Hair & Art Fzeraf

おはよ
晴天続きの木曜日の朝
気温は上がりきらないから春の陽気漂い心地良く過ごせる
風も穏やか

さて

言い訳をすれば多忙
正直に言えばネタ切れ
本音を言えばSNS疲れ
告白すれば飽き性

インスタに投稿し続けるって大変ね
もともと文章を綴るのは好きだしストレスではないはずなのに、苦行のように感じるのは無理してるんだね、きっと
スラスラとアドリブで自分の思いを文章にして伝える事の難しさといったら
酔っ払ってたら弁も立つ気がするもんだけど、まぁ呑んだくれの戯言だろう

BRIAN ENO
「AMBIENT KYOTO」

去年の初夏の思い出
死ぬまでにブライアンイーノの作品を生で観たいと思っていたから京都での個展開催ニュースを聞き卒倒、即答、即決、決行

アンビエントミュージック、映像と音響によるアート
最高でした
公共交通機関で移動する際にはヘッドホンで大音量にし聴きます
見える世界の色が変わる
時間の流れが歪むような
五感が解放されて感受性が高まる
癒しであり刺激である
皆様も是非一聴されよ


コロンビア、好みがど真ん中で泣けるart
先日イベントを開催しました
詳細は後日

ささ、仕事だぜ
今日も一生懸命働くよ
わっしょいわっしょい

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おはよ
晴天な金曜日の朝
気温も上がり風も程よく
陽が温かく頬が緩む
港湾は凪で鏡面のように景色を反射させ、黒い鵜が静寂を打ち破る
白鷺が舞い戻ったようで、黒い鵜から地位を奪い返したと言わんばかりの佇まい

吉野源三郎　作　羽賀翔一　画
「君たちはどう生きるか」

これは少年時代に読むべき書物です
大人になってから読むと辛い記憶とか後悔の念がフラッシュバックで凹む可能性あります
僕がそうであるように…
世界を見つめたり、自分を見つめたり
内省的な時代を誰もが経験してると思うけど、僕はまだ通り過ぎずにずっと沼にハマってる感じ
こんな大人になったら面倒だから、早めにこういう自己啓発本を手にとり色んな思考を身につけて社会を上手く乗りこなしてほしい
僕は手遅れよ

絵画でも観ながら心落ち着かせて行きたいと思います

さてとな、働こ
おっとコーヒー淹れよ

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こんばんは
二月の営業、お休みのお知らせ
毎週月曜日は定休日です
今月は連休を設けています
2/17(金)から2/21(火)までお休みします
他は通常営業で10:00〜20:00です。
予約状況ですが、明日また報告します。

如月も働くよ

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おはよ
日曜日の朝も
曇り空も
沖の津堅島も
ホワイトビーチも
休む人も
働く僕も
平等な一日も
平和に見えても
今日が過ぎ去っても
ヤンバルクイナも
ハシビロコウも

光と影。

今朝も気持ち良く晴れました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか？

Fzeraf は今週も予約が立て込んでいます。
ご予約はお早めにどうぞ。

絵画　「VOID/虚無」
33×24cm
¥55,000


油絵具、アクリル絵具、そしてドリルで削り仕上げています。
彫刻のようです。
間近で観ると立体的で角度によって印象が変わります。

朝。

One Summer Day 2022

Mixd media on canvas
65×50
¥85,000

Yoji Nikawadori の新作。
「幼少期に過ごした夏の記憶」がテーマとなっています。
キャンバスに描かれているのはきっと目にしたもの、聴いたもの、触れたもの、嗅いだもの、口にしたもの。
見下ろす街、見上げた出口、広がる水平線、狭まる小路、テレビの向こう側、足元の影。
自由を謳歌、反故された約束、旅の終わり、次の夏。
滲む血、溢れた涙、発せられなかった言葉、動かない足、届かなかった風船、見えていたはずの何か。
それらの中心に僕らがいます。
記憶は、思い出は、時が経てば経つほど、その輪郭はボヤけていきます。
一つ一つの記憶が少しずつ混ざり、自分だけの色が創り出され、そして時がそれを引き伸ばし、歪め、薄める。
そのような様を描いた作品のように僕には見えます。
思い出は日々の雑多な情報に埋もれ、喧騒の中で思考する事も億劫な世の中です。
アートは自分自身を取り戻す手助けになるのではないでしょうか。
僕はそんな風に思います。

「Maria」

友人で画家の Yoji Nikawadori に Fzeraf に飾る絵画を依頼したのはいつだっただろうか。
当時の事はあまり覚えてないけど、Fzeraf をオープンさせて暫く経ってから、
「Yoji の画を Fzeraf に飾りたいから描いてくれない？」
と軽いノリで依頼したと思う。
画を描く人間が直ぐ側に存在している、という事実に浮かれて興奮したのは覚えてるけど、今思い返せば乱暴な依頼だったな。
「好きに描いてもらっていいから」なんて。
東京で音楽活動をしながら、気まぐれに画を描いていたという彼が、いったいどんな画を描くのか、僕には想像もできなかった。
ただ、僕は心底、彼を信じていた。
何はともあれ、素晴らしい画を描くに違いない、と。
直感だった。
だから、ひたすら待ち続けた。
急かす事なく。
そしてある時、「完成したから持って行きます」という連絡が届いた。
2017年のある日、Fzeraf の営業が終わったタイミングで持ってきてくれた画は、僕の想像を上回る出来栄えの画だった。
目の前にある画の圧倒的な存在感に一瞬にして心が奪われた。
３年以上の月日を費やし完成されたその画は、幾度となく描き直され塗り直された結果、時間の重みや思想、愛、暴力、無秩序、宗教哲学といった要素が醸し出す、独特の雰囲気をまとっていた。
木製のベニヤパネルに描かれたその抽象画は、あらゆる色が無作為に重ねられて混沌とした世界が描かれている。
赤と黄色という明るい色調の中に黒と白、その他の色が縦横無尽に散りばめられている。
一見すると、色が洪水のように押し寄せてくる暴力的な印象を抱くけれど、よく観るとその画はとても優しく、寛大で、包容力のある画だというのが観て取れる。
「タイトルはない、自由に観て自由に解釈してほしい」と彼は言った。
名も無き画が Fzeraf に飾られてから、僕は時間が許す限りその画を見続けた。
そこに描かれているだろう大切な何かを感じ取り、それを言葉で表現し彼に伝えたいと思ったから。
その画は観れば観るほど新しい発見があった。驚きの連続だった。
自分自身の中に潜っていくような感覚に、恐怖さえ覚えた。
次に Yoji に会った時、僕は自分が感じた事を話したけれど、一番に伝えたい事を言葉にするのは憚れた。陳腐な言葉の羅列になると思ったから。
でも Yoji は僕がその画に抱いたイメージ像を喜んでくれた。
そして画にタイトルがついた。
「Maria」
その美しい名の画は僕と、Yoji のイメージが重なり創造された宇宙そのものだ。
魂が宇宙に放たれ、あらゆる人と無数に光る糸で繋がる事ができる。
おそらく、僕らがずっと待ち望んでいたものが「Maria」だ。

Hair & Art Fzeraf updated their website address.