ふげん社/Fugensha
目黒・元競馬場前で渡辺美術印刷が運営するアートスペースです。自家焙煎珈琲を提供するブックカフェ(本の購入も可能)、主に写真の企画展を開催するギャラリー、プリントラボを併設しています。

【御礼】ふげん社ポートフォリオ・レビュー2025
第1回レビュアー 有元伸也
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2月22日(土)に写真家の有元伸也さんをお招きして、「ふげん社ポートフォリオレビュー2025」第1回を開催いたしました。
ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
展覧会をやりたい、本にまとめたい、という参加者それぞれの状況に合わせて、展示プリントのサイズのこと、写真のシークエンスの作り方、など具体的なコメントをいただきました。
その中でも作品制作における普遍的な言葉が心に残りました。
・展示は、作品を通じた観客との対話
・ステートメントは、作家がやりたいことと作品が一致しているかを確認するもの
・テーマは探すものではなく、自分の中に発見するもの
などなど。みなさん熱心にメモをとっていらっしゃいました。
最後はおやつをいただきながら、有元さんご自身の作品制作について、たくさんのお話をお聞きできて、とても充実した時間となりました。
「アートの意義は究極「世界平和」ではないか。作品を通して、いろいろなものの見方を提供することで、それが世界平和につながる」という趣旨のこともおっしゃっていて、そんな熱い想いが有元さんの作品の根底に密やかに流れているということを知ることができて、嬉しく思いました。
有元伸也さん、ありがとうございました!
次回は
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3月23日(日)に、沖縄から
石川竜一さんをレビュアーにお招きして開催します!
受講者・見学者ともに募集中です。
■参加者募集中!
ふげん社ポートフォリオレビュー 2025
第2回 レビュアー:石川竜一
日程:2025年3月23日(日)13:00~16:30
レビュー終了後、アフターティーパーティ1時間あり(ワンドリンク付)
会場:ふげん社
〒153-0064 東京都目黒区下目黒 5-3-12
参加費:5,000円(定員8名)
見学料:2,000円(定員5名)※レビューを受けず、見学のみの方
前払い制。
お申し込み方法など詳細はLinktreeから!
https://fugensha.jp/events/250323review/

\New arrivals!/
ときたま『透明傘は誰の物』(サイン入り)
『透明傘は誰の物』は、『たね』と『ヱビス日記』に続く、ときたまの写真集第三作目です。
「透明傘(ビニール傘)」は、誰もが必ず1、2本は持っており、日常的に目にする存在です。
しかし、なぜ日本でこれほどまでに広く使われているのか、考えてみると不思議です。
見慣れた風景から、新たな発見と認識を引き出す、ときたまさんの発想力と独自の視点が光るこの写真集は、楽しさとともに目から鱗の驚きをもたらします。
ふげん社では作家サイン入りでお取り扱いしております。
■書誌情報
ときたま『透明傘は誰の物』
発行:有限会社トキヲ
サイズ:240mm×185mm
発行日:2024年12月14日
¥3,850 税込
https://fugensha-shop.stores.jp/items/67a58ce60c846b06901a93ce
#ときたま #透明傘は誰の物 #透明傘 #ビニール傘 #有限会社トキヲ #スナップショット #たね #ヱビス日記 #写真 #写真集 #ポートレート #ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り #ふげん社の本

\村上賀子ZOOMS JAPAN 2025グランプリ受賞!/
このたび、村上賀子さんの「Known Unknown」が「ZOOMS JAPAN 2025」グランプリを受賞しました。
本作品は、2024年に弊社から同名の写真集を出版しています。
「ZOOMS JAPAN 2025」とは、フランスのフォトコンテスト「LES ZOOMS」(主催:Salon de la Photo)の理念に賛同し、新進写真家の国際的な活躍を支援する目的で、2015年にスタートしたフォトコンテストです。
本年は応募総数331作品の中から、フランス写真界の第一線で活躍する審査員による厳正な審査の結果、受賞作品が決定しました。
受賞作品は、来週パシフィコ横浜で開催される「CP+2025」の会場で展示されます。
同会場のふげん社のメディアパートナーブース【小間番号:MP19】では、写真集『Known Unknown』を販売いたします。
また、初日2月27日(木)の15時から、2階アネックスホール・ステージCにて「Zooms Japan 2025・Les Zooms 2024 受賞作品レビュー」が開催され、グランプリ受賞者の村上さんも登壇します。
登壇者へのご質問は、下記のフォームからお寄せください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScDfMMyE4ZQbcq6RLLy-rfePuRM0BF9hw3NlZrf82wKCLgt4w/viewform
それでは、皆様のお越しをお待ちしております。
■関連イベント
・CP+(シーピープラス)2025 @cpplusjp
会期:2025年2月27日(木)~ 3月2日(日)
会場:パシフィコ横浜
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
入場料:ウェブ事前登録制(無料)
公式ウェブサイト:https://www.cpplus.jp/
・CP+2025主催者企画
Zooms Japan 2025・Les Zooms 2024 受賞作品レビュー
日時:2月27日(木)15:00-15:40
会場:パシフィコ横浜 2階アネックスホール ステージC
登壇者への質問フォームはこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScDfMMyE4ZQbcq6RLLy-rfePuRM0BF9hw3NlZrf82wKCLgt4w/viewform
■書誌情報
村上賀子『Known Unknown』
第23回三木淳賞受賞作
寄稿:高瀬隼子
デザイン:山本祐衣
発行所:ふげん社
サイズ:B5変型(w250×h201mm)
写真点数:38点
定価: 4,180円(税込)
ISBN 978-4-908955-34-1
ご注文はこちら
https://fugensha-shop.stores.jp/items/66e6a1a824c2f47d9d2ca00a
#村上賀子 #ふげん社 #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り #ふげん社の本
\Pre-orders are open!/
Sha Shin Magazine vol.7
が4月20日にリニューアル発売します。
本日から、ご予約+定期購読の受付を開始しました!
〈口絵〉
遠藤文香
遠藤 励
川島小鳥
GOTO AKI
服部恭平
水島貴大
Yves Suter
📕vol.7
https://fugensha-shop.stores.jp/items/67b464cd76f1c9031c4d7fd4
📚定期購読
https://fugensha-shop.stores.jp/items/67b589959a028501ebf87ab6

【CP+2025】メディアパートナーブースに出店!
3/1(土)ステージ「吉永陽一の『空撮の世界』」を開催✈️
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2/27(木)〜3/2(日)にパシフィコ横浜で開催される「CP+2025」に、ふげん社はメディアパートナーとして出店いたします。
弊社は1F展示ホールのメディアパートナーブース【小間番号:MP19】に出店します。
4月にリニューアル発売する雑誌『写真』vol.7の先行予約受付を始め、木村伊兵衛写真賞の候補となった金川晋吾『明るくていい部屋』や、ZOOMS JAPAN2025 ショートリストに選ばれた村上賀子『Known Unkown』など、近刊の写真集を特別価格で販売いたします。
ぜひ、お立ち寄りください!
また、3月1日(土)13:50〜、ふげん社企画のトークイベント「吉永陽一の『空撮の世界』」を2Fアネックスホールで開催します。
吉永さんに、空撮の魅力と、機体の高度・速度・角度を把握しながら高速で動く被写体を撮影する「瞬間芸」の舞台裏をお話しいただきます!
YouTubeの配信・アーカイブもございます。
今年は、同会場でZINES FAIRも開催されるようで、楽しみですね。
「CP+2025」入場には、事前登録(無料)が必要ですので、お気をつけください。
皆様と、横浜でお会いできることを楽しみにしております。
■開催概要
CP+(シーピープラス)2025
会期:2025年2月27日(木)~ 3月2日(日)
開場時間10:00~18:00 最終日のみ17:00まで
※2月27日(木)のみ、12:00まではプレス・VIP招待者の入場時間帯
会場:パシフィコ横浜
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
入場料:ウェブ事前登録制(無料)
主催:一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)
https://www.cpplus.jp/
■吉永陽一トークイベント(YouTube配信あり)
ふげん社presents
吉永陽一の空撮の世界
開催日時:3月1日(土)13:50-14:30
出演:吉永 陽一(写真作家)、関根 史(ふげん社 ディレクター)
会場:2階アネックスホール ステージB
配信はこちら
https://www.youtube.com/live/LsKG9m1IHsM?si=h17IUrQ3um0gfbK4
イベント詳細はこちら
https://www.cpplus.jp/off-highlight/off-highlight02.html
#シーピープラス #写真 #映像 #カメラ #イベント #パシフィコ横浜 #メディア #吉永陽一 #空鉄 #空撮 #雑誌写真 #ふげん社 #ギャラリー #ブックフェア

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\アートと建築の交流/
伊礼智さん×自然と住まい研究所
YouTubeで
ふげん社が紹介されました!
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ふげん社の内装設計をされた建築家の伊礼智さんと、施工会社「自然と住まい研究所」の中山総一郎さんが、ふげん社館内を建築デザインの目線で解説する動画がYouTubeにupされています。
題して、「アートと建築の交流」!
弊社代表の渡辺との鼎談も収録されています。
ぜひご覧ください。
https://youtu.be/1tN_uudqI7g?si=1UILV47bbCeewzCi
.jp
#伊礼智 #中山総一郎 #自然と住まい研究所 #アートと建築の交流 #リノベーション #リノベ #建築 #建築デザイン #対談 #ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り

【RECRUIT】
このたび、ふげん社はアルバイトスタッフを募集いたします!
アートや本、珈琲がお好きで、弊社の活動に共感していただける方、ご応募をお待ちしております。
詳しくは、下記のURLから応募要項をご確認いただき、ご応募ください。
https://fugensha.jp/news/250215/
#ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り

【Upcoming exhibition】
王露個展「BANG 幇」Wang Lu “BANG”
2月28日〜3月23日 from Feb. 28 to Mar. 23
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このたびふげん社は、2025年2月28日(金)から3月23日(日)まで、王露個展「BANG 幇」を開催いたします。
1989年中国・山西省生まれの王露は、2016年に来日し、東京東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了後、現在は東京を拠点に写真家として活動しています。
急激な発展によって移り変わる故郷・太原市と、その変化から取り残されるようにして暮らす自身の家族をテーマにした作品『Frozen are Winds of Time』は、2019年にキヤノン第二回SHINESに入選後、2022年にふげん社から写真集が出版されています。
本展では、2021年から現在まで取り組んでいるプロジェクト「BANG 幇」を展示いたします。王は、中国人留学生として日本で生活する中で、在日中国人のアイデンティティや互助組織、先人の移住者たちが築いてきた文化やコミュニティに興味を持つようになりました。
「幇(Bang)」とは、経済活動を中心とする互助的な中国人のグループのことで、異郷において、同郷・同族の人たちによって構成されています。日本における「幇」の拠点は、中国商人たちが江戸時代から住み始め、中華街として現代に残っている長崎に始まり、神戸、横浜などが主要な都市です。
王は、大判カメラを用いて、在日中国人の生活空間と、ポートレート、そして長崎や横浜の景色の中に見つけた中国的アイデンティティを写していきました。加えて、中国原産でありながら日本で生育する植物のドローイングも展示いたします。
自国の文化が、移民によってどのように異国へ伝わり、根付いていくのか。そこから立ち現れる風景とは何か。展示空間を用いて、個人と場所、文化のアイデンティティの交わりの様相を、写真とドローイングで表現し、個人のアイデンティティに場所がどのように影響するのかを探究します。
■開催概要
王露個展「BANG 幇」
会期:2025年2月28日(金) 〜3月23日(日)
開館時間:火〜金 12:00〜19:00 土・日 12:00〜18:00
休廊:月曜日、3月20日(祝)
会場:ふげん社
〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12
TEL:03-6264-3665 MAIL:[email protected]
https://fugensha.jp
https://fugensha.jp/events/250228wanglu/
■イベント
①ギャラリートーク 王露×岩根愛(写真家)
3月9日(日)14:00〜15:30
※オンライン配信あり(アーカイブ視聴は2025年4月13日(日)まで)
※イベント終了後にレセプションを開催します。
会場:ふげん社
参加費:1000円(会場観覧・オンライン配信)
※オンライン配信のアーカイブ視聴は 2025年4月13日(日)まで
お申し込み方法:ご希望のチケットをふげん社オンラインストア(https://fugensha-shop.stores.jp/)からご購入ください。店頭でお支払いを希望の方はふげん社まで(03-6264-3665)ご連絡ください。
https://fugensha.jp/events/250309talk/
②ギャラリーガイドツアー(無料・申込不要)
作家本人とギャラリーディレクターが本展の見どころなどを展覧会場にて解説いたします。参加ご希望の方は、ギャラリーまで直接お越しください。
3月16日(日)14:00から30分程度
https://fugensha.jp/events/250309guide/
#王露 #幇 #中国 #中国人留学生 #ポートレート #山西省 #東京藝術大学 #神戸 #横浜 #ギャラリートーク #岩根愛 #写真 #写真集 #ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り #ふげん社の本

【金川晋吾が第49回木村伊兵衛写真賞ノミネート】
第49回木村伊兵衛写真賞に金川晋吾さんがノミネートされました。
弊社が2024年10月に刊行した写真集『明るくていい部屋』や、1月に雑誌『写真』vol.5に掲載され、展覧会を開催した「ハイムシナジー」もノミネート作品として挙がっています。
受賞作家は、3月下旬に朝日新聞紙面および朝日新聞出版ニュースサイト「AERAdot.」にて発表されます。
〈第49回木村伊兵衛写真賞ノミネート作家〉
上原沙也加、金川晋吾、須藤絢乃、中西敏貴、長沢慎一郎、吉田多麻希
▼記事はこちら(AERA.dot)
https://dot.asahi.com/articles/-/250103?page=1
■書誌情報
金川晋吾『明るくていい部屋』
2019年から現在までの、アーティストの百瀬文と斎藤玲児と自身による三人の共同生活を、118点の写真と2万5千字の文章とともに綴った作品です。
2024年10月5日発行
著者:金川晋吾
デザイン:田中せり
発行所:ふげん社
サイズ:A4変型(h230×w200mm)
定価: 4,290円(税込)
ISBN 978-4-908955-35-8
https://fugensha-shop.stores.jp/items/66f678f3ff39a103feabfd43
雑誌『写真』 vol.5「フェイス/Faces」
https://fugensha-shop.stores.jp/items/655702a1fd5b0703fbdbbe27
#木村伊兵衛賞 #木村伊兵衛写真賞 #金川晋吾 #明るくていい部屋 #百瀬文 #斎藤玲児 #森山泰地 #ポートレート #家族 #ドキュメンタリー #写真 #写真集 #ハイムシナジー #田中せり #ポリアモリー #パートナーシップ #ふげん社 #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り #ふげん社の本

\参加者募集中!/
ふげん社ポートフォリオレビュー2025
来週2月22日(土)開催 第1回 レビュアー 有元伸也
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2月22日(土)13時から、「ふげん社ポートフォリオレビュー2025」第1回をふげん社で開催いたします。
第一回のレビュアーは、有元伸也さんです。
有元さんは、写真集『TOKYO CIRCULATION』で林忠彦賞と日本写真協会作家賞を受賞されるなど、スナップやポートレートのモノクローム作品で知られています。
作家としてのキャリアに加えて、25年以上の講師経験をお持ちです。
豊富な知識に裏打ちされた説得力のあるコメントをいただけば、作品制作のモチベーションが高まること、間違いありません。
「ふげん社ポートフォリオレビュー」は、写真表現のプロフェッショナルと、一対一の対面で、直接自分の作品にアドバイスをいただける貴重な機会です。
現在制作に取り組んでいる作品や、写真展を控えている、写真集にしたい作品などを、ぜひご持参ください。また、他の参加者の作品に対する講師のコメントを聞くことも大きな学びになりますので、見学者も歓迎いたします。
写真界の第一人者との出会いの場を、ぜひ今後の作家活動にお役立ていただければ幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
https://fugensha.jp/events/250222review/
■開催概要
ふげん社ポートフォリオレビュー 2025
第1回 レビュアー:有元伸也
日程:2025年2月22日(土)13:00~16:30
レビュー終了後、アフターティーパーティ1時間あり(ワンドリンク付)
会場:ふげん社
〒153-0064 東京都目黒区下目黒 5-3-12
参加費:5,000円(定員8名)
見学者 2,000円(定員5名)※レビューを受けず、見学のみの方
前払い制。お申し込み方法は下記をご覧ください。
■レビュー形式
プリントをテーブルの上に並べる形式で作品を拝見します。
時間:一人あたりの時間は15分
ご持参いただく作品の形式:サイズ 2L以上のプリント20枚〜100枚以内。1シリーズが望ましいです。
※完璧なポートフォリオをご用意する必要はございません。
■お申し込み方法
ふげん社オンラインストアからチケットをご購入ください。
https://fugensha-shop.stores.jp/
◉参加者チケットのご購入はこちら
https://fugensha-shop.stores.jp/items/6795ed9323b5d03a01392d78
◉見学者チケットのご購入はこちら
https://fugensha-shop.stores.jp/items/6795eda4c5d1bb6110b76869
#ふげん社ポートフォリオレビュー #ふげん社ポートフォリオレビュー2025 #ポートフォリオレビュー #有元伸也 #写真教室 #講評会 #写真 #写真ワークショップ #ワークショップ #写真講座 #ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り

\New arrivals!/
Matt Black『American Geography』
マグナム・フォト会員のマット・ブラックは、2015年から2020年まで、アメリカ46州とプエルトリコを5年かけて横断し、10万マイルにわたるロードトリップを通じて、アメリカの貧困層の無力感、偏見、現実主義を検証した映像記録を作成しました。
このプロジェクトは、彼がカリフォルニアの田舎町、セントラル・バレーにある自身の故郷を探訪したことから始まりました。この地域は「もうひとつのカリフォルニア」とも呼ばれ、人口の3分の1が貧困に苦しんでいます。
2015年、彼はこの場所を出発点にして旅を始め、アメリカの国勢調査で貧困率が20%を超える地域、「貧困地域」を訪れました。
その結果、「貧困地域」は決して特異なものではなく、車で2時間以上離れていない場所にも広がっていることが分かりました。貧困地域はアメリカ全土に点在しているにもかかわらず、「チャンスの国(アメリカ)」から切り離されているのです。
最後の州を訪れた後の2020年に完成したこのシリーズには、作家の個人的なメモと拾った物のコレクションを組み合わせた旅日記が添えられています。
マット・ブラックの魅力的なモノクロ写真は、ウォーカー・エヴァンスやドロシア・ラングのような1930年代から40年代のFSAの写真家まで遡ることができるでしょう。
■書誌情報
Matt Black『American Geography』
出版社:Thames & Hudson
ページ数:168ページ
製本:ハードカバー
サイズ:262x265mm
ISBN:9780500545355
発行年:2021年
¥10,560 税込
https://fugensha-shop.stores.jp/items/67a5884fe3848e07c186c92d
#マットブラック #マグナムフォト #アメリカ #モノクロ #写真 #写真集 #ポートレート #ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り #ふげん社の本

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豪華ゲストも参加!
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【Report】『猫島からの帰還』トーク+朗読会
現在ふげん社で開催中の、飯沢耕太郎詩集『猫島からの帰還』刊行記念 高橋克之 挿画展のトークイベントを、2月8日(土)に開催いたしました。
飯沢耕太郎さんが1979年(当時26歳)に、初めて訪れた海外であり、その後何度も足繁く訪れ、創作の源泉となった「アフリカ」について、詳しくお話を伺うことができました。
実は『猫島からの帰還』の初稿は、『猫島』のモデルとなっている「ラム島」(ケニア)に訪れた1982年に書かれており、40年以上引き出しに眠ったままでした。それを詩人としての活動を再開した2023年に偶然発見し、大幅に加筆修正して、今回刊行されました。
飯沢さんのアフリカでの経験が多分に生かされた本書は、ビジュアルイメージが豊かに浮かんでくるのですが、画家・高橋克之さんの挿絵が挿入されることによって、その世界がさらに息づきました。
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軽快なリズムで人生の悲喜を歌うアフリカ音楽や、スワヒリ語の乾いた響きが、『猫島』の世界観を形作っています。
朗読会では、実際にアフリカ音楽を聴きつつ、『猫島』4篇の詩が朗読されましたが、飛び入りゲストとして、パフォーマーの石倉正英さんや、作家の四方田犬彦さんも一篇ずつ朗読していただきました!
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高橋克之さんが、『猫島』のことを「読むたびに面白みが増していく」「飯沢さんの経験がもとになっているはずなのに、初めて故郷を離れた経験や、初めて残酷なシーンに出会った時など、自らの経験とも結びつき連想される」とおっしゃっていました。
また、四方田さんは「この詩を読むと、過去に出会った小説や、映画、彫刻、音楽とあらゆる記憶に結びついて、自分の脳神経を刺激してしまう。それが詩作品としての深さではないか」とおっしゃっていました。
『猫島』は、アフリカの街を感じさせるリアルな描写から、幻想的な世界まで、バラエティ豊かな16篇の詩群で構成されています。どのテイストが気にいるかによって、その人の無意識が立ち現れるのかもしれません。
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展覧会は、2月23日(日)まで開催していますので、ぜひ、お出かけください!
■アーカイブ配信概要
『猫島からの帰還』朗読会+トーク(出演者:飯沢耕太郎、高橋克之)
詩集付き配信チケット:3000円
配信チケット:1000円
アーカイブ視聴期限:3月9日(日)
ご視聴希望の方はオンラインストアからチケットをご購入ください。
https://fugensha-shop.stores.jp/
■展覧会概要
飯沢耕太郎詩集『猫島からの帰還』刊行記念
高橋克之 挿画展
会期:2025年1月31日(金) 〜2月23日(日)
開館時間:火〜金 12:00〜19:00 土・日 12:00〜18:00
休廊:月曜日、2月11日(火)
会場:ふげん社
〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12
TEL:0362643665 MAIL:[email protected]
https://fugensha.jp
■書誌情報
飯沢耕太郎『猫島からの帰還』
挿画:高橋克之
出版社:ふげん社
発行日:2025年1月23日
デザイン:宮添浩司
仕様:スイス装・上製本/110×250mm
頁数:115頁
ISBN:978-4-908955-38-9
価格:¥2,970
https://fugensha-shop.stores.jp/items/676be03d6d07c1072e8fe3fa
#飯沢耕太郎 #高橋克之 #猫島からの帰還 #猫島 #アフリカ #詩 #詩集 #茸日記 #完璧な小さな恋人 #トリロジー冬夏春 #トリロジー #ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り #ふげん社の本

\飯沢耕太郎 近刊!/
アフリカのバックパック旅を
コラージュと日記で綴る✏️
『African Sketchbook』🐘
本書は、2024年3~4月に、東アフリカのケニア・タンザニア・エチオピアをバックパックで巡りながら綴った「旅日記」です。
滞在先で手にしたパッケージや包装紙、チラシ、チケットなどを、時には拾い、剥がし、集めながら、ゲストハウスの一室でコラージュやドローイング作品を制作しました。
旅の合間に記された日記も登場し、コラージュやドローイング作品とともにアフリカの旅の日々を辿るようにお読みいただけます。
コラージュとドローイングを重ねることで、旅の痕跡を残しつつ、新たな旅へと歩みを進めたくなる一冊です。
ふげん社にはサイン入りが入荷しています。
■書誌情報
飯沢耕太郎『African Sketchbook』
デザイン:ミルキィ・イソベ(スデュディオ・パラボリカ)
本文レイアウト:安部晴美(スデュディオ・パラボリカ)
出版社:合同会社PURPLE
印刷:モリモト印刷株式会社
発行年:2024年12月16日
ISBN:978-4-9912907-5-6
¥2,970 税込
https://fugensha-shop.stores.jp/items/676ba18ee0d478002d90f453
#飯沢耕太郎 #東アフリカ #ケニア #タンザニア #エチオピア #アフリカ #コラージュ #ドローイング #バックパック #バックパッカー #旅日記 #ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り #ふげん社の本

\New arrivals!/
Henri Cartier-Bresson『Paris Revisited』
2021年、フランス・パリのカルナヴァレ美術館で開催された大規模な展覧会に合わせて刊行。
旅好きであったアンリ・カルティエ=ブレッソンは、世界中をカメラで捉え、「世紀の眼」と呼ばれる存在となりました。
海外旅行の合間にも定期的にパリを撮影していましたが、苦労して名声を築いた故郷であるパリについて語ることはほとんどありませんでした。
本書では、60年以上にわたって撮影されたパリの写真が紹介され、変化し続ける都市のあまり見られない一面を探索しています。
セーヌ川の岸辺を歩く、巨匠の写真家の足跡をたどるように読者を誘います。
■書誌情報
Henri Cartier-Bresson『Paris Revisited』
出版社:Thames & Hudson
ページ数:256ページ
製本:ハードカバー
サイズ:290x240mm
ISBN:9780500545423
発行年:2021年
¥11,880 税込
https://fugensha-shop.stores.jp/items/67a588fd5816570826e81a66
#アンリカルティエブレッソン #フランス #パリ #カルナヴァレ美術館 #世紀の眼 #モノクローム #写真 #写真集 #ポートレート #ふげん社 #ブックカフェ #ギャラリー #下目黒 #元競馬場前 #目黒通り #ふげん社の本

◤ new author ◢
note #パースペクティブ雑誌写真の視点 の執筆者に
飯島モトハさんが加わりました!
現代美術の視座から語られる飯島さんの言葉は、写真メディアの可能性を拡張してくれるでしょう。今後の投稿をご期待ください。
https://note.com/shashinmagazine
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新しい執筆者のご紹介!
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展評・書評note「パースペクティブ 雑誌『写真』の視点」
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写真展/写真集レビューを発信するnote「パースペクティブ 雑誌『写真』の視点」に、このたび、飯島モトハさんが執筆者として加わりました。
飯島モトハさんは、現代アートコレクターであり、ご自身もNYのICPで写真を学び、作家として活動をされています。都内のギャラリーに毎日通いながら、短い言葉で本質を突く展覧会レビューを投稿しているXのフォロワーは1.8万人です。
現代美術の視座から語られる飯島さんの言葉は、写真メディアの可能性を拡張してくれるでしょう。今後の投稿をご期待ください。
飯島モトハさんによる最新記事は、下記リンクからアクセスが可能です。
https://note.com/shashinmagazine/n/n084280f66a35
■執筆陣プロフィール
飯島モトハ Motoha Iijima
米国International Center of Photographyで写真を学ぶ。アンセル・アダムスの孫弟子としてモノクロ写真表現を修め、帰国後はデジタル表現、平面表現、現代美術としての写真に向き合う。「ぬいぐるむ」「フィジカルボディ・コンプレックス」「無礼らか?」等展示にてキュレーションを担当。「超えてゆく風景」「うたかたと瓦礫デブリ」「 Red Bull Music Academy Art」他、コレクション貸し出し。アートコレクター・スイーツ愛好家として月刊アートコレクターズなどで連載中。
Xアカウント:mochiunagi
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\New arrivals!/
Stephen Shore’s Photo books
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◎『Uncommon Places: The Complete Works』(Thames & Hudson、2014)
代表作『Uncommon Places』(1982)の決定版。彼は、広告やファッション写真の領域を超えて色を取り入れた最初のアーティストの一人であり、アメリカのありふれた風景を撮影した彼の大判カラー作品は、過去40年にわたって写真の伝統における重要な基盤をなしています。
¥13,200 税込
https://fugensha-shop.stores.jp/items/67a2edaa1f0e5a016226d378
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◎『Solving Pictures』(Thames & Hudson、2017)
2017年、ニューヨーク近代美術館で開催された展覧会に合わせて刊行。
スティーブン・ショアの過去50年にわたるキャリア全体を網羅し、50点以上の初公開作品やエッセイが収録された本書は、彼の独自のビジョンと、写真の可能性を追求する妥協のない姿勢をより深く理解する手助けとなる一冊。
¥15,840 税込
https://fugensha-shop.stores.jp/items/679f31c72dae180cfc7bbb0c
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【レポート】『明るくていい部屋』・『なめらかな人』刊行記念 特別対談
金川晋吾×百瀬文「人は変わる、関係も変わる。家族的なるものの実践」
📍青山ブックセンター ⏰ 2025年2月2日(日)18:00〜19:30
先日、青山ブックセンターで行われた、金川晋吾さんと百瀬文さんの対談イベントには、50名近い方々がお集まりくださいました。
性愛関係から出発し、共同生活を経て今は親子のような親愛の情によって結ばれているお二人。家とは異なる距離感で、公の場で対談をすることで、お互いと再び出会い直すような機会が実現しました。
金川晋吾さんの『明るくていい部屋』、百瀬文さんの『なめらかな人』、それぞれの著書で互いのことを語り、語られる関係であるお二人ですが、摩擦が生じた時にはプライベートでも対話や言葉での精緻なやり取りを重ね、お互いの考えを交換したり距離感を調整したりしたエピソードが披露されました。
他者とのコミュニケーションに対して労力を惜しまず、言葉を尽くして対話していこうとする地道な営為の積み重ねが、『明るくていい部屋』に映るような伸びやかで風通しの良い人間関係を形作ることがわかりました。
お二人の対話から、「写真」というメディアについてのたくさんの気づきもありました。
プライベートな写真について被写体の人に承諾を得ているかどうか鑑賞中に気になってしまう、という質問に対し、被写体だからといって必ずしも弱者ではなく、自分はプライドを持ってこの生活を送っていて、写っている、という百瀬さんの言葉が印象に残りました。また、そのように鑑賞者に見えてしまっているのであれば展示として失敗している、という金川さんの応答もありました。
また、自分がシャッターを押したはずの写真が金川晋吾作品になって美術館に展示されることの不思議さ、写真というメディアの「節操の無さ」が興味深い、と百瀬さんが語っていたこともおもしろかったです。
この辺りは、『なめらかな人』の続編として、『群像』始まったご自身のエッセイの連載で今後語られるようです。
「三者面談で、母親が家の中の子供の様子を喋っている」ようであると百瀬さんに表現されていた金川さん。この人はどんな人なのだろう?という人への尽きない興味が、これまでの作品や日記のワークショップなどの活動の原動力であることを実感した対談でもありました。
今後も、お二人の活動にご注目ください!👀
寒い中お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。
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About Fugensha
ふげん社は、渡辺美術印刷株式会社が、2014年11月22日に東京・築地にオープンしたコミュニケーションスペースです。
ギャラリーとブックカフェの空間を提供し、イベントも開催しています。
2016年に出版部門を立ち上げ、本作りもおこなっております。
1950年の創業以来、印刷という仕事をとおして本づくりに携わってきた私たちは、作家や編集者などの作り手と、読者や鑑賞者が、有機的につながる場所を作りたい、という思いでふげん社を立ち上げました。
ここに集う人びとの間に会話が生まれ、ゆるやかに広がり、新しい何かが生まれていくことを願ってやみません。
みなさまにとりまして、止まり木のような心地よい空間となりますように。
ふげん社
2019年1月吉日
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153-0064
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水曜日 | 12:00 - 19:00 |
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