平建水 #貴人清次 #手作り和菓子沢辺の蛍 #香緑水庵 #茶緑水庵 2022年6月13日

Photos from 緑水庵's post 12/06/2022

今日のお茶のお稽古

◇炭所望→続薄茶
  *客より蛍籠炭斗到来
(炭斗として使った後に菓子器に使うのは憚る場合もあります)

◇初炭→茶杓荘→後炭→薄茶
  *一対の一本を濃茶で、もう一本を薄茶で披露

#炭所望 #続き薄茶 #桑小卓 #白阿蘭陀水指 #平建水 #蛍籠 #種壺 #茶杓荘 #手作り干菓子 #茶緑水庵 2022年6月12日

Photos from 緑水庵's post 06/06/2022

巣立ちの時、駅構内。

#燕 2022年6月7日

Photos from 緑水庵's post 06/06/2022

今日のお稽古
◇お香
組香「競馬香」
上賀茂神社の賀茂競馬クラベウマ(キソイウマ)は、元々は宮中から移された儀式で、5月5日(1)に催された「競キソイ」(2)のひとつです。
「競馬香」は賀茂競馬に因み、古十組(志野流では内十組という)第七、八角一枚札という道具を用います。

◇お茶
初心者〜貴人清次濃茶・貴人清次薄茶

(1) 旧暦5月5日は新暦6月3日

(2)端午の競技→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2049092441900100/

#香道 #志野流 #競馬香 #賀茂競馬 #端午 #菖蒲 #手作り和菓子粽 #隈笹 #桑小卓 #白阿蘭陀水指 #平建水 #歳事記緑水庵 #茶緑水庵 2022年6月6日

Photos from 緑水庵's post 05/06/2022

十二支の日の行事(1)を毎月書いています。

明治6年の改暦以降、月日そのままの行事とひと月ずらした行事があります。
例えば、上賀茂神社の競馬クラベウマは5月5日そのままですが、上賀茂神社・下鴨神社の加茂祭(葵祭)は4月中酉日(2)が5月15日に替わっています。
すなわち、古え競馬は加茂祭の翌月でしたが、今は加茂祭の前儀となりました。

同じように日程が前後した行事が多くあり、戸惑います。
また月日そのまま新暦にすると、人日に若菜は出ず、上巳に桃・端午に菖蒲・重陽に菊は咲いていません。
その点、地方では月遅れが多く、本来の花の季節が迎えられます。

5月(午の月〜大) 2022年5月30日〜6月28日


 ①端午(3)は午の月(5月)始めの午の日、中国起源の節。
また、5月5日の船の競漕と結び付き5月5日に替わる。
  (5月5日は新暦6月3日)


 ②相馬の妙見祭・野馬追(4)
   中未日・中申日・中酉日
   (現行 7月最終土曜日曜月曜)
 
(1) 序→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2236384776504198/
『日本祭事全史』明治以前より、を参照にしている。
ただし、明らかな間違えは訂正し、私が確認出来ない行事は省いた。

(2)4月→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2312617552214253/
『枕草子』にも「四月はまつり」とあり、また志野袋の4月の結びは「葵」。

(3)端午→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2049092441900100/

(4)→ https://soma-nomaoi.jp/schedule/

#十二支の日 #旧暦 #午の月 #馬鈴蓋置 #歳事記緑水庵 2022年6月6日

Photos from 緑水庵's post 05/06/2022

今日のお茶のお稽古
◇真之炭→大圓真→(四畳半逆勝手へ動座)薄茶
◇(三畳台目)台天目

6月3日が旧暦5月5日です。
端午について→ https://www.facebook.com/161408844001812/posts/2049092441900100/

#真之炭 #大圓真 #台天目 #逆勝手 #槍の鞘建水 #種壺 #夏椿 #端午 #歳事記緑水庵 #茶緑水庵 2022年6月5日

Photos from 緑水庵's post 29/05/2022

昨日、増上寺にて志野流香道の令和蘭奢待献香式と献香式記念特別聞香席。

壮麗な大殿にて、お家元さまが蘭奢待を炷かれ、家康公へ献ずるお式、それはそれは厳かでした。
蘭奢待が悠久の時を超えて目覚めた瞬間に立ち会えたことに幸せを感じます。

ご宗家におかれましては、コロナ禍のご準備大変でいらしたことでしょう。
御礼申し上げます。

#香道 #志野流 #蘭奢待 #献香式 #香緑水庵 2022年5月29日

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柳絮。北京に赴任している生徒さんに、見たい〜とリクエスト。優雅にふわふわ漂うのをイメージしていたのですが、暴力的に飛び交うそうです。4月中旬から飛び始め、5月中旬の今は収まってきたとのこと。上海にも、生徒さんがお子さん3人連れていらしてます...

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みんなの絵本のおうち みんなの絵本のおうち
神奈川県横浜市泉区和泉中央南5-4/11
Yokohama, 2450023

絵本に囲まれたみんなの居場所です� 相鉄線いずみ中央駅徒歩1分 ご予約?

Teru Teru Yokohama Bar Café Teru Teru Yokohama Bar Café
横浜市南区通町3丁目50-2 マインドベリタ 101
Yokohama, 232-0056

JBEAU Beauty Cafe & Nihonshu Bar JBEAU Beauty Cafe & Nihonshu Bar
1st Floor Yokohamashi Nakakufukutomichou Nakadori
Yokohama, 2310043

10:30am-5:00 pm -cafe we serve our very own menu. 6:00pm-2:00 am we have 20kind of nihonshu nomihodai

peacecafe_yokohama peacecafe_yokohama
神奈川県横浜市西区南幸1-5-1相鉄ジョイナスB1F
Yokohama, 2200005

🤍100% Plant based カレー専門店  ″横浜発祥ベジダシカレー” 📍 相鉄ジ?

左近山アトリエ131110 左近山アトリエ131110
旭区左近山団地1-31/110
Yokohama, 2310023

左近山団地の商店街にあるアート拠点です。ギャラリー・ワークショップ?

Hawaiian Cafe Hoa Aloha Hawaiian Cafe Hoa Aloha
Yokohama

間借りハワイアンカフェです♪ 2022年02月16日オープンしました(^^)

森の輪カフェ 森の輪カフェ
南区井土ヶ谷下町28/13
Yokohama, 232-0053

横浜の森の輪カフェは現在伊豆高原に移転開業の準備中です。

eeetshall eeetshall
港北区綱島西2-8/1
Yokohama, 223-0053

カフェ

ツナガルカフェ&バー ハレとケ ツナガルカフェ&バー ハレとケ
港北区箕輪町2丁目7-36-1A
Yokohama, 2230051

横浜の日吉にある、"食によるまちづくり"を掲げるカフェ&バー。毎日変?

CAIT SITH CAIT SITH
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-24-2さかぐちビル2階
Yokohama, 2240003

譲渡型猫カフェ

Global Hub Sports Bar & Grill Global Hub Sports Bar & Grill
中区元町1丁目31 ラ・スピーガ地下1階
Yokohama, 2310861

30カ国以上のビール、カクテル、ワイン、ウイスキー、シャンパンと多国?