個人 昌谷タクシー

個人 昌谷タクシー

車内光触媒コーティング施工済み
抗ウイルススプレー設置

30/11/2022

【つめたい大雨】

昨日の雨、タクシーは大忙しでした。
タクシー配車アプリの普及で、息つく暇もない、といった感じでした。

私の営業スタイルは「流し」なので、道端で空車が来るのを待っている御客様に拾っていただきます。
タクシーが多く通る大通りまで歩いて行ってタクシーを拾った経験は、どなたにもあるのではないでしょうか。

が、昨日のような大雨となると、需給が逆転することを見越した御利用客は、こぞってスマホアプリで私たちをオーダーします。

アプリ配車のサービスが始まった当初、私はその配車サービスに後ろ向きでした。
待ちくたびれた表情の御客様をお乗せした時、「もう!迎車ばっかり!全然空車来ないんだもん!」と言われたからです。

仲間が次々とアプリ配車システムを導入するのを横目に、「流しを拾う御客様」も大事にしなければ、とシステム導入をためらっていました。

が、コロナ禍による移動規制で御利用客が激減する中で、仲間の好成績に負けてはいられないと、遅ればせながら導入に踏み切りました。

黒船Uberに負けじと日本交通が開発した『GOアプリ』は、爆発的な勢いで御利用機会を伸ばしています。
とくに、雨の日で荷物がある時など、自宅や訪問先の建物の玄関先までタクシーが迎えに来てくれるサービスは、御客様にとって大変便利なだけでなく、運転手にとっても営業効率が格段に上がるので三方良しです。
誰もが持っているスマホと組み合わせた配車アプリは、まさにイノベーションと言えるでしょう。

そうした「利便」は、スマホというデジタルツールがあって初めて成り立つものです。
運賃の支払いはアプリと紐付けされたクレジットカードで行われるので、降車時の小銭の受け渡しもなく簡便です。

ところが…です。

私が「迎車」を表示させてコマネズミのように大雨の中を走り回っている間、途方に暮れた様子で必死に「実車」に手を挙げるお年寄りをたくさん見かけました。
『IT弱者』です。

効率のいい仕事をしながら、大雨の中で途方に暮れるお年寄りの前を何度も素通りする時、心が痛みました。
片方で利便や効率が享受される中で、時代の進歩についていけない「私たちの先輩方」は、つめたい大雨の中で、いったいいつまでタクシーを待っていたのか?と…。

らくらくホンは持っているかも知れませんが、配車アプリのインストールなど出来ないかも知れませんし、支払いはいつも現金でクレジットカードも持っていないかも知れません。
「アプリ決済」はチップとは無縁ですが、現金払いの御客様からは有り難いチップをいただくこともあります。

大雨の中で途方に暮れる老婆を見た時、先々月94歳で死んだ母を思い出しました。

誰かにとって優れたサービスは、他の誰かにとっては極めて劣る仕組みなのかも知れません。
【技術革新】が悪いとは思いませんが、一方の価値だけを重んじ、弱者の立場や気持ちを踏みつけるような社会になってはいまいか?と、好調な売上のハンドルを握りながら、そう考えたタクシー運転手は多かったのではないかと思います。

この歌を添えます。
https://youtu.be/hCRV9iS87ck

31/10/2022

《運賃値上げのお知らせ》

東京のタクシー運賃は、東京23区と武三地区(武蔵野市と三鷹市)をひとつのエリアとして共通の料金体系になっております。
他県からお越しの御客様には「初乗り420円」を驚かれることもありました。

法人タクシー運転手の「手取り」は、一般の会社員のような固定給+αではなく、ほとんど完全歩合制のようなものです。個人タクシーは言うまでもありません。

コロナ禍で「新しい生活様式」が叫ばれて以来、ご利用いただく御客様の総数はコロナ前までにはなかなか戻らず、昨今の燃料費の高騰は利潤を厳しく圧迫している現状です。

エリア内の7割を超える事業者の申請を受け、「公共交通機関」として「公共の福祉と利便に資する」との判断を、国土交通省陸運支局から認可され、11月14日からの値上げとなります。

光熱費をはじめとするあらゆる物価が高騰する中、タクシーをご利用いただく御客様には大変心苦しいことではありますが、より一層のサービス向上に努めて参りますので、何卒ご理解賜りたく宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221011/k10013854961000.html

22/09/2022

【国葬 タクシー 通行止め】9/26〜9/28

いつもタクシーをご利用いただき誠にありがとうございます。

「はとバス 東京観光」ではルートの大幅な縮小および変更がなされたと報じられました。国葬の日程が発表される前から観光を計画し楽しみにされていらした方々には残念な思いをされていることと思います。

とくにタイトなスケジュールでお仕事をされているビジネスマンの方々には、先方へのお詫びやリスケなどお済みでしょうか?

約7割のお客様にご利用いただいている「タクシー配車アプリ」もサービス停止を余儀なくされます。9/26〜9/28の3日間は、首都高の約7割および都心の一般道も通行止めや大幅な交通規制がなされ、所要時間や運賃の増大が避けられない状況となります。

ご利用のお客様ならびに国民のみなさまには深くお詫び申し上げますとともに、ご理解賜りますよう、故人ならびに喪主になりかわりお願い申し上げます。
m(_ _)m

⚠️交通規制詳細⚠️
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/doro/regulation/kokuso_kisei.html

01/07/2022

「お待たせいたしました!」

ゆっくり路肩に寄せ、
ドアを開けた時にいつも必ず挨拶をする。

赤信号で停車中、
前方の横断歩道を右から左へ渡って、
そこでこちらを向いて待つ人は、
かなりの確率で見込み客である。

最近では配車アプリの普及で、
呼んだタクシーを待つ場合もあれば、
830号のようなセダンではなく、
ジャパンタクシーを選ぶ場合もある。
手が挙がることを期待する。

その方は白い杖をついていた。
視覚障がい者だとひと目で解る。
少し杖を挙げているようだ。

「お待たせいたしました!🤗」

「いやぁ声かけてくれて良かった。停まってくれたの解らなかったよ」

ハイブリッドカーはエンジン音がしないことがあるから、聴覚が頼りで風景が見えていない視覚障がい者にとっては危険でもあり、タクシー乗車時には困るのであろう。

「ご乗車ありがとうございます」
「先の右側のファミレスを右折して」
「かしこまりました」
「いやぁ〜ホントに暑いねぇ」
「もう、どうにかなりそうですよね」
「5本目の電信柱を左折して」
「かしこまりました」

車がどう進行しているか、まるで見えているようである。

「一杯引っ掛けて帰ろうかと思ったんだけど女房が心配するからさぁ(笑)」
「きっと首を長くして待ってますよ(笑)」

全国福祉輸送サービス協会で「ユニバーサルドライバー」の資格研修をしたことを思い出す。
身体障がい者を慮って勝手に手を差し伸べてはいけない。身体に触れられることを嫌う方もいるし、過度なケアは障がい者の尊厳を傷つける場合もある。
「お手伝いしましょうか?」
自分で出来ることは尊重し、助けを求められた時にこそ手助けをする。
その心構えを教わった時に胸が熱くなったことを思い出す。

これはきっと、子供と接する時にも、異性と接する時にも、友人と接する時にも、上司や部下と接する時にも大切なことなんだろう、と思う。

その御客様は「ベテラン」のようで、一般の御客様よりも快活に会話を交わされ降車された。
「障がい者割引でお願いします」
「かしこまりました」
会計時以外、障がいの話題は出なかった。
「いやぁ助かった。気をつけて😊」
「ご乗車ありがとうございました😊」
指定された停車位置で降車されてから建物に向かって歩く姿をバックミラーで確認しながら、車内で再度会釈した。

マイノリティにもそうでない人々と同じ権利があり、差別や区別をしてはいけないと常々思っている。
でも、とりわけ親切に振る舞おうとする自分の思いは何なのだろうか?と思う。
外人客に対しても似た感覚がある。
それが差別の裏返しではない、と思いたい。

20/05/2022

《㊗️五周年✨》

ふつつかな私ではありますが
疫病や争いに翻弄される世情の中
営みを続けさせていただけていること
感謝感謝でございます

タクシー業だけでなく
とりわけ我が国を取り巻く環境は
犬も歩けば次から次へと棒だらけ
御客様も運転手も猫灰だらけ

行き先を告げてホッとする御客様
おやすみなさいませと声かける思いやり
あしたはあしたの風が吹く
そんな香りを味わっていただきたい

先の見えない世相はみな同じ
運転手と話したくもなるってもんです
ハンドル握って背中で語りますが
それは運転手だって同じこと

どんな未来かわかりませんが
運転手だって苦労人
引き出しの数なら負けません
怖れと希望も披露します

いつもご利用感謝します
安心安全快適に
昨夜の運転手はいい人だったと
それが私の生きがいです🍀

27/04/2022

《拾う神》

乗務明け🍺がスプリングバレーの時は、
すこぶる気分がいい、調子がいい時なのだ😁

まん防明けの先月末の好調がひと段落してたけど、初給料後だからか連休前なのに昨夜は忙しかったな🤗
利用客が多いと四郎様はどこかに紛れてしまうのだ😅

印象に残ったのはアフター5のOLさん。
まるで授業参観の優等生みたいに、手を天に向かって思いっきり挙げてタクシーを拾う姿。久しぶりに見た気がする。

ヒマな時は空車タクシーがエサを期待する池の鯉みたいに蠢いて、歩道にいる人が腕時計を見る仕草や女性が髪をかき上げる仕草に過剰反応して自動ドアを開けたりするもんだから、手を挙げなくてもタクシーに乗れることもしばしば😅

宴席の時間が迫る中タクシーを拾おうとするも、やってくるタクシーは実車ばかりで、やっと空車を見つけると逃すものかと必死に手を挙げる。コロナ前の午後5時過ぎの懐かしい景色だ。

乗る人は、タクシーを「拾う」と言う。
運転手も、お客さんを「拾う」と言う。
誰もが拾う神で、誰もが拾われる神🤗

コロナ規制の窮屈さや、戦争の陰惨さ、避けることのできないストレスや社会不安を吹き飛ばしたいかのような反作用を、街のネオンの中で感じた夜✨

「今が楽しければそれでいい」
そんな会話でお客さんと盛り上がったことを思い出す。たいてい、ちょっと大きな地震があった後。
「首都直下が来たらどうせ終わる。どんなに備えても将来を設計しても始まらない。人生、今ここ!若い人に説教したりするけど、なんだかんだ言っても本当に今を楽しんだが勝ちよ」ってな話になる(笑)

「何が正解かなんて解りませんよね😅」
これがお客さんに対する運転手の正しい合いの手で、気分良くしたお客さんにチップを弾んでもらったりするのだ😆

ハンドルを握ると性格変わる、は、一般的にあまり良い意味で使われる言葉じゃないんだが、日頃の自分を殺してハンドルを握る俺は、明日も男芸者に徹するのである😆

風の時代。心の時代。🍀

Photos from 個人 昌谷タクシー's post 12/01/2022

《タクシーの神様》

ずいぶん前、同じ題名で投稿したと思う。

タクシー会社で乗務員を始めた新人の頃、ワンメーターの運賃に五千円をいただいた神様のような御客様のエピソードだった。

今夜の繁華街はオミクロンの影響か人出も少なくなってきたように感じた。
一番熱い銀座八丁目。千載一遇で手が挙がって「新橋駅まで」。ワンメーターである。
どんな御客様でも気持ち良く乗車いただくことは、新人の頃にタクシーの神様に出逢ってからの職業信条である。

「420円でございます」
「これで。釣り、いいから」
なんと五千円札であった。
420円の四郎様四郎様四郎様m(__)m
これが、ザギンである。
職業信条を与えてくれた神様を思い出した。
ザギンで遊ぶ神様は、こうでないとね💴

俺は420円の運賃に五千円札出して、
釣りは要らねぇと言えるほど裕福ではないが、俺も宵越しの金は持たねぇ江戸っ子でぇい!
ってことで、地元の飲み屋🍺「まる吉」
セコい内部留保は性に合わないのでね(笑)

土日以外の乗務明けは店前を素通りしている。
伝票帳簿と風呂を終えて飲みたいからだ。
が、今夜はタクシーの神様に乾杯である🍺

22日に予約していた新年会を16日に変更。
結局16日もコロナで中止で15日を再予約。
大将の顔を見て伝えるためにも来店した。

コロナ災禍は心を熱くも冷たくもする。
それは乗ったタクシー運転手の対応も同じ。
カネを払う側の態度によってもそれは同じ。

心の時代。風の時代。🍀

🍺まるよし🍶
https://s.tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13201356/top_amp/

02/01/2022
Photos from 個人 昌谷タクシー's post 21/12/2021

《830タクシー》

「運転手さん‼️一緒に撮ってください🎵」

武道館の前でお乗せしたので、トラベリンバスから矢沢プレイリストをボリューム大きめで流して差し上げたら、大感動されまして……

なぁ~んてね😆
沖縄から旧友が武道館参戦🎵
会うのは25年ぶりぐらいかね🍀
1ヶ月前から予約もらってました🤗
武道館前でご乗車をお断りした多くの
矢沢ファンの皆さん、ごめんなさい😅

ケンジ、皆さん、サンキューどうも‼️(^o^)
美味しいビール🍺飲んで帰ってね~‼️(^o^)

『タクシードライバー』 中島みゆきカバー First Step♪ 02/12/2021

《運転手と答え》

「人生に答えなんてない」ってなことをきいたりします。
それはそれで含蓄のある言葉なのかも知れませんね。

「目からうろこが落ちた」ってのは、それまで信じてきた価値観が真逆に上書きされる時なのかも知れません。

「今」は、朝です。
夜だと言う人がいたら、簡単に論破することができるでしょう。
でも、地球の裏側は間違いなく夜なんですよね。
私たちが寒くて凍えそうな冬、南半球は暑くてたまんない訳です。

見方が変わると答えはまるで逆だったり…
ネットやSNSでは論破合戦が盛んですが、その空しさにいつ気がつくんでしょうね。

さて、師走です。
昨夜お乗せした御客様との会話では、会社の忘年会はないが仲間同士では企画してる、金曜の夜も飲み会が入ってる、とのことでした。
運転手としては、ゲロ袋を用意しておくのは当然ですが、泥酔した御客様との気の利いた会話も本領発揮となります。

一日20~30組ほど。
月間500人、年間6000人、15年もハンドルを握っていると約10万人ほどの御客様と「つまびらか」な会話をしてきたことになります。
タクシー車内では、ほとんどの方が「素」になりますからね。

中島みゆきの「タクシードライバー」は何度もシェアしましたので、御存知の方も多いかと思います。
失恋した女性ばかりではありません。
仕事で大きなミスをしてしまった管理職の方、会社と喧嘩して辞めてきたばかりの方、儲かって儲かってしょうがない方、夢を実現するために清水の舞台を飛び降りた方、もう死んでしまいたいとふさいでる方、などなど、一人一人挙げたらきりがありません。

運転手と話したい方、そっとしておいてほしい方……
その目的地が、安らぎの場所なのか、それとも行きたくない場所なのか、戦いに行く場所なのか、人には言えない場所なのか、そんなことまで、長年ハンドルを握っていると、なんとなく解っちゃったりするんですよね。

お乗せする時、ドアを開けて御客様と挨拶を交わす数秒、そして、その後数分の様子で察したりします。
愚痴をこぼす方もたくさんいらっしゃいますよ。

どう、合いの手を入れたらいいでしょう?

矢沢永吉さん語録のように、
一回目、さんざんな目に遭う。
二回目、オトシマエつける。
三回目、余裕。
ある御客様にはそれが答えでしょう。

また、二丁目のママのように、
「諦める事が幸せって事もありますよね」
ある御客様にはそれが正解なこともね。

「答え」って、人によって、
違うと思いませんか?

「いやぁ運転手さんの車に乗って良かった!」

ドアを閉めて次の繁華街に向けてハンドルを握りながら、少し幸せな気持ちになります。

きっと御客様は、明日には昨夜どんなタクシーに乗ったかなんて覚えていないと思います。
それでいいんです。

それが、運転手の「答え」です🍀

🎵タクシードライバー🎵

『タクシードライバー』 中島みゆきカバー First Step♪ 久々のUP♫ おやじバンド精一杯の「タクシードライバ-」お聴きいただければ幸いです☆ ギターのトロさん♡ありがとうございました♪

08/10/2021

《緊急呼び出し》

昨夜の地震の影響でタクシーは大忙し。

アプリの配車依頼は、不通の電車を諦めた帰宅難民の方からだとすぐ判る。腕が鳴る。

都心で震度5強は東日本大震災以来という事で、千葉までの道中、10年前の【あの日】の話題で会話が弾んだ。

「私のオフィスはビルの17階だったんですがエレベーターが止まっちゃってね。コンビニに買い出しに行くのに階段を降りたり上ったり大変でしたよ」
「そう言えば、止まったエレベーターって、再始動する時ってどうするんですかね?勝手に動き出したら危ないですよね。1台1台点検してから動かすんですかね?」
「あ~言われてみればそうですよねぇ~」

御客様を千葉で降ろし、さぁ!今夜こそ俺の出番!とばかりに都心に向けてハンドルを切ろうとしたその時、大型トレーラーが轟々と行き交う真っ暗な国道で一人の男性の手が挙がった。

営業圏外だから着地が都内でなければ乗車をお引き受けできない。
「どちらまでですか?」
「あの~東京なんですけど…乗せてもらえますか?」泣きそうな顔をしていた。
「もちろんです!どうぞ!」

県外までお送りしたら、都心に戻る時は「空」で帰るのが普通だ。100%そうである。まるで四郎様が助手席に乗っているのかと思うほどの奇跡だ!

しかも!である。
なんとその御客様は、エレベーターメンテナンスの技術者だったのだ!
都心のエレベーターは軒並み止まってしまい、《緊急呼び出し》で会社に向かわなければならないという極めてレアな御客様だった。

「ちょうど先ほどの御客様とエレベーターの話をしたばかりだったんですよ。やはり1台1台点検してから動かすんですね?」
「そうなんですよ。これから丸二日はずっとその作業に奔走します」
「大変ですね~。それにしても、こんな緊急の時にタクシーを使われるんですね」
「そうなんですよ。タクシー会社に電話しても繋がらないし駅前のタクシー乗り場は長蛇の列だし、国道に出れば東京に戻るタクシーが通るかと思って…いやぁ~本当に助かりました!」

まさに千載一遇!
こんな奇跡があるのだろうか?
一日の仕事を終えて自宅で寛ごうと思っていた矢先に《緊急呼び出し》で会社に逆戻り。これから丸二日、再始動の作業に奔走する「彼」の体を案じ、
「アームレストを出してよろしければ少しお休みください。◯◯に近づきましたらお声をおかけしますので😊」
「いいんですか?助かります」

首都高は地震の影響で全線通行止めで、都心の会社までロングドライブとなったが、頭も体も気持ちもすこぶる冴えていた。
コロナ禍による売上激減で正直腐っていた日々が続いていたが、一日の売上としては開業以来最高額を記録し、それより何より、縁の下の力持ち同士の奇跡的な出逢いと、互いが社会に役立っているという使命感と満足感を共有していることに震えた!

「御客様、まもなく到着します」
「あ~、本当に助かりました!😊」
「丸二日間、頑張ってください!😊」
「運転手さんも!安全運転で!😊」

こんなに清々しい気持ちは久しぶりだ!

空になったガソリンをスタンドで給油した。
不思議なもので、また千葉への御客様だった。
助手席にはまだ四郎様が乗っていたのだろう。

電車の不通で朝まで帰宅出来なかった人もあろう。それは今日の同輩たちにまかせる。

朝のニュースでは被害が報じられている。
被害に遭われた方々に御見舞い申し上げます。

ヘトヘトになって帰り部屋のドアを開けたら、
神泡ジョッキが落下して砕けていた。
掃除機をかけ、伝票整理を終える。
録画した「おかえりモネ」を観る。

今夜もきっと、忙しいだろう🍀

13/08/2021

『ありがとうございます』

先日、御客様が車内にスマホをお忘れになられました。

「お忘れものはありませんか?」とお声かけはしているのですが、黒いスマホが後部座席の下に落ちているのまで見つけられないこともあります。

個人タクシーの無線センターから私の携帯電話に連絡があり、お忘れになったスマホを確認しましたので、御客様に連絡を取りました。

御客様はお降りになられた場所から、さらに銀座のレストランに移動されていました。
赤坂を流していましたが、お盆休みで暇でしたし、銀座は営業圏内ど真ん中でもあるので、10分ほどでお届けに上がる旨をお伝えしました。御客様はたいそう恐縮されていました。

ご家族でご乗車され、スマホをお忘れになられたのは中学生ぐらいの娘さんでした。
こちらから電話連絡が出来る訳ですから、対応されたのは娘さんではなくお母様だと思います。
レストランに到着して娘さんにスマホをお渡しした時の表情が、画像のような感じでした🤗
何度も何度も『ありがとうございます』と頭を下げられていました。
お母様からお心付けまでいただいてしまいました✨

法人タクシー時代、似たようなケースがありました。
病院までお送りした御客様が「保険証」をお忘れになったことに気付き、さぞお困りだろうと思い、病院までお届けしたのです。
が、会社からは「スタンドプレー」だと叱られました。お忘れ物は会社に持ち帰るのが内規だったからです。
その御客様からは後日、感謝のお手紙を会社宛てにいただいたんですけどね。

街では「ジャパンタクシー」が人気です。
乗りやすさからなのか、個人タクシー主流のクラウンが敬遠されることも多々あります。
車種や車格や利便性より、ご利用になる御客様の命を運ぶ『運転手』の職業意識が大切なのだと、御客様に解っていただけるサービスを提供できるよう、心構えを新たにした経験でした🍀

P.S.
仕事を終え帰宅してから気付いたのですが、御客様からメールが届いていました。時刻を確認すると無線センターから連絡が入る前でした。
御客様は領収書に印字された「昌谷タクシー」をネットで検索し、このページに記載されたメールアドレスに送信されたようなのです。
無線センターに電話してもなかなか繋がらなかった旨と電話番号が書かれていました。
お盆休みにしては御客様が途切れずメールに気付くのが遅れてしまいましたが、迅速に連絡差し上げていたら、もっとカッコ良かったですね(笑)

29/07/2021

《タクシー四方山話》

昨日はまずまずの売上でした。

東京都の新規感染者数が3800人を超えたことについて記者から問われた菅首相や小池都知事は、「人流は減少している」と言い張っていましたが、街を流しているタクシー運転手は失笑に次ぐ失笑というものです。
もちろん御客様にもそれをお伝えし、御客様も呆れて失笑していました。

ほとんどの御客様が、飲食店同様私たちの売上減少について気遣ってくださいます。
昨日はとくに御客様との会話が弾んだ一日でした。テレビではオリンピックのメダル争いがあれほど報道されていますが、ご乗車になる御客様との会話でメダルの話は一切出ず、話題はもっぱら【ワクチン】についてばかりでした(笑)

ご自身も両親も接種したけど「姉だけ」がワクチン拒否派だという妹さん。
接種券は届いたのに、政府から自治体に予定の四割しか供給されず予約が取れなくて困っている営業マン。
2回目を接種して40度の熱が出て会社を休んだサラリーマン。
果ては、「とにかくワクチンをきちんと供給してもらわないと始まらない。でも運転手さんに『ワクチンハラスメント』をするつもりはないよ」と言う医療機関に従事されている方。

ちょっとぐらいは「柔道スゴいよね~」とか「日本、メダルラッシュだねぇ~」とかいう話題があっても良さそうなもんですが、皆さんご乗車して間もなく「運転手さん、ワクチン打ちました?」となりましたね。

こちらも当初は【ハラスメント】を恐れて、「まだ接種券届いてないんです」とか「まだ予約してないんです」とか逃げ回ってたんですが、昨夜の医療機関の方は「それは射てないの?それとも射ちたくないの?」と詰め寄ってこられまして…(^_^;)

「多くの他人」と「密室」で「二人だけ」になる極めて希少な「空間と時間」を体験するのがタクシーなのだと、あらためて実感した次第です。
そして、御客様と運転手という「特別な関係」というものは、その場の空気というのか、互いが相手の心の裏側を探るような絶妙な雰囲気になる訳です(笑)
しかもこちらは背中を向けてハンドルを握りながら会話をしている訳ですしね(笑)

もし御客様が「小心者」だったら、「運転手の機嫌を損ねたら何かと大変だ」と思うかも知れません。それはこちらも同じなんですけどね(笑)
ってなことで、ワクチン接種についてどうお答えするかは、「空気を読んで」ということになります(笑)

今のところ、はっきり解った「ワクチン拒否派」は、女性の御客様の「お姉さん」だけですが、空気を読むに、皆さんどうやら、射つか射たないかの「同胞探し」をされているようなので、これからはハッキリと「射たない派です」と主張しようと思った夜でした(笑)

それは、皆さん口々に、緊急事態宣言の効果への疑問や、酒類提供自粛の効果への疑問や、果ては、ワクチン接種の効果への疑問まで訴えているからです。ご自身が接種したのにですよ?(笑)

タクシーこそ『社会の窓』なんです。
密室でついポロリと本音をこぼしたくなるんです。テレビでもネットでも本でも紹介されない『社会の本音』を、タクシー運転手は知っています。たとえば、外国人選手が都内に出回ってることとかね(笑)

オリンピックに備えて2年前に買った「ポケトーク」はコンソールに眠ったままです。
使い捨てにされる山谷の建設労働者同様、社会を変える力などあるはずもない縁の下の力持ちとして、せめて疲弊した人々に「いい運転手だった」と思えるような安らぎを届けられるよう、精進してまいります🍀

https://youtu.be/H37HfTqzawo

30/12/2020

『良いお年を』

何年か前(法人タクシー時代かな)に、暮れの挨拶のタイミングのむずかしさを投稿した記憶があります。
運転手と御客様は一期一会ですから、10月にお乗せしても年内またお会いすることはない訳で、暮れの何日ごろから言うべきか?みたいなね(^^;

そのモヤモヤが今年はスッキリ解決しました。
一般に28日が「御用納め」ということになっていますから、28日以降の御客様にご挨拶しようと線引きができました。
で、一昨日と昨日の乗務では、すべての御客様にご挨拶をしましたよ。

「良いお年を」すごい言葉だと思います。
英語ならHappy new yearなんでしょうけど、なんか全然ニュアンスが違う。
乗務では「お待たせしました」や「おやすみなさいませ」もよく使いますが、「良いお年を」が一番あったかい感じなんです。

降車される時に必ず言おうと思っていると接客態度も磨かれて来ますし、お声かけすると、ほぼ100%の確率で「ありがとう。良いお年を」と返ってきます。「特に今年はね~」を付け加える御客様が多いこと。
コロナ禍によって人と人の心の距離が近づいたように感じます。

誰もが皆、本当に良い年を迎えたいと、今年の暮れほど願う年はないかも知れませんね。

昨夜は上々の成果でした。
29日が仕事納めで「せめて今夜ぐらい」と忘年会に繰り出した方々も多かったようです。
タクシーをご利用になるほとんどの御客様は、メディアや政治家や医師会が繰り返し発信する「大変です!」にうんざりしていると異口同音に仰っていました。ステーキ会食が効いてるのかも知れませんね。

PCR検査の信憑性、報道内容の信憑性、Ct値やワクチンの有効期間のような専門的な話題、果ては陰謀論まで、「ねぇ運転手さん、どう思う?」と口々に話されて、まぁよくたった1年で皆さん勉強させられたもんですよね。

倒産や解雇や自殺が増えている現下の状況と来年の情勢を憂いつつ、最後に「良いお年を」と互いに交わす挨拶のあたたかさ!そのコントラストがかえって際立つ年末の乗務でした。
あと今日一日、できるだけ多くの御客様に、ホッとするあたたかさを届けたいと思います。

☆上記は昨日タイムラインに投稿しました☆
大変な一年でしたが、お陰様で事故もなく無事に本年の乗務を終えることが出来ました。
2020年は丑の頭に乗ってゴールしたネズミのフライングみたいなものかも知れません。
運搬、農耕、食用として、大昔から私たちの暮らしを支えてきてくれた丑年を迎えます。
今年の踏ん張りが結実する新年を迎えたいものですね。

良いお年をお迎えください🍀

13/10/2020

《プライド》

女性の御客様をお乗せしました。

その御客様は他のタクシーからの「乗り換え」でした。タクシーではめずらしいことです。

そこまで乗ってきたタクシーが事故を起こして仕方なく降りた、と仰っていました。
すかさず、
「お怪我はありませんでしたか?」
「えぇ、まぁ、大丈夫です」
そのタクシーは「Uber」だと仰っていました。
事故を起こすまでの道中に、その運転手は交通違反で切符を切られてカリカリしていたと仰っていました。

御客様は、最近流行りの「配車アプリ」をご利用になられていたようで、目的地まで輸送してもらえなかったタクシーの運賃も、自動決済で済まされたそうでした。

目的地への到着時間を気遣いつつ、安全運転に努めつつ、お怒りに同情しつつ、お送りしました。
御客様は道中、「Uber」のセンターに運賃返還請求の電話をされていました。
「なんか外人みたいで話がよく通じないんですよね(*_*)」と、とても不満げでした。

私は「やっぱり正規のタクシーの方が……」
と言いかけて言葉をのみました。
その代わり、プロのプライドを運転と接客で表しました。
選択権は御客様にあります。
それが俺流です。

きっとUberにも優れた運転手はいるでしょう。
個人タクシーや法人タクシーにも、残念な運転手はいるでしょう。
コロナ禍で客数が激減している中にあっても、職業意識を忘れずに乗務したいものです。

09/10/2020

《タクシー四方山話》

昔「もう頬づえはつかない」って映画がありましたね。ま、これは枕言葉(笑)

Facebookの利用者層はオッサンオバサンが多いそうで、高度成長期で言ったら「モーレツ社員(死語)(笑)」というか、何でもかんでもポジティブに捉える世代が多いんだとか。

炎天下に水も飲まずに走り込んだり、「ため息なんかつくんじゃない!」的な精神論を好む御仁が多いのかも知れません。
最近の利用者数がどうなっているか調べてませんが、mixiは本音というかネガティブ日記が多かったような気がします。

名著『ケータイを持ったサル』で論じられたように、視覚的直接的(つまり動物でもわかるレベル)なInstagram、文字数が少ない「つぶやき」が飛び交うTwitterなど、コミュニケーションや意志疎通の手段は、世代や様々な価値観によって多様化してきているようです。

ちなみに「ため息」って、生理学的にはとても大切な自己調整機能だそうですよ。深呼吸と同じでね(笑)

さて、「景気と言えばタクシー」です(笑)
昨今のコロナ禍で、御客様は必ず「タクシーはどうですか?」と尋ねられます。
率直にザックリ言えば「コロナ前の半分」です。あくまで東京の話ですけどね。景気はマインドに大きく左右されますが、10月に入ってからは少し盛り返してきた感はありますね。

昨日お乗せした御客様の話。
「いやぁ寒いねぇ、どしたの東京?」
大きなスーツケースをトランクにお積みして運転席につきシートベルトを締めた後の第一声でした。
「海外からお帰りなんですか?」
「いや、四国。それから岡山、大阪回って帰ってきたの。向こうも寒かったけど東京ってこんなに寒かった?」
「台風の影響ですかね。ここ数日急に冷え込みましたよ。コロナ禍での移動、大変でしたね。お仕事盛況のようで羨ましいです(^^;」

私が小心者のせいか、法人タクシー時代は踏み込んだ会話はあまりしなかった事に気付きました。個人タクシーになって城の主となった自覚からでしょうか、親和性に富んだコミュニケーションが取れるようになった気がします。

「コロナ禍の中でお忙しそうですけど、どんなお仕事なんですか?」
「釣具をね扱ってるのよ。本業は株屋なんだけどさ。株は下がっても売り買いあればいいし。ステイホームでやることないから、釣り好きは自宅でリールとかいじるでしょ。売上去年の8倍よ!(笑)」
「いやぁ、羨ましい限りですねぇ(^^;」

ピンチをチャンスに!
とポジティブ至上主義の御仁は、釣具ビジネスもいいかも知れませんよ(笑)
私は世相を見ながら「景気指標」を御客様にお答えするタクシー運転手をまっとうします😊

頬づえやため息をつきながら、ね(笑)
昨日はガッツリ稼いだけどな🎵

03/07/2020

『パワポ禁止』~運転手は聴いた~

「言葉で説明出来ないものは伝わらない」

後部座席での会話で記憶に残った言葉です。

赤坂サカス付近からお乗せしたので、ひょっとすると博報堂関係の御客様かも知れません。
何かのプレゼンにおいて、「パワーポイントを使うな!」という指令が出たらしいのです。
男性二人は、おそらく上司と部下か、あるいは違う部署の同僚なのかも知れません。

必要最低限の使用に抑えた、と力説する一人にもう一人が冒頭の言葉で返しました。
「そぉか~、そこまでか~🤔」
「そう、絵や物は説明の後でいい」
思わず会話に参加したくなる思いでした(笑)

商品の販売に従事したこともありました。
自分のアイデアを組織に採用してもらおうと奮闘したこともありました。
それなりの規模のある企業に勤めたことはありませんし、当時パワーポイントなんてありませんでした。あっても使う場面はきっとなかったでしょう。

以前にも別の話題で「言葉で伝える能力が退化している」と投稿しました。たしか「ケータイを持ったサル」という本を紹介した投稿だったと思います。ケータイの普及とともに、言語によるコミュニケーションが減り絵文字だけでも会話が成り立つ=サル化しているという考察でした。
ブログから始まり、mixi→Facebook→Twitter→Instagramと、内容や感情を伝えるべき言語の文字数はどんどん減り、写真や絵文字や顔文字ばかりで意志疎通が成されている傾向が現代の風潮のようです。

ケータイがなかった時代、何人の友達の電話番号を暗記していましたか?今では大切な人の電話番号すら記憶していないかも知れません。
タクシーの運転手は、ナビがなくても目的地にお送り出来るのが職能でした。新人類運転手は、ナビが壊れたらクレームだらけになるかも知れません。

「パワポ禁止令」は、パワポを作成することに膨大な時間を取られ、業務に支障をきたしていることからのようでしたが、目的と手段が本末転倒になっているあらゆることに通ずるような気がしました。

最たる例は「経済」かも知れません。
文明の利器を操るつもりが逆に操られてしまっているように、大量生産大量消費、利益至上主義な合理化社会構造を、操っているはずが、もはや手に負えなくなっている感もあるように感じます。

スピードや便利さを求めることは大切ですが、本質まで見失ってしまってはいけません。
コロナ禍では現代文明の落とし穴がことごとく露呈されました。大地震がいつ来るかもわかりません。
明日ケータイがなくなっても、明日パソコンがなくなっても、明日ナビゲーションシステムがなくなっても、明日パワーポイントがなくなっても、私たちは大丈夫でしょうか?

「パワポ禁止令」が、文明の利器におんぶに抱っこするあまり「見失ってしまった本質」に気付かせるためだとするなら、日本企業の未来にも少し希望が持てる気がします。

「おはよう」
「おやすみ」
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
「ただいま」
「おかえりなさい」
「あいしてるよ」

絵文字やパワポは、熱量を伝えるプレゼンのオマケに過ぎませんよね😊

ちなみに、おそらく誰もが使う『(笑)』は、
かの文豪 菊池寛氏が発明したそうです(苦笑)

運転手は「聞いてないフリ」をしています(笑)

21/05/2020

《三周年》

昨日めでたく?無事?に、開業丸三年を迎えることが出来ました。
これも応援していただいている皆様のおかげです。
心より御礼申し上げます

いやはや、タクシーだけではなく、世界中大変な世相を迎えてしまいましたね。
各首長の要請だけでなく、著名人の「STAY HOME」キャンペーンは感動的なものも多いんですが、人様の移動の利便を生業にして収益を上げるタクシーとしては、苦笑いに次ぐ苦笑いな訳でありまして…(^^;)

企業秘密という訳でもないんですが、昌谷タクシーの営業スタイルは「流し専門」なんです(^^;)
東京では、道端で待っていればタクシーが勝手に走ってきて、手を挙げれば停まってくれるのが当たり前です。

タクシー配車アプリの普及によって、道端で待つことなく乗りたい場所まで迎えに来てくれるサービスは素晴らしいと思います。
しかし、お客様のニーズは多様で、手を挙げてタクシーを「捕まえたい」お客様もいらっしゃいます。
ご乗車になるなり「どうなってんの?全然タクシー来なかったわよ!迎車ばっかりだし!ずいぶん待ったわ!」と半ば怒りながら目的地を告げるお客様もいらっしゃいます。配車アプリによる「迎車」を多く見かける昨今ですが、ニーズやウォンツは提供する側が押し付けるものではない、と感じることも多々あります。

緊急事態宣言で「STAY HOME」が広まり、自宅から注文した料理の「宅配サービス」に乗り出したタクシー会社もありますが、迅速が肝の宅配サービスに、他のお客様をお乗せしている「個人タクシー」がニーズを満たせるかどうかの問題もあります。
高層マンションにお料理をお届けしている間に「駐車違反」を切られたら事業免許を取り上げられかねませんしね(^^;)

まぁ、事業主である昌谷自身が、「走り続ける」ことを信念としている矢沢永吉さんのファンであることが、営業スタイルの一番の理由なんですけどね(^^;)

特別定額給付金や雇用調整助成金の給付について、デジタル処理の不具合が騒がれている昨今ですが、IT化自動化を急ごうとする社会の中で、相対的にその価値が見直されている「昭和な温もり」を大事にするタクシーがあってもいいじゃないか!という心構えで、辛抱強く業務を続けてまいりたいと、初心を新たにしているところであります。

とは言え、「現在の延長線上に未来はない」「新しい生活様式」と叫ばれる中、「さぁこれからどうやって稼ごうか?」と、ビールを飲みながら三周年投稿をしている訳であります(^^;)

「また頻繁に四郎様投稿お願いしますよ!」という激励の言葉もいただいております。
今後とも、あたかかく見守っていただければ幸いです(*^^*)

21/05/2020

《運転手の見た》~横断するカップル~

「お客様ウォッチング」
長年の業務経験から、ご利用いただくお客様の人となりを察するようになりますよね。人と接するお仕事をされている方ならどなたにも経験はあると思います。

とくにタクシー運転手は、お客様に背中を向けて接客するめずらしい職業ですので、路肩で手を挙げていらっしゃる時やドアを開けた瞬間など、お客様の表情を拝見するチャンスはごく限られています。
まるで目が後頭部についているのかというぐらいに耳が発達します(笑)

携帯で電話をされていたり、モバイルパソコンで作業されていたり、新聞を読まれていたり、音楽を聴かれていたり、一人でご乗車のお客様でも、その人となりや乗車時のご様子から、コースの選択や加減速の希望など、目的地までの運行に活かせる情報を収集します。その習慣は、タクシー業のはるか前に従事したホテルマンの経験が役立っているのかも知れません。

お二人以上のお客様の場合は、その会話からより多くの情報を得ることが出来ますが、「守秘義務」ですのでここでは割愛します(笑)
乗務経験を積むほど、「プロファイリング」の精度は上がっていくのが道理かと思われます。

時々、「手も挙げてないのによく乗るって判ったね」と苦笑混じりに褒められることもあります。歩道を歩いている「人間の挙動」からも、見込み客であるかどうか判断できるようになるんですね。生活がかかってますから…とはもちろん言いません。
数秒間に収集した情報から人となりを推理して、①「ありがとうございます(*^^*)」② 照れ笑い(^^;) ③「ご要望を感知するオートセンサーが付いてますので(笑)」などの回答例から適切なものを選択します(笑)

そんな訳で、「その二人の関係」についての洞察も訓練されているはずなんです、が…です。
信号停車で前の横断歩道を歩く男女を何気なく見ていて、自分と同じ歳ぐらいのオッサンと20代ぐらいの女性なんですが、父親と娘なのか、それとも「パパ活」なのか、首をかしげてしまうことが時々あります。
お乗せして会話が聞こえてきたりすれば判るんでしょうが、人間ウォッチングの奥深さを感じた次第です(笑)

我が娘と歩く機会があったら、胸に「父親です」とプリントされたTシャツでも着ようかな…
娘に言ったら絶対「やめて!」と言われるでしょうけどね(^^;)

21/05/2020

《タクシー四方山話》(4月8日の投稿より)

乗務時間を昼間にシフトする前のある夜のこと…。

赤坂の繁華街はどの店もガラガラ。歩く人もタクシーもまばらでした。

ふと、あるBARから出てきた男性がこちらに向かって手を挙げました。

「タクシー、どう?」
「いやぁ、さっぱりですねぇ」
「でしょう、どの店もガラガラだよ。でもさ、今の店、なんか盛り上がってたのよ。聞いたらさ、商店街のオーナー仲間なんだって」
「あぁ、持ち回りで売上立ててる訳ですか」
「そう、閑古鳥鳴いてるよりはいいんでしょう、商店街の交流が深まっていいよね」

ママ友が交代で仲間の子供を預かるみたいな感じで、飲み屋のオーナーそれぞれの店を持ち回りで盛り上げてるんだとか。

その方もご商売をされている方のようで、ご乗車から降車まで、まるでこちらがお客さんかと思うほど丁寧な言葉遣いで、何度も「ありがとうございます」「近距離ですいません」「頑張ってください」と仰られました。

外出自粛の折、タクシーをご利用になる御客様は激減しておりますが、利用する側もされる側も、「相手を思いやる気持ち」が伝わることが多くなったような気がします。

「コロナ後」は、どんな時代になるんでしょうね。

21/05/2020

『急いでください‼️』(4月4日の投稿より)

よく言われます。
タクシーを利用する方は、
「不要不急」でない場合がほとんどです。

タクシーは公共交通機関です。
電車やバスや飛行機と同じ、
交通インフラの根幹です。
1,000億円出資してください(笑)

昨日は妊婦の方をお乗せしました。
産気づいても救急車は呼べません。
車のない家庭ではタクシーだけが頼りです。

今日も使命感をまっとうする一日を!

いざ!東京砂漠へ!

21/05/2020

《タクシーの車窓から》(4月2日の投稿より)

新年度を迎えましたね。
個人タクシーを開業してから間もなく三年を迎えます。法人時代は丸一日乗務して丸一日休日という隔日勤務でした。個人になってからは毎夜の乗務となり四郎様にも多大なる支援をいただいてまいりましたが、年度変わりを機に営業時間の変更をさせていただきました。

小池都知事の名指し自粛要請があった日から、高級クラブがひしめく銀座や都心の歓楽街は水を打ったような静けさとなり、事業存続をかけての戦略変更という訳です。
平日昼間の乗務は三年ぶりで、リズムや勘を取り戻すまでに日数を要しそうですが、四郎様にはしばらくのんびり骨休めをしていただくことになりそうです。

このところの世相を御客様とのふれあいの中からいくつかご紹介したいと思います。

会話を望む御客様とそうでない御客様がいらっしゃいますが、最近は皆様必ず話しかけてこられます。もちろん話題はコロナウイルス。そして安倍首相の政策についてですね。どんな展開になるかは綴るまでもないので割愛します(笑)

銀座の高級クラブは見事に一斉に休業となりました。シンボル的なクラブ「Nanae」のママがテレビに出たのをご覧になった方もあるかも知れませんが、高級クラブ連盟で申し合わせて一斉に休業としたようです。「御客様の健康のために」ということでしたが、実情は「抜け駆けは許さないわよ」ということのようです。
破格の家賃をどう捻出するかと言えば、政界の大物のパトロンさんが緊急財政支援をしてくれるとかくれないとか…。

リーマンショック以来「枕営業」も増えたと聞きますが、肩書きにキズが付くのを恐れる大企業の重役さんたちは「濃厚接触」も我慢しなければならないようです。
来客の少ない月曜日は「強制」と言って、必ず御客様と同伴しなければいけないとか、売上のノルマやそれを達成できなければ店によっては「罰金」まであるそうで、ホステスさんも大変ですよね。
自宅近くのローソンのオジサンに聞いたのですが、よく買い物に来る銀座のホステスさんが「もう死にそう」と泣いていたそうです。

大手町の有名商社のビジネスマンは「テレワークになったので久々に会社に来た」と話してくれました。
出勤時は満員電車での感染を防ぐため、埼玉県在住の人でもタクシーで出社しているそうです。もちろん経費です。地獄の沙汰もカネ次第、といった感じでしょうか。
どうりで最近、県外ナンバーをよく見かける訳です。東京近郊のタクシー運転手達は瓢箪から駒、棚からボタ餅ですね。「都市封鎖」になるか戦々恐々としていることでしょう。

同業者として心を痛めていたのは、心ない運転手がワンメーターの御客様を「ゴミ」と呼んだり「歩けよ」とふてくされる仲間がいたことでした。残念なことです。
現金なもので、今は「手を挙げていただける。ご乗車いただける」と、彼等も働ける喜びを噛み締めています。

こんな時世にタクシーをご利用いただける御客様は、分別があり生き方に信念を持たれている方が多いように感じます。
トランクに積んだ荷物を降ろすのを手伝って差し上げたり、右側のドアを開けて差し上げたり、日頃配慮しているサービスなのですが、「お気遣いありがとう」「どうもご親切に」「大変でしょうけど頑張ってください」といった言葉を多くいただくようになりました。
その一言がどれほど嬉しいものか、職業人ならどなたでもお分かりになると思います。

「心の時代」と言われて何年経ったでしょうか…。
いみじくも「コロナ危機」によって、お互いを思いやる優しさを感じることが出来ています。
まだ感染していない方も、不幸にも感染されてしまった方も、医療従事者も、永田町の政治家も、霞ヶ関の官僚も、財界人も、ホステスさんも運転手も、あらゆる業種の経営者もそこで働く人も利用者も、コロナウイルスの前にあっては「皆平等」であることを思い知る機会になっているのではないでしょうか?

「新しい価値観や新しい世界の枠組みがコロナ後に訪れる…」そう予感する人が多くなって来ています。
つまらないプライドはコロナウイルスには通用しません。
国境や都市を封鎖してもコロナウイルスには通用しません。
コロナウイルスは、私たち人間のあさましい心や歪んだ社会システムを見事に攻撃してきています。

延期された五輪を「コロナを克服した証」とするために、今日も人類に何が問われているのか、逃げることなく「踏み絵を踏む覚悟」を決める一日を!(笑)

※写真は東京駅前八重洲桜通りです。普段は空車タクシーがひしめく通りですが綺麗な夜桜を運転席から撮ることができました※

21/05/2020

《法律と実際》(3月13日の投稿より)

賭博は法律で禁止されていますが、公営競技やパチンコ景品交換所が咎められることはありません。法律と実際は矛盾しているものですね。
これは前置き(笑)

新型コロナウイルスが「指定感染症」になったことで、遅ればせながら「タクシーの実際」を綴ってみようと思います。

個人タクシーの資格取得試験では、地理だけでなく「法令」も出題範囲となります。4年前に勉強した「実務必携」を引っ張り出してみました。

空車のタクシーに手を挙げたのに乗せてもらえなかった場合、そのタクシーは「乗車引き受け義務違反」として道路運送法違反となります。例外として定められている「運送の引き受け及び継続の拒絶」について、以下にコピペします。

第13条
一般乗合旅客自動車運送事業者又は一般乗用旅客自動車運送事業者は、次の各号のいずれかに掲げる者の運送の引受け又は継続を拒絶することができる。
(一~四は割愛)

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)に定める一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ感染症若しくは指定感染症(同法第7条の規定に基づき、政令で定めるところにより、同法第19条又は第20条の規定を準用するものに限る。)の患者(同法第8条(同法第7条において準用する場合を含む。)の規定により一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症又は指定感染症の患者とみなされるものを含む。)又は新感染症の所見がある者

意味、わかりました?(笑)

つまり、うつると症状が重くなりそうな感染症を持ってそうな人は乗車を断ってもいいよ、ってことです。
話題の「新型コロナウイルス」は、この中の「指定感染症」になった訳です。

さて、実際の話。
もしあなたが運転手だったら、手を挙げたお客さんが上記の「あやしい人」かどうか判断出来ますか?(笑)
具合が悪いからタクシーを利用する方もいる訳で、通常乗車を拒絶したりはしません。
割愛した三号の、泥酔した者又は不潔な服装をした者等であって、他の旅客の迷惑となるおそれのある者、としてお断りするケースは時々ありますけどね。吐かれたらたまりませんので(苦笑)
結局、その都度都度、運転手が「機転を利かせて」トラブルにならないよう対処している訳です。

ダイヤモンド・プリンセスでの対応は、生真面目な役人が法令遵守にこだわり過ぎて「機転を利かせることが出来なかった」好例でしょう。
もっとも、最近の高職位の役人は、法律を犯しても無かったことにする技に長けているようですが。

「緊急事態宣言」を発令できる特措法が承認される流れですね。機転を利かせることは大切ですが、解釈を勝手に変更するようなことにならないよう、少しだけ期待しています(苦笑)

さて、運転手の心得として、目的地までの経路をお伺いするよう学びます。A地点からB地点まで、「経済的かつ合理的な経路でお送りする」ことが必須となっていますが、御客様によって要望はさまざまです。
「まっすぐ行って」
「運転手さんに任せるよ」
「とにかく速いやつ」
「一番安いコースで」
なかには、
「最新式で(笑)」
「スペシャルコースで(笑)」
なんてウケを狙う御客様もいらっしゃいます(笑)
どの経路が速いか安いか、御客様の思惑と食い違うケースもあったりします。
御客様が経営されるお店を見られるようなコース、経営されているマンションを見ながら遠回りするコース、遠回りでも信号のタイミングがいいコース、路面の凸凹が少なく快適なコース、などなど。時にはこちらから「レインボーブリッジからの夜景を堪能できるコース」をご提案させていただくこともあります(笑)

車内環境や乗り心地も含めて、おカネを支払う御客様がオーナーですから、ご納得ご満足いただけるよう、「人柄が信用できない」と言われないよう、最大限の配慮をしています。

税金を納めている一介のタクシー運転手ではありますが、御客様の要望と同様、オーナーである国民のさまざまな要望にも、納税者が納得し満足できる使い方をするよう、【公僕】には最大限の尽力をお願いしたいものです。
イェイ!(笑)

21/05/2020

《時と場合》~壮年の主張~(1月16日の投稿より)

銀座で遊んだことがある方なら、あるいはご存知かも知れませんが、タクシーが拾えない「時と場合」があるのです。

何十年も前に、「タクシー適正化特別措置法」が施行されました。
通常、タクシーを拾う時は手を挙げますよね。空車なのに乗車させてもらえなかったら「乗車拒否」となります。皆さんの中にも経験された方がいらっしゃるのではないでしょうか。

「タクシー特措法」にあっては、22時~25時、南北は銀座5丁目~8丁目、東西はコリドー街から中央通りのエリアが「乗車禁止」となり、タクシー乗り場以外で乗車することは出来なくなります。
国交省の外郭団体である「タクシーセンター」が監視していて、ご乗車をお引き受けすると【厳罰】となります。
反対に、そのエリアより外側のエリア、もしくはその3時間以外の時間帯にご乗車を断ると、乗車拒否として、やはり【厳罰】となります。

金曜夜ともなると、そんな規制を知らない方々も多く繰り出しますので、空車タクシーに手を挙げたのに次々とスルーされて不愉快に感じるケースも多いかと思います。個人的に、時代遅れの規制だとは思っていますが…。

ご乗車をお断りするかお引き受けするか、「時と場合」によって、【正しさ】が正反対になるのです。

アメリカのイリノイ州で、大麻が解禁になったそうですね。法律が変わる前と後で、【正しさの基準】が変わりました。たしかカナダでは合法だったと思います。日本の、特に芸能人の「違法行為」については厳しく追及されますよね。いずれにしても「時と場合」によって、【正しさ】は正反対になるということです。

「時と場合」によって【正しさ】の基準が変わる例は、挙げたらいくつでもあります。
賭博や売春は違法ですが、パチンコの換金は行われていますし、吉原では「本番」も黙認されています。
銭湯で全裸になっても罪に問われませんが、渋谷のスクランブル交差点で全裸になったら逮捕されます。

憎らしい人をロケットランチャーで殺害したら殺人罪になりますが、大統領が命じてアメリカ軍がイランの司令官を殺害しても罪には問われません。民間機を撃墜しても病院を空爆しても、誰も訴追されません。
西には西だけの正しさがあり、東には東だけの正しさがあります。中国や半島には、日本人には理解出来ない其々の正しさがあるのかも知れません。

女には女の、男には男の、【正しさ】があったりするのかも知れません。
あなたの正しさと私の正しさが一致しないことなんて、よくあることなのかも知れません。

仮に「法律を守ること」が正しいとして、果たしてその法律の【正しさの根拠】は、どこにあるのでしょうか…。

本質は何か?を問い続け、正しさとは何か?を迷い続け、探し続けている人がいるなら、そんな人が、僕は好きです。

22/04/2020

《命の綱》

人間万事塞翁が馬、と申します。
「人間」は「ジンカン」と読むそうです。
「世間」という意味だそうです。

人様の移動の利便を生業とするタクシーが厳しい環境にあることは言うまでもありませんが、今夜はコロナのおかげで良かったことを記しましょう。

自粛前はもっぱら夜間のご利用客をお送りしていましたが、接客を伴う飲食店の全面的な自粛やテレワークなどによって夜間のご利用はすっかりなくなり、日中の営業にシフトしました。
法人ドライバーは簡単に勤務時間を変更できない方もいると思うので、その点個人タクシーは恵まれていると思います。固定費の負担は別ですけどね。

日中は当然ですが、まず、明るい!
日光によって生成されるビタミンDは免疫力を高めるそうですが、夜間専門の乗務は日光とは縁遠い生活です。日中は遮光カーテンの部屋で寝ていますしね。

そして午前中は、定期的な通院のためのご高齢の方を多くお乗せします。深夜には決してお乗せすることはありませんでした。
ご高齢の方は手を挙げる仕草も控えめなので、ターミネーターのようによ~く目を凝らして道端を観察しますが、それでも夜間ほど目は疲れないようです。体調は良くなりました。

クルマを寄せる時、ドアを開ける時、ドアを閉める時、加減速や右左折時のGにも気を遣い、二種免許の運転教習を思い出すようです。元妻が妊娠中だった時のことや高齢の母を送る時の経験が役に立ちます。
つまり、自然と気持ちが穏やかになり普段よりやさしい運転になるのです。

医療に従事されている方はもちろん、スーパーで働く人などなど、感染リスクと背中合わせで働く労働者の奮闘ぶりがネットやテレビで伝えられています。
タクシーも自粛要請対象外の公共交通機関として、飲食店などと同様、利用者激減で厳しい環境にあることが報じられ、すべての御客様から温かい労いの言葉をかけていただいています。
「お釣りはいいですよ」と言われることがとても多くなりました。

あるご高齢の御婦人との会話…
「お待たせしました。どちらまでお送りしましょう?」
「老人病院まで。近くてごめんなさいね」
「とんでもありません。ありがとうございます」
「助かったわぁ。タクシー少なくなったわね。足が悪くてね…歩けなくて…暑い夏と寒い冬は特に。いつもタクシー乗るのよ。私にとってタクシーは本当に、命の綱よ!」

心身ともに老い、最寄り駅まで歩くこともままならなくなった母が頭に浮かびました。
《命の綱》。。。
思わず目頭が熱くなり、「ありがとうございます」と返すのが精一杯でした。
ワンメーター420円の運賃に千円札を出され、
「お釣りはいいわよ。いつもそうしてるの」

金額ではない、人間の心遣いに触れ、職業意識と感謝の気持ちに満たされることが多くなりました。

他国と比較しても、我が国の危機管理や財政支援、お上の発想、言動、態度には、呆れたり腹の立つことばかりですが、大多数の心ある一般庶民の支え合いに、世間の底力に、塞翁が馬だなぁと、明日への希望を感じたのでした。

皆さんも、どうしても外出する必要がある時は、電車より感染リスクの低いタクシーを応援していただきますよう、よろしくお願い申し上げますm(__)m

31/12/2019

新年明けましておめでとうございます。

本年も無事故無違反ノークレームで、
安全快適輸送を心がけてまいります。

何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m

31/12/2019

《年末のご挨拶》

今年も一年、昌谷タクシーをご利用いただきまして、ありがとうございました。

一年間の乗務走行距離 48,861km、ご乗車回数 2,963回、ご乗車人数 4,220名様。10月からの「消費増税及びキャッシュレス還元事業」によるキャッシュレス利用率は42%、売上高ベースで50%でした。
安全、確実、迅速、快適をモットーに、おかげさまで事故なくお送りさせていただくことができました。

お送りさせていただいた多くのお客様それぞれには、その時々の大切な時間と人生があることと思います。
ご乗車中の会話から、時にはその一端に触れさせていただいたり、あるいは運転手である私が励まされることも多々ありました。

お客様から見れば、一年間で利用したタクシーの運転手との記憶など恐らくないでしょう。タクシー運転手は「黒子」のようなものですから、それで良いのだと思います。
一年間、皆さまの命と人生を安全にお送りできた自負と誇りを感じる年末です。

来年はいよいよオリンピックがやってきます。
海外からのお客様や地方からのお客様のご利用が格段に増えることと思います。
今一度心を引き締め、襟を正し、「さすが東京のタクシーだ」と感じていただけるよう、乗務に邁進する所存です。

2020年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

18/10/2019

《夜明けさんの晩酌》

今日の仕事は…
「つらかった~♪」と歌いたい日もありますが、今日は良かったことを書きたい気分です。
ま、今日と言っても世間的には昨夜なんですけどね(^^;

よくタクシーを利用する方なら、「今日乗ったタクシーの運転手は酷かった!(あるいは)とても親切で気持ち良かった」など様々な感想があるでしょう。
毎日何組もの御客様をお乗せする運転手の側も、日によって様々な思いがあります。

何故だか昨夜は話し好きな御客様が多かった気がします。
金曜の夜は普段タクシーを利用されない御客様のご利用も多く、まして雨ともなると、普段は空車の列が出来ているようなタクシー乗り場にも御客様の列が出来、まさに需給逆転となります。

街灯も車も人通りも少ない交差点で手を挙げた方は顔が黒く、ひと目でバングラデシュかイスラム系の方と判りました。路上禁煙の千代田区内でしたが咥えタバコでした。
減速して路肩に寄せると杖をついたご老人がゆっくりと歩いて来られ、手を挙げた顔黒さんは「この方を乗せてあげて」というゼスチャー。やさしい思いやりは万国共通ですね。

ご老人も、顔黒さんも、運転手も、あたたかい気持ちになった瞬間でした。
ご老人のお話しから「六本木アマンドの隣で生まれた」ことや、「個人タクシーが国に認められたのは大滝さんという知り合いがハチマキして運動したから」だという話や、「91歳のお母様にもお元気でね」などと歓談しながらご自宅までお送りしました。

タクシー運転手の仕事でお金には変えられない楽しみは、御客様との会話だったりします。
ただでさえ殺伐とした都会の金曜の夜、それは存分に心を癒してくれます。

また、傘をさしたマスターに抱えられながらご乗車された御客様…。
「すいません……。昔の女の話をされちゃってね……。大好きな女だったんですよ……。本当に大好きで……。人を好きになるって本当に苦しいことですよね……。」と中年男性。
車内は「恋の悩み相談室」と化しました。

中島みゆきさんの歌に「タクシードライバー」というのがあります。失恋して荒れた女性を乗せた運転手が、彼女の涙を見て見ぬふりして天気や野球の話題で気遣うという歌詞です。
それはもしかしたら絵になるかも知れませんが、昨夜は中年のオッサンでした。
よく思い出せませんが、きっといつかは僕も、乗ったタクシーの運転手さんに、似たような愚痴をこぼしたことがあったかも知れません。

御客様だから、お金をいただいているから、ということを超えて、自らの引き出しを少しだけ開けて、「そう……辛いですよね~……」と、オッサンの心に寄り添います。

ハイブリッド車はエンジンさえ止まってしまって、信号待ちでは、降りしきる雨がボディをたたく音とワイパーが往復する無機質な音だけ……。

ご老人もオッサンも、明日には新しい時間がやってくるのでしょう。僕のことなど覚えてもいないでしょう。それでいいんです。

人の心を見つめ続けたい時代おくれの僕にとっては、タクシー運転手は天職だと感じた夜でした。

Photos from 個人 昌谷タクシー's post 01/10/2019

《運賃改定のお知らせ》

消費税増税に伴い本日10月1日より運賃料金が改定されました。ご利用いただくお客様皆様にはご理解をいただくとともに、引き続きご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
m(__)m

なお、運賃料金は内税10%となります。税率の印字はありませんが、運賃料金を経費として計上されるお客様におかれましては、差し上げます領収書に税率を手書きしていただくことで、「先払い消費税の税額控除申請用の領収書」として認められます。
また、「昌谷タクシー」は「消費者還元事業加盟店」となっております。来年6月30日までキャッシュレスでお支払いいただいた場合、各決裁事業者ごとの方法にて、ご利用料金の5%分が還元されます。

12/09/2019

《初乗りと消費増税と日付変更線》

東京のタクシーの初乗り料金は、現在410円です。日本各地から出張等で来京された方々からは時々驚かれます。2年半ほど前に730円から410円に『改定』されました。料金が格段に安くなった訳ではなく、初乗り「距離」が短くなりました。「チョイ乗り」の潜在客を増やす施策です。

国土交通省の認可を受ける必要があるタクシー料金は、タクシー事業者が勝手に設定することは出来ません。陸運局管轄エリアごとに「最高額」が定められ、それより低く申請して設定する場合は「変更」、それより高く設定したい場合は、エリアの7割の事業者が協同で申請して認可を受ける必要があり、それは『改定』と呼ばれます。
つまり、2年半前に初乗りが730円から410円に『改定』されたのは、事実上の「値上げ」です。具体的には、約5.5km以上利用する場合は『改定』前より高い料金を支払うことになりました。

さて、10月1日の消費税増税まで20日ほどとなりました。
タクシー料金は内税ですが、初乗り料金は410円から420円となるようです。東京以外のエリアでは、110/108を現在の料金に乗じた料金に値上げされます。

消費税増税に伴い、各事業者が発行する「領収書」に、お買い上げいただいた商品の消費税が、軽減税率が適用される「8%」なのか、適用されない「10%」なのかを明記することが義務づけられます。タクシー料金は軽減税率の適用対象ではないので、内税「10%」となります。

消費税が変更されるのは10月1日です。
9月30日の23時30分にタクシーに乗車して、降車精算時が10月1日の0時10分だった場合、タクシー料金は、8%と10%のどちらが適用されると思いますか?

365日24時間営業しているのがタクシーです。
東京中のタクシーが、9月30日か10月1日に、「メーター機の更新作業」をします。
消費税増税の適用は「そのタクシーが出庫した日付の税率が適用される」ので、メーター更新前のタクシーに乗車すれば、精算時が10月1日でも「8%」となります。9月30日に更新作業をしたタクシーは、その日は営業出来ず、10月1日午前0時から営業を始めることとなります。そのタクシーを利用した場合は「10%」となります。

花街で飲んで酔っ払ってタクシーを利用する時に、「このタクシー、上がる前?後?」と面倒臭い質問をする御客様は少ないとは思いますが、念のためお知らせしておきます(^^;

24/08/2019

《QRコード決済》

Pay pay 導入しました。

と言っても、7月に環境を整えたものの、利用出来る旨をアピールしたのは先週でした。

個人タクシーは個人事業主ではありますが、一般の小売店や個人経営の飲食店などとは違い、所属する組合が決済事業者と契約する形をとります。導入するかしないかは、個人タクシー事業者各々に委ねられます。

昌谷タクシーは、SuicaやiDやQUICPayも利用出来るように環境を整えていますが、一般にそれらの決済方法が利用出来る個人タクシーもあるとは認識されていないようで、利用出来る旨をお伝えすると、驚かれ、感謝され、賞賛されることしばしばです。

御客様のお支払いの利便性を考慮してのことですが、当然ながら決済事業者に対する手数料は負担しなければなりません。
しかし、御客様に喜んでいただけることが、乗務を続ける上でどれほどモチベーションになるか、それは手数料の負担を明らかに上回るものと確信しています。

先週Pay payのアピールをし始めて、早速昨夜、Pay payのご利用をいただきました。
御客様はPay payをSoftBankとともに立ち上げたYahoo!にお勤めでいらした方で、タクシーでのPay payの決済は初めて。こちらも初めてということで、大いに盛り上がりました!

私自身、まだQRコードによる支払いを利用したことはないのですが、クレジットカードより速く、Suicaなどの電子決済よりスマートで、何より、決済直後に私のSMSに「決済完了」のお知らせが届いたことに、妙な感動を味わいました(笑)

10月から消費税が上がります。
キャッシュレス決済をした場合に、経産省の「消費者還元事業」としてポイントが還元される旨も周知されています。
還元を受けるためには、利用する店舗が「還元事業登録事業者」である必要があり、利用者としては「還元される店なのか?」の確認が煩わしいところです。
「消費者還元事業加盟店」への登録については、週明け月曜日の講習会にて、詳細を確認して来ます(^^;

「おもてなし」の東京五輪に向け、英語の苦手な私としては、ポケトークを導入し、キャッシュレスが常識となっている国々からの来日タクシー利用客に、少しでも快適にご利用していただけるよう尽力しています。

タクシーは、どこの国にもあるでしょう。
東アジアの安全保障が世界から注目される中で開催されるオリンピック。
「ニホン、ヤルジャン!」と感じてもらえるよう、東京のタクシーのプロとして、存分に親和性を発揮したいと思っております😊

「きれいな夜景をありがとう」客の言葉に自殺の兆候を察知 タクシー運転手、命救う (沖縄タイムス+プラス) - ニュースパス 05/07/2019

幸せになれますように。
https://newspass.jp/a/e2506

「きれいな夜景をありがとう」客の言葉に自殺の兆候を察知 タクシー運転手、命救う (沖縄タイムス+プラス) - ニュースパス  光タクシー(浦添市)曙営業所の夜勤運転手、元(もと)俊晶さん(48)が6月上旬、浦添市の海岸近くで降ろした乗客の思い詰めた様子に「自殺するかもしれない」と判断し、110番通報した。駆け付けた警察官2...

27/06/2019

《落下傘に気を付けろ!》

ガコン グシャ ゴゴゴ!

「ぅわぁ!やっちまった!!(>__

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