福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団

福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団

コメント

ウシトラのページに書いたものをそのままシェアいたします。
お友達のみなさん、サンマを食しましたか? そういう安上がりだったゼイタクに遠く離れてしまった。
避難者に支援される理想のボランティア暮らしは

あゝ、苦いかしょっぱいか……。
「アルツが入ってきてるんじゃない?」と、容赦ないジョークに、この日は耐えねばならぬ大ドジを踏んだのでした。
Aさんを拝み倒して、駅二つを車でかっ飛んで、自宅へ運んでもらったのでした。
我が家は無事。
慌てて朝は飛び出してはいけません。指差し確認をこれからやります!
そういえば、東京からいわきに向かうときにも、同じようなことで友人たちに迷惑をかけたことがあったなぁ。やっぱり老人力が確実についてきとる。

Aさん、おおきにでした。ご迷惑をかけました。
いいカリキュラムが組まれております。
お安うございます。
まだ若干の席の余裕がございます。
どうぞ、ご参加ください。
*********************
今年もやります。
恵泉女学園でやる 『ふくしまキッズ・リフレッシュ&エコキャンプ』
●8月3日~5日
●参加費 1000円
●主催:学校法人恵泉女学園
共催:福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク
協賛:自然派くらぶ生協、他

★いわき市、より、ウシトラ旅団がバスで引率・ご案内
●子どもたちだけでのキャンプです。手伝いは恵泉女学園の先生や学生さん、生協などのボランティアが行います。

東京多摩市の恵泉女学園のキャンパス、有機農業で育つやさい畑や、田んぼで思い切り楽しんでください。
まだ、参加枠にまだ若干の余裕があるので、ウシトラ旅団のページで広報しました。
「募集要項」「スケジュール」を、このページにjpgでアップしてありますので、それを御覧ください。
これまでの福島の復興は莫大な税金を浪費しながら推進されて来た。爆発した第一原発の放射能に晒されてる。東北大震災と巨大津波に被災され亡くなった皆さん。故郷を奪われ避難を強制され関連死で殺された遺族の悲しみ。被災者は様々な困難を強いられてる。過疎化を深める限界集落を、救済ではなく苦しみを強いてきたのが実態。強制された避難先でようやく出来た友達から、無理にひき離され、福島市から楢葉までバスで通学させられる苦痛。全天候型の温水プールの学校に莫大な負担を強いられる自治体の苦悩。戻ってきたのは僅かな子供たちだけ。豪華な校舎は墓標に過ぎない。お金を浪費する町興しも復興も不要です。本当に必要なのは被災者がでは無く、福島県民が本当に幸せになれる展望を持つ政策を実現する事です。後10数年のスパンで沖縄、九州、四国などは灼熱の嵐で燃え尽きます。後20年位のスパンで本州の沿岸は総て海水面が上昇し海に飲み込まれる。東京も海に沈む。福島なら猪苗代町、会津若松などの高地は存続可能です。猪苗代町を新都市として立ち上げる。そこへ福島の住民は移転する。会社も移転する。なるたけ多くの大学と総合病院を誘致する。そうすれば、福島は復興する。これが日本救済の具体的な可能性です。

環境省は21世紀末の平均気温が20世紀より5.4度上昇と発表した。熱中症で倒れる人が続出する状態になる。病院不足は進み、救急は間に合わない事態。火葬場も墓地も対応は不可能。漁業と農業は、日照りで水不足により旱魃が拡大。温暖化が進めば、31年〜50年には、沖縄を始めとして、関東以北で熱中症で倒れる人が激増。2000年の2倍を超える見通し。米は、北日本で増産がやや期待されるが、関東以北では激減。野菜、果物や、養鶏、養豚、牛の飼育は飼料不足も重なり、大打撃を受ける見込み。南極と北極の氷は溶け、氷河も流れと化し、海進が進み大陸は海に沈む事態が予見されてる。東京も大阪も海に沈み、灼熱の熱嵐に日本が晒される有事が到来しようとしてる。

山岳地帯に大学と総合病院を誘致する事に活路があります。日本では高齢化が進み、各家族が激増し、赤ちゃんの出産が減り、子供たちも若年人口も減少している。為に学生獲得は厳しさを増している。18歳総人口は、92年に205万人が、2015年には120万人。85万人の激減。入学定員1000人規模の大学が100校も潰れる見込み。三大都市圏を除く地方では人口が17万5000人規模の自治体の80パーセントに大学が在る。人口が減り12万5000人を切ると、自治体の半数には大学は無い。大学は廃止を迎えていく。当然、若い人でを必要とする事業所は先行きの見通しを失う。訪問介護事業は2万7500人。救急告示の総合病院は3万7500人。有料老人ホームは12万5000人。映画館は27万5000人。人口の「存在確率80パーセント」を切ると都市の存続が厳しくなる。定員割れを迎える私立大学は存続の危機にあり、必死に誘致先を求めてる。患者数の減少で危機を迎えてる総合病院の窮状。更に、働く人を必要とする会社、工場、事業所、農家、林業関連会社を浜通りから移転を図る。人工流入と人口増加を推進する。浜通りを始めとする日本の原発危険区域の住民を東北の山岳地帯の新都市圏に移住を図る。離れ島や諸島の住民、過疎化し滅びゆく限界集落の住民を早急に東北や長野の山岳地帯の空き家、空いた公団住宅、市営、町営住宅、団地に受け入れる。同時に、沖縄、九州、本州南部から自治体と住民の移転を推進する。そうなれば、東北は新都市圏として活性する。新住民の就業を自治体、商工会議所、ハローワークは支援、応援する。こうして東北山岳地帯は商工業の大規模な発展を得る。生産力は何倍にも成長する。自治体の財源も潤い、社会的なインフラが推進される。東北の高地は、新都市圏として発展し、人口不足は決定的に解決が出来る。少子化と人口減少で存亡の危機を迎える日本の国民を、新しい都市圏として福島の山岳地帯に受け入れる。人口の集積を図る事が最大の課題となってる。早急に浜通りの商店、マーケット、市場を新福島へ移転する事を推進する。鉄道などの交通網も総て、移転移設する。猪苗代町典型としてを新しい都市圏として東北を復興し日本の首都として創生する。岐阜、長野、埼玉、山梨、群馬、栃木、新潟、山形、宮城、岩手、秋田、青森の山岳や山間に自治体と住民を移転し移設する事が日本人と日本救済の要なのです。

日本の保育問題が根本的に解決出来ます。保育士の非正規雇用は2016年、約64万人。95年の約46万人から急増してる。自治体の厳しい財政状況。人口減少に伴う職員の人材不足。保育現場は慢性的な人手不足で疲弊が蔓延してる。入りたいのに不足し続ける赤ちゃんの保育。保育園に入れない「待機児」が増加の一途を辿ってる。保育士の処遇改善で「キャリアアップ研修」の受講が進められてる。厚生省が定めた8科目の全てを実施してるのは8府県のみ。一部の科目を開始したのは22自治体のみ。残る東京都など17自治体は実施してない。35自治体が研修を受ける保育士の代賛要員の確保が出来ない現状。人手が無く研修に出せない保育現場の厳しい過労状態が蔓延してる。千葉県では一部の科目のみ定員1000名の研修を実施。勤務7年の保育士だけで約4000名。年間に千人をこなしても間に合わない現状だ。事態を解決するには、今在る保育園と幼稚園を活用する事で可能。園児不足に喘ぐ幼稚園を保育園に活用する。公立の保育園には育児の経験が豊かなシニアの女性と男性があたる。非正規の保育士の皆さんの永年の努力に現場は支えられてきた。彼女たちが居なかったら日本の保育は維持出来なかった。報いて正当な処遇を今こそ保証する事が必要です。彼女たちを公務員に受け入れを図る。順次、現場から余裕が出来たら、職員の希望を尊重して行政は、必要とする役所の部署へ職員の異動を図る。極度の若い人材の不足に困ってきた行政の長年の悩みを大幅に改善できる。保育を必要とする女性、家族の願いが実現する。戦後、保問協など保育運動が提唱して来た、一度たりとも実現されなかった保育の理念。「良い保育環境で子供たちは育つことが出来る」が此処に本当の内実を叶えて達成できる。余計な費用を一切掛けないで。待機児童は居なくなる。園児不足に喘ぐ幼稚園は赤ちゃんからの保育園としてリニューアルする。その暁に女性と子供たちが大切にされる愛せる日本が立ち上がるのです。

高齢化社会の深化に伴い、25年には在宅医療を受ける人が約100万人にのぼる見通し。14年の約65万人が1.5倍に急増。30年には死亡者が160万人の「社会の死滅」が急激に激化する。現在は7割の人が病院で死亡。既にベッド数も足りず、医師と看護の人員不足が深刻で、病院では治療を必要とする患者に対応出来ないのが実情。福祉政策は施設への措置から、受益者負担で在宅介護を強いる様に悪化してる。命の終の爺姥捨て棲家の実態の特養は、低劣な非正規雇用依存の煽りで極度の人手不足の有様。介護が現実に対応不能になりつつある。16%の特養、グループホーム、有料老人ホームが、臨終に際しては病院に移送すると答えてる。死を核家族に負担させる多死社会が都市の滅びと共に進行してる。増大してる認知症は、老老介護の負担をシニアの家族に負わせてる。介護者と要介護者が親子の荒涼とした家族の閉塞が進んでる。疲れから親は声を荒らげる。子の痴呆は悪化していく悪循環。日々もはしく、将来にまるで見通しのない世帯が蔓延する都市の限界集落の非道過ぎる実態がある。介護関係の有効求人倍率は3.4倍。全職業の平均1.4倍と比較すると、役3倍も人が足りない困難な状況。殆どの介護士が、非正規雇用に縛られ、労働条件は改善されず、賃金は全産業平均より10万円も低く厳しい就労に在る。結果、招いた人人材不足で現場は疲弊。過重な残業の蔓延。寒々とした福祉産業の疲弊しきった雇用の実態の上に金儲け至上主義の介護産業が福祉に寄生してる。この無残な現実は至急改革される必要がある。政府は「介護報酬」を0.5パーセント引き上げた。これまでの実績から省みても事業所の利益は増加しても現場が改善される見通しは立たないのに。

シニアの生活を明るい方向へ立て直すのが政治の急務。孤独な独身の老若男女の生涯の伴侶との出逢いと愛の成就を応援する。家族と核家族の出逢いを支援する。望まれている大家族の誕生を推進する。近隣の繋がりの和の輪の中で認知症は緩やかに滋養される。電球を代えられなくても、気づいた人が助ける。手伝う。障害も、助け合いの中で自然となる。介護を近隣の助け合いの中に解消出来る。とりわけ、シングルマザー家庭と父子家庭の出逢いと結びを応援する。祝福された子どもたちの誕生が町に広がる。少子化が解決出来る。最愛の人との巡り会い、出逢いを心から支援する。町、村に「愛和茶話処」を立ち上げる。運営は地域のシニアたちの愛和共生会が担当する。温かな地場地産の食事と飲物をお客さんに提供する。季節の山菜で七草のセットを作り、愛和共生村で販売。フキノトウ、フキ、セリ、タラノメ、土筆、ワラビ、ゼンマイ、筍、ホウ葉、キノコ、クマザサの葉、自然薯、山の恵を収穫し調理して販売。食堂にも出す。更に、各地へ出荷する。経費を覗いた儲けは参加した愛和会員に公平に分配する。シニアの生き甲斐と経済的な自立と共同の心の交流が広がる。魂の故郷が創生されるのです。食材に栄養満点の米糠を最大限有用に活用する。コメヌカは殆ど無料で粉の代わりに使える。家畜や養鶏の飼料としても有用。日本の食糧自給率、百パーセントを新都市圏、猪苗代町から発信する。商店街と商工会議所、市民団体、愛和共生会が協力して人から人への交流の輪を育てる。賑やかに人が行き交う町へ。四季の巡りに町を開放して楽しい祭りを開催。子供たちも参加。使わない者は捨てない。有効に活用。バザールを盛大に開催。朝市を展開する。浜通りの漁業協同組合、福島の農協との協賛で毎週、日曜日に駅前のロータリーや学校の校庭で開催する。愛ある近隣と家族の助け合いと支え合いを基盤とした自治体が立ち上がる。福島の復興の要は、人から人への連なりの愛の和なのです。

誰でもどこでもウシトラ旅団! やれることをやる。好きなことを勝手にや 『NPO大震災義援ウシトラ旅団』です。 東北地方で大地震と津波の被害を受けた友人たちを応援するために編成しました。現在、原発事故で避難している富岡町や大熊町の人たちとの関係が深くなっています。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 23/12/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
参加者がおおございます。先週の「ケーキを出すからね」にしっかり釣られて旅団長わたくしもいつもより早くに伺いました。
その甲斐あって、久しぶりの方々とずいぶん語り合うことができました。

Sさんはケーキを食べずにもってかえる。まず仏壇にあげてからそれからいただくのである、と主張する。そうやって笑っておいでなのであります。久々でもこの感じは少しも変わらん。
私の見るところ、仮設住宅で前面にガッと出てくる人ではなかったけれど、女性たちの行動をしっかと捉えている実力派だった。

ある時、ポロリと立場と視点について評した。そのようにして、彼女は私のことも見ていたのであった。
その時は肯定的な言い方だったけど、視点を定めながら見ている人がいる。怖い怖い。
今日は久方の邂逅の Nさんに「みんな、こうやって会うと同級会だよね」と、語っておりました。苦労をともにしたという連帯感です。

Nさんには高1になったという孫の話を、みなさんともに喜んで聞いてました。いつか機会があれば、この家族の話も紹介しますが、涙と苦労がいっぱい詰まった話だから、おばあちゃんに優しくしてくれる孫のことがみんな嬉しいのであります。
平田個人としても、あの頃、ひときわ幼かったこの坊やをはじめに、子どもたちはなにより想い出深い連中であり、今も気にかかってしまう奴らです。

明後日はこの教会にみなさん集まるそう。栄光のフラダンスもしっかり登場するでありましょう。
金さんに誘われたことだし、バイト前に覗いてみようかと思います。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 16/12/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
入った途端に「来週はクリスマスでケーキが出ますからね、きっと来てくださいね」と言われました。もちろん「ケーキに引かれて参りますとも」と答えたのでありました。
今年は来週23日の集まりでほっこりカフェの締めということになります。

おじさんたちとNさんが大きな声で喋っておりました。おじさんリーダーのSさんは仮設住宅時代の自治会役員。避難者としての暮らしと心持ちを話しておいででした。Nさんは某大学に出す研究論文のために、みなさんに聞き取りするのでここに来るようになった人です。

Sさん
「いやぁ、避難者としての俺たちを避難所のときから受け入れてくれて、食べ物、着るもの、放射能の心配と対策というふうに、ほんとに良くしてもらったよぉ。たくさんの人にな。人間てなんの関係もないのに、こんなふうにできるってことに、驚いたしありがたくて涙が出る思いだったよ」

ほう、いつになくまともなこと言ってるじゃん。茶々を入れるのはよくないけど、ここでやらねばウシトラ旅団のレゾンデートルにかかわるもんね。
「あら、珍しい。いいこといってるじゃないですか」
Nさんひとこと。
「平田さんにインタビューしたときに、別に大層なことしてるわけじゃない。いっしょに遊んでるようなもんだ、そうでなければ避難者に対して失礼に当たるんだって言ってたでしょ。あれを読んで指導教官がずいぶん感心してたのよ」。
そんな、これも立派なことを言った記憶なし(笑)。

ありゃりゃ、ふと気づけば最強部隊のお姉さまたちがほとんど席からいなくなってるのです。というわけで礼拝堂に向かえば、そこで来週に向けて、最後のフラの練習なのであります。
これもまた仮設住宅から続いてきた活動なのです。

さてくだんの場にもどれば、Sさん
「いや、平田さんとはじゃれて口争いのようなことばっかりやってきてるけど、思うのは目線がいつも下にあるんだよな。下の方でいつも俺らと一緒にいる、ってこと。それで付き合ってこれたんだよ」
平田「おおお、初めて聞いたぜ」。これもほんと。たまにはこういうじゃれ方があってもいいか。

自治会の役員を引き受けて、苦労を重ねたのも、避難してからいろんな人間にあって、人々が支えてくれたことにどう応えるのか、自分が何をやれるのかと考えてきたからだ、とSさん言うのでありました。
そうそう、それだよな。と平田はまた心の内で涙ちょちょぎるのでありました。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 02/12/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
女子衆、スタッフがいつもいる席に、なぜかわっとおっさん連中が集まってきた。
確かポーポーとかいう果物の話で、おじさんたちより花や果物については知識の権威がずっと高い彼女たちのところへ教えを請いに来たのであります。

北アメリカの果物で1940年代には日本でもよく見かけたのだという。ちょっと見には、形がアケビに似てる。しかし、こういうものがあったのか。
案外、アメリカと日本の境界が定かならぬ小笠原辺りでよく食べられていたのじゃないか、なんて思いながら、お姉様方が検索をかけて教えてくれる果物の写真を眺めておりました。

こちらの口に入ってきたのは、Yさんの家の庭になった柿。東京の我が家の柿とよく似ています。渋が抜けるやつはこうやって生食、そうはいかぬやつは吊るされて風にさらされるのであります。
いわきに避難してきて買った中古の家には、柿や杏やナツメや…と、たくさんの実のなる木が植わっているそうな。
暮らしがこうなっているのだから、女子衆がそれぞれの家にあったプロになるというわけです。

今日は教徒の方々がいらしゃるのか、いつもより賑やかでした。ツリーも飾られていました。今年も「ほっこりカフェ」はあと3週。彼女たちがフラガールとして登場するクリスマスの集まりに向けて、盛り上がって行くのであります。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 29/11/2022

「市民アーカイブ多摩」の人たちが双葉郡の資料館を中心に見て回る旅は、いわき湯本の老舗旅館「古滝屋」に宿を取りました。ここには主人・里見さんが力を入れて設えてきた考証館があります。
原発事故以来、温泉地としてそれまで生きてきた湯本も大きな影響を受けて変わってきたのでした。双葉郡からの避難者ももちろんそこにはいたのですが、なんといっても、除染や収束作業に従事する労働者がたくさんここを拠点にしたのです。
今はその人たちの住居は北の双葉郡の方に移り、また全体の働く人の数も減ったので、以前の落ち着きを取り戻したように見えます。
しかし、湯本にあって、この原発事故を地元の問題として里見さんたちはしっかり考えようとしてくれたのです。
そんな意図は避難者やこちらにフィールドワークで来る人たちにもよく知られていて、いわば定宿、あるいは交流やイベントの場として古滝屋はよく利用されているのです。

古滝屋には畳の部屋によく整理された展示室が並んで2つ。わたくし旅団長がよく知る人が作った出版物や資料も多く並べてあります。2日目の朝はここから始まりました。
腹ばいになって、資料を探し読みふける見学者の姿はまずここ以外では見られません。
資料館、博物館は、生々しい原発事故を振り返り考えるためのものとしては、それぞれ一人ひとりの生が浮かび上がって来るような展示が一番わかりやすい。別の言葉で言えば、工夫さえあれば、なんだか小さければ小さいほど理解がしやすく胸に迫ってくるのです。
古滝屋のこの試みはその意味で見事です。
また1階ロビーには数多くの書籍がブックシェルフに並んでいて、ここは原発事故と地域の関係について学ぶ書籍を知るのにここ以上の場はありません。

午後は富岡町へ。
夜の森の避難解除になった地区を歩き、「とみおかアーカイブミュージアム」ヘ。ここは富岡町の人々が原発事故で受けた被害と苦労を展示しているというだけでなく、むしろ古代からのここの歴史、地理、文化を合わせて展示してあります。
これも地域の人たちに寄り添う意識のはっきりしたミュージアムと言えます。

もともと東日本大震災のあと文化財レスキュー活動というのが国や研究者をつないで取り組まれました。これは非常に重要な役割を果たしたものでした。前日に私達が訪ねた双葉町の伝承館の展示品などもこの活動で保存されたものが多いのです。
津波被害を受けた東北地方や原発事故まで加わった地域がネットワークを組んで、その後の活動も行われてきました。
「とみおかカーカイブ」に行ったときにはぜひそのことも聞いてほしいと思うのです。
同時に私はまた「わずか5ヶ月で復興会議なるものの第1回をやったというけど、私の感覚では被災者に対してレスキューを第一に言わなければならなかったのではないのか」でした。
言葉には気をつけて置かないと、現実をずらしてしまう役割も果たすものであります。そんなお人好しぶりも福島というところは、実はなかなかの才能を発揮するんだもの。

アーカイブの後は今は箇所としても少なくなってきた廃棄物置き場ヘ。フレコンバッグがズタボロです。ここに山積みになっていたのはいっていたのですが、ここまで荒廃した状態で置きっぱなしになっていたとは。中間貯蔵施設に運ぶのに何か問題が起きているのかと、気になりました。
最後に富岡川河口の富岡漁港へ向かいました。ここからは第2原発がよく見えます。
原発で働いていたMくんに、指差しながら原発の構造について、話を聞きました。今も一つ間違えばこの世界が崩壊するかもしれない危険を抱える第1原発もほとんど同じつくりです。

じっくりゆっくりと見て考えるツァーは、やってみるとなかなかに意義深いものでした。より深く討論できる学習ツァーにつなげていきたいと、皆さんを送ったのでありました。
みなさん、またお会いしましょう。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 28/11/2022

一昨日昨日と、東京からやってきた「市民アーカイブ多摩」のみなさんにお付き合い。市民運動ミニコミ誌などの収集と研究を長年行ってきた彼らは、東日本大震災・原発事故をどのように資料を集め展示しているのかを見たいということでした。
まずは双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」へ。彼らの中にも何度もここに足を運んでいる人がいる。

今回は学芸員のかたに話を伺うことが、市民アーカイブの人たちの大きな目的であるようでした。
どのような視点で展示し、見る人に何を考えてもらおうとしているのか、が彼らのいちばん興味があることのようです。
展示の最後の部屋、「イノベーションコースト」についての展示がその意味では引っかかった人がいました。わたくし旅団長も思う、「これが未来の続くいまの希望」と安易に無理くりに言っていいのか……。

いくつか自分たちの問題意識と率直な意見を学芸員の方に申し上げました。
「ちゃんとした図録を作れ」「原発事故で発生した問題は相変わらず現在進行形だ。意見の違いも矛盾そのまま表現してともに考えるというところを目指せないのか」。
実のところ、後者はたとえば4つの原子炉の状態の説明で、廃炉へ向かう過程を示す動画映像はそのレベルではわかりやすい。けれどそこで何が表現されているかといえば、「汚染水は浄化されて循環されて冷却に使用される」なのであります。
いま、何が問題になっている? その汚染水から放射性物質を取り除いて海に放流するという方法の可否が大問題になっている最中なのであります。
現在進行形にからむとはそういうことなのです。

このような展示にここがなってしまうことの問題点やその辛さについて、案内してくれた方は割に率直に語ってくれました。彼らが抱える裏事情も分かるのであります。
こちらは避難者・被害者の権利をどう守り、生命や生活をどうやって保障していくのかに最大の「任務」をおいています。そこには「現在進行形」がさまざまに変容しながら姿を表してきます。
他のところでまた書きたいと思いますが、私達が付き合ってきた人々の中では、PTSDといった精神疾患をいま抱える人が多くいます。いや、これは「いまだからこそ」なのかもしれません。
こういった問題を素通りして、伝承は意味があるのか、なのです。

夜はいわきの湯本で食事をしつつ、廃炉の現場で働くひとの問題、そこで過労死した人のことについて語り合いました。
これもいま抱え込まれている問題です。
翌日も他の2つの展示館を見ることになりました。
展示を続ける人たちの苦労と考えを、また続報で伝えたいと思います。
「市民アーカイブ」のみなさんは、まことにまことに真面目ないい連中でありました。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 25/11/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
ふだんお見かけしない方も2,3いらしていて、ずいぶん賑やかな印象です。
ここのカフェを立ち上げたときの中心メンバーのOさんは、真面目がすぎる善意の人。
近所の人たちに声をかけて、その人たちがずっと来てくれているのです。避難者ではない、またキリスト者でもない人たちがここにいることで、外に意識が開かれているように感じます。
たまにでもこうしてOさんが来てくれる意味は大きいのです。

お休みしていたキムさんは、韓国の「マンダリン入りチョコ」をお土産に定位置に。珍しかったので聞いてみたら済州島のチョコらしい。
Aさんは「平田さん、先週のお休みは干し柿を作っていたんだよね」とお見通し。
おっかさん達は、みな干し柿作りの名人らしく、柿の種類やほしかたの工夫に、蘊蓄を伺うことになったのでした。

今、双葉郡のそれぞれの屋敷跡や畑の脇は、きっと実がたわわにあるのではないでしょうか。
立ち入り解除になっての初めての秋、あの実が収穫されずに輝いていた辛く寂しく美しい風景をまた彼女たちと語り合ったのでした。

今年の様子がどうなっているのか、東京から来る人たちと、明日、見てまいります。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 12/11/2022

昨日の「ほっこりカフェ」。
クリスマスにやるとかで、おなごしのフラの練習に熱が入ってきたようです。
泉玉露仮設住宅自治会の自治会長だった川上さんご夫婦も、久しぶりの訪問。
「どうですか、お体は元気でありますか?」
「何にも悪いところはなし、元気だよ」
いつも住民に「元気でいましょうね」「笑顔でいましょうね」の一点張りで声をかけまとめてきた人でありました。

やがてちいさなお客様。ここを支えるスタッフのお孫さんがおにぎりとお茶を抱えて「み~ちゃんは?」とやってきた。
「そっちで踊りのお稽古だよ」と声をかければ、おばあちゃんと友人たちが舞う礼拝堂に向かい、じっと注視するのであります。

おじさんたちは「いわきの将来に向けての現在的課題」(笑)として、政治のお話を熱心にしておられます。
そう、この狭間に相変わらず避難者は落っことされているという実感があるみたいです。

わたくしたちは、彼ら避難者のようにものを言うのを憚るの意識や、「ここでおせわになっているので」の優しい慮りにはかなり遠いので、遠慮会釈なしにときおり申し上げます。

「金を国からもらっているなんて言われて、おとなしくしているから駄目なのさ。避難者に支払われてきた賠償金は、いわきにとってはありがたい市経済活性資金だったんじゃない。もっと東電から遠慮なく取っておくべきだったんだよ」。
しょうもない陰口と、相手がおとなしい人だと見ると、嫌味をいったり非難するバカが、むろんいわき市民の中にはいる。
なんと私は2日前にその手のバカと、飲み屋で喧嘩してたもんね。

けれど、そんなエピソードをなんだか当たり前のように受け止め「分断が……」と訳知り顔をしたり、自分も周りも慰撫してみせるなんてやつは、結局、役に立たないどころか、この社会に仇をなすものであります。

シンプルに考えて筋を通したほうが、案外、ものごとの解決には役立つのであります。
小さなお客様が、おばあちゃんと呼ぶことのない大好きな人を見て、そのあとを自然について歩いていくようになるように。
そのようないい仕事を無償でなす人々の手のつなぎ方を、きっとこの子は覚えていくのでありましょうから。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 28/10/2022

今日の「ほっこりカフェ」。あまり見かけないお顔が数人いらしてました。富岡町の女性議員に「メッセージ送ったのに知らんぷりなんだから」と、部屋に入るなり言われてドキリ。
慌てて携帯を見たけれど、それらしいメッセージは見当たらん。
こちらも議員Tさんも、別のお話に忙しくて、今日は話せませんでした。そのうち、話をお伺いに参ります。

東京から来月フィールドワークにお仲間を連れて来るとSさんにいくつか報告を受けました。
別段、彼らの受入れガイドをやるわけではないのだけれど、話し相手、討論相手には実はホントにありがたい。
忘れかけていた視点に気づかせてもらったりします。
そんな彼らの営為が詰まっている冊子を渡されました。

これに、脇から聞かれた「イチエフに入ったことはありますか」に重ねれば、「行きましたけど、彼らはホントに悪いことをしたとは思ってないですね」と、その時の東電職員の対応を伝えつつ、それでもポンとその答えに「責任を取らせなくっちゃ」と言うあり方がどうも自分にはしっくりこない訳が少しだけ見えてくる気がしてきます。

こっちも、つまりは被害者もそれを支援する者も、自分の側に引き寄せて、考え抜かんとあかん、ということだけはたしかなことなのです。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 14/10/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
先週、入学試験に行っていたかわいい坊やの結果を知りたかったのだけど、まだここには伝わっておらず、残念でした。
たぶん大丈夫だと思うのだけど、そこから双葉郡の高校のあとの専門教育機関について、少しレクチャーしてもらいました。

大学に行く子たちは、もともと双葉郡には大学がなかったので、事故前と同様にいわき市内と福島県内の大学に入学するし、あとはよその子たちとかわりはしません。
就職を考えて手に職をつけようとすると、やはりその機関が相当に限られることになります。

どうやら件の坊やは、合格したらば南相馬にある寮に入るのではないかという、おばちゃんたちの予想です。
何しろいわきからは原ノ町は毎日通うのには遠すぎますからね。
なんだかんだ言っても、富岡に自宅があった原発事故以前の暮らしなら、ここらが一体的に成り立っていたようですが、今はその条件がなくなってしまったのです。

復興の掛け声も、このリアリティの前に、住民は足踏みと言うことにもよく出くわします。
逆にもう一人付き合いのある高校生は鼻から東京での大学暮らしを夢見ている。
コミュニティーというやつを「何言ってるんだ」ともうさっぱりしたもんなのです。いい悪いの問題ではなく、そういう感覚で日々を暮らす。

ともあれ、あの子が寮に入ったら「一人部屋でも3人は寝られるだろ。襲おうぜ」などと不埒なことを語っては、たしなめられたりあきれられたりする駄目なボランティアなのであります、わたくし共は。
どうなりますことやら。

【緊急署名】原発運転期間「原則40年」規定の削除方針の撤回を | 国際環境NGO FoE Japan 12/10/2022

【緊急署名】原発運転期間「原則40年」規定の削除方針の撤回を | 国際環境NGO FoE Japan

署名第一次締め切りが今月31日だそうです。心ある方、お願い致します。

40年経ったあとの「1回限りの20年延長」が強行されるたびに、驚いたものでしたが、原則そのものを削除しようというのだから、凄まじい話です。
被害者の団体やボランティアが反対する「40年削除反対」の署名にご協力を。

【緊急署名】原発運転期間「原則40年」規定の削除方針の撤回を | 国際環境NGO FoE Japan 経済産業省は、GX(グリーントランスフォーメーション)の一環として、原発の運転期間の延長を打ち出しました。それを受け、原子力規制委員会は、10月5日、原発運転期間を原則40年と定...

原発事故の「強制避難」と「自主避難」の区別をなくすべき〜国連特別報告者 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー 08/10/2022

原発事故の「強制避難」と「自主避難」の区別をなくすべき〜国連特別報告者 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー

当然の認識が外からの光でしか浮かびあがってこない、我が国の人権意識のなさけなさ。
彼女が表示したものは国連からの「グローバルスタンダード」であり、事故後に成立した基本法「こども被災者支援法」の考え方にも当然のことに合致するものでもあります。
やるべきはその実践、現実化。
*************************
国連の特別報告者のセシリア・ヒメネス・ダマリー、2週間弱の調査を終え記者会見。東京電力福島第一原発事故避難民は強制避難か自主避難かを問わず支援策などについて区別しないよう求めた。

原発事故の「強制避難」と「自主避難」の区別をなくすべき〜国連特別報告者 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー 東京電力福島第一原発事故によって避難を余儀なくされた避難者の調査のため来日していた国連の特別報告者のセシリア・ヒメネス・ダマリーさんが、9月26日から2週間弱の調査を終え記者会見した。ヒメネスさんは、...

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 30/09/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
常連さんたちが大きな声で語り合っておりました。
いつもの常連さんたちです。

Nさんはおとこしが座るテーブルで丁々発止。聞こえてくるのは、互いのカボチャや柚子の蘊蓄のようです。みんな意外にグルメであります。
何が食えるか、どう食うか、浜通りの育てて食う文化を飽くことなく語り合います。

そこへいくと、女子衆の方はさらに大胆であります。
昆虫食の話で盛り上がる。
少し振ってみると、やはりイナゴが伝統食の王様です。

昔の浪江の話を聞けば、「学校の授業でイナゴ取りはやったよ」と。
イナゴ取り休みは知ってはいたけれど、学校の児童総出で、布の袋を持たされて、出撃したらしい。
これはいい。恐らくは農薬がまだ広く使われる以前の話でありましょう。田んぼ・畑を守る小学生たちはそうやって暮らしや自然との関係を身体の中に入れていったのですね。

子供の数も多くないと、こうはいかない。
イナゴの佃煮の食い方をまたひとしきり。原発がやってくる前の浜通りの暮らし方を懐かしんでおられるようでした。

Photos from ふくいち周辺環境放射線モニタリング・プロジェクト's post 28/09/2022

希望をいうなら知れば知るほど「絶望」に落ち込みそうになる現実をしつこく見つめ、からみ続ける活動に私たちはかける。
みなさん、お体に気をつけて。

只今クラファン中!ふくしまミエルカPROJECTトークイベント第4弾 復興の傍らでーー「見えない化」される責任と原発裁判のゆくえ(10/5 20:00-) | 国際環境NGO FoE Japan 26/09/2022

只今クラファン中!ふくしまミエルカPROJECTトークイベント第4弾 復興の傍らでーー「見えない化」される責任と原発裁判のゆくえ(10/5 20:00-) | 国際環境NGO FoE Japan

同じことを何度も言ってきた。避難者・被害者がまとまっていくには、今のところ、裁判の道が最大で、最重要の手段である。

この先がそのままである必要はなく、そうであってはならない。だからこそそれぞれの裁判の内容と現状を知っておくべきなのだと、私達は考えます。

(それにしてもこの見出し、考えなかったのだろうか。いつも被害者の主体的「責任」を思うヘキのわたしなど、誤読してしまった。せめて「される責任」でなく、「される」と「責任と原発裁判のゆくえ」とに改行すべきだろ。こういうトウシロぶりが俺は嫌だぁ~)。

只今クラファン中!ふくしまミエルカPROJECTトークイベント第4弾 復興の傍らでーー「見えない化」される責任と原発裁判のゆくえ(10/5 20:00-) | 国際環境NGO FoE Japan 三春町在住の武藤類子さんをお招きし、東電刑事裁判、東電株主訴訟、生業訴訟、子ども脱被ばく裁判、3.11甲状腺がん子ども裁判など、さまざまな裁判の動向をお話しいただきます。「見えない...

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 09/09/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
いつもの常連さんがよもやま話をしておられます。奥のソファーでは、増井牧師がギターを爪弾きつつ、ボロンボロンと何だか弾き語りのような語り合いをNさんとしておられました。

先々週はここから「市民アーカイブ」のSさんと湯本の老舗旅館である古滝屋に、Nさんに車で送って頂いたのですが、車中ではお二人は、吉野せいについて熱く語り合っておられました。
Nさんは吉野せいとは因縁浅からぬ育ちのようでございました。
『洟をたらした神』は今、読み返すべき本なのかもしれません。

女性陣のテーブルに九州旅行のパンフレットが置いてあり、私はキムさんと九州や対馬の歴史、キリシタンの話や韓国との関係なんぞをあれこれと。

福島浜通りにも、それに繋がっている話を聞いたことがあり、浜通りもけっこうインターナショナルなのであります。

人間は自ら進んででも、あるいは強いられてのことがあったにしても、私達がいま思っているより、はるかにダイナミックに旅をし、動いて来たのでありますね。
ここのありようを考えるのに、大事なヒントなのかもしれないと考えています。

福島第一原発事故 生業訴訟第2陣...473人が追加提訴 原告団1600人に:ニュース - FTV 福島テレビ 06/09/2022

福島第一原発事故 生業訴訟第2陣...473人が追加提訴 原告団1600人に:ニュース - FTV 福島テレビ

先の最高裁判決によって狭められたルートを、なおも新しい争点を提示して被害者は進む。
国の原発事故の責任は追及されなければならないし、彼らの具体的な生活を成り立たせる補償は必要だということ。

何より、被害者避難者がつながりまとまっていく方策として、裁判が依然として最重要であることを、この原告団は示しているということであります。

支援を!

福島第一原発事故 生業訴訟第2陣...473人が追加提訴 原告団1600人に:ニュース - FTV 福島テレビ 原発事故を巡る生業訴訟では、2022年6月に最高裁判所が国の責任を認めない統一の判断を示した。最高裁判決後を含め473人が追加提訴し、原告が1600人をこえた第二陣の裁判。原告側は「最高裁判決では、防...

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 26/08/2022

今日のほっこりカフェ。
東京から「市民アーカイブ」のSさんが参加。アーカイブは地域の問題や人々の生き方を記録する活動を行なってきた老舗。

11月に浜通りのフィールドワークをやりたいというので、その協力を求めにいらしたのであります。
避難者に話を聞き、富岡町や双葉町の案内を乞うたのであります。こういう試みは、訪ねてくる人、迎える者たちの両者が主体であり、協同の作業になります。

東北とはなに、どこ? 東京辺りから見た東北と浜通りとそこに住むもののイメージのギャップ、原発事故は何を炙り出し、いまどんな問題を抱えているのか、いやいや談論風発。
今日は私も遠慮せずに喋ったので、「刺激的でした」(Sさん)のカフェでした。

いつもは男性陣と女性陣がそれぞれに独立した話をしていることが多いのですが、今日は2つのテーブル席が一つになった声の掛け合いと笑い声と、考えてしんとする場面が続きました。

こういう経験が来るもの、迎えるものの大事な経験になることを改めて思い知りました。
私達ボランティアは両者にいい友人を抱えて幸せなのであります。

【原発避難者の不可視化】復興庁が〝帰還意思のない避難者〟を統計から除外する暴挙 避難当事者たちが怒りの抗議「私たちの存在を消さないで」 - 民の声新聞 25/08/2022

【原発避難者の不可視化】復興庁が〝帰還意思のない避難者〟を統計から除外する暴挙 避難当事者たちが怒りの抗議「私たちの存在を消さないで」 - 民の声新聞

どこに住もうが、帰る意志があろうがなかろうが、その人たちの命と生活を守るのが加害者の責任だろ!

この原則を俺たちは一瞬も忘れず、被害者・避難者の人権を守るために活動を続けるからな!

【原発避難者の不可視化】復興庁が〝帰還意思のない避難者〟を統計から除外する暴挙 避難当事者たちが怒りの抗議「私たちの存在を消さないで」 - 民の声新聞 Author:鈴木博喜 (メールは [email protected] まで)https://www.facebook.com/taminokoe/福島取材への御支援をお願い致します。・auじぶん銀行 あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜 (銀行コード0039 支店番号106)・ゆうちょ銀行 普....

サマーキャンプ(8月4日~7日)で見えるもの - NPO法人 大震災義援ウシトラ旅団 公式ブログ 06/08/2022

サマーキャンプ(8月4日~7日)で見えるもの - NPO法人 大震災義援ウシトラ旅団 公式ブログ

7年前の8月6日は、長野県の川上村におりました。子どもたちを連れてキャンプに行っていたのです。ブログで長い長い報告をしておりました。
今日は朝からその日のことを思い出しておりました。
わたし(たち)が感じていたことをここに再掲いたします。
締めの部分をここにコピーします。ブログの全文を長いものですが、読んでみてください。
***********************
★子供たちに必要なもの、育つもの
「自分たちでなんとかしろ!」は、ことによれば、旅団長わたくしがキャンプでいちばん口するセリフかもしれません。だって、めんどくさいもん(笑)。ケガさえなければいい。死ななきゃそれでいい。
いっぱい浅慮近謀やら失敗をやらかしてタフになり、互いに助けあう心を育ててくれればいいのです。

川上村はりっぱなところでキャンプのさなかの8月6日の朝、レタス畑に「今日は70年前に広島に原爆が落とされた日です。追悼と平和を祈る黙祷をいたしましょう」と、スピーカーで放送が流れました。
そして、その日、川遊びとバーベキューから戻って風呂から上がれば、珍しくロビーのテレビがついていて、原爆ドームからのライブ映像が流れていました。

お兄さんやお姉さんに混じって数人の子供がそれを見ていたのですが、サカショーが端に座る私のところへやってきて、「あそこに行きたい」と言ったのでした。瞬間、わたしの目からは涙がこぼれ始め、いつまでも止まりませんでした。

なぜ、彼がそんなことを言いに来たのかも、自分の涙の意味もわからないままです。ひとり玄関に出て、空を見上げながら、あれこれと思いを巡らせばむろん辿り着くいやな連想はありました。
でも、そんなことより、彼の言葉が胸にしみ、「いつかきっと連れて行ってやる」と思いました。
あの年の小学3年生がいま「広島に行ってみたい」と言ってくれることで、私たちがやってきたことに対しては十分すぎる返礼です。

泉玉露の子どもたちが明るく活発で、そして、こんな感性を育ててきたのは、泉玉露仮設住宅の特性のように感じます。
彼らは、そりゃ大変だったけど、仮設住宅のたくさんの人達に大事にされ愛情を受けてきたのです。

もちろん、悪ガキどもの調子こきは続きます。帰りのバスの中でも、お姉さんたちに無礼な振る舞い、言動の数々。
こっちは眠いぞ。物憂く「やめとけ、いいかげんしとけ。ちゃんと相手の顔を見てろ」なんて言ってたって、聞きゃしない。
バスから降りてみなさんと気持よくお別れと、武蔵野の皆さんは思っていらしたのに違いない。でも、そうはいかんのよ。
「おまえらぁ。たいがいのことは許すが、人間を馬鹿にすることだけは許さんぞ! たくさんの人達にお世話になってキャンプはできたんだ。感謝をきちんとあらわしもせずになにやってんだ。甘ったれるのもいいかげんにしろ」。

キャンプの締めくくりに、毎年、同じことをわたしは言ってきました。
「君たちのお母さんやお父さんは、君たちの事を第一にいつも考えてる。だから少しでいいから自分でできること、手助けできることをやれるような子になるんだぜ」。

今年はそこまで言いませんでした。代わりにこの雷でした。
マリオこと渡辺さんがいれば、きっと穏当に上手に言ってくれたでしょうに、子どもたちにとっては不運でありました。

さすがにシャキッとした顔で泉行きの電車に乗ったのでしたが、思えば、もう一回、きちんとお兄さんやお姉さんに無礼を謝らせ、別れのあいさつをさせるべきでした。

めげぬ奴らは車内でシウマイ弁当をうまそうにほうばっていました。2年生のショーゴに問うてみれば
「意外に旅団長はこわい」と言いました。
「俺の言いたいこと、伝わったかな?」にまたまた「意外に」を重ね「わかったよ」と答えてくれたのでした。

サマーキャンプ(8月4日~7日)で見えるもの - NPO法人 大震災義援ウシトラ旅団 公式ブログ 福島と共に考え、共に生きる! Never Ever Forget Fukushima

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 05/08/2022

常連さんたちとスタッフのおしゃべり。

話題は、明日の小名浜花火大会、内郷の回転櫓、盆踊りの変遷ととりとめなく進むけれど、わたくしヒラタにはおもしろい話が多い。
付き合っている子どもたちも小名浜の花火についてはよく話に出てきた。けっこう楽しみにしているらしい。
盆踊りは、地区ごとのものが以前はもっとあったらしく、どうやら内郷の回転櫓を使う踊りがもっともよく伝統を伝えているよう。
ここらは「常磐炭坑節」のメッカかとこちらに来る前は思っていたのでしたが、さにあらず、内郷の盆踊りなどまったく違うものです。ずっと威勢がいい感じがいたします。

「いわき踊り」という一大イベントもあるのですが、口の悪いMに言わせると「いつ始まるかとずっと見ていたのに、ドンワッセ! 叫んでなんかやってるな、と思っているうちに終わってしまった」ということになる。
斜め左右の進んで、ドンワッセ!と叫んで両手を突き上げて行進するだけの見事にシンプルな踊り?なのであります。
誰か昔のスクラムデモでもみて思いついたのではあるまいか。

この踊りはもう何十年も続くらしいのですが、それ以前に、らしい盆踊りをいわきの平あたりでも踊っていたというのです。さて、まだあるのやら。タイミングが合えばぜひ見てみたい。
「誰でも踊れる」に引きずられたらしいドンワッセより、こちらにわたしはずっと興味があります。

金さんに韓国のお盆の話を聞いたのが話の接ぎ穂で、彼女の「われはいかにしてキリスト者になりしか」を、大真面目に聞いてしまいました。そうか、人にはそういうことがあるのね、の深くシビアなお話。
追い詰められたところから、一気に神に出会ってしまう、それが神の存在を理解する啓示になったようで、生き方を変えてしまった、というお話。
「そんなことがあって、誰かの役に立ちたいと思ってここに来たんです。平田さんもそうでしょう」
「そういう心の有りようはクリスチャンに限りませんよね。みんなどこかにある。Mなんか馬鹿なことばっかり言ってますが、あいつもそうでしょ」
(私はそんなりっぱなもんではございません。ろくでなしなんですから)と胸の内。
こういう話をする迫力を金さんはお持ちであります。

「Mさん、どうしてますか。二人は愛し合っているんですよね?」
う~ん、その言葉どう捉えたらいいのやら。
「はい、もっちろん」。そう答えたのでありました。
Mも私も神の道ならぬ、それでも大事だと思う進むべき道を進んでいるとおもうしかない。

ドン・ワッセ!

「バカにされたような思い」処理水放出計画を福島県が了解 県庁前では抗議集会も | 福島のニュース│TUF 04/08/2022

「バカにされたような思い」処理水放出計画を福島県が了解 県庁前では抗議集会も | 福島のニュース│TUF

誰の利害が優先されなければならないのか? 
被害者なのか加害者なのか、私達はまずそこから問題を立ててきた。

漁業者、原発事故で避難していった住民、その利害を同じくする市民たちというふうに、この場合も、私達は考える。

工事を始めることだけをあれこれ言い訳をする加害者と、そこに自分たちの「未来」をかける(ふりをする)、首長達に誰と利害をともにするのか、をよ〜く考えて貰わんと。
それとも、それは初めから彼らには定まっているのか。

ちゃんと闇から引きずり出して明らかにしなければならないことがたくさんあると言うことです。

「バカにされたような思い」処理水放出計画を福島県が了解 県庁前では抗議集会も | 福島のニュース│TUF 福島第一原発にたまり続ける処理水を海に放出する計画について、2日、福島県と大熊町、双葉町は設備の着工を了解しました。一夜明け、内堀知事が萩生田経済産業大臣に要望書を手渡したほか、県庁前には放出に反対…

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 15/07/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
常連に、かわいいみんなを引き付けるお嬢ちゃん。
何度か来ているので、きっと彼女も遊びなれているんだろう。
SNSで公開だから、顔はあえてよく見せず天使のリングにしておきます。

すぐに聞かれたのは「統一教会は平田さんの学生の頃、盛んだったの?」です。「そりゃもう偉そうに四条河原町の大通りあたりにも黒板出して、天使や共産主義というサタンについての講義をしてましたし、キャンパス内でもなんだかんだと裏でやってました」。
安倍さんの祖父から続く日本の暗部について、興味を持って考えておられた。

キムさんに、終いのカップを並んで洗いながら「韓国の統一教会って、どう見られてんの? 悪い奴らっていう常識なの」と聞けば、ご本家故郷でも「みんな、だいたい知ってますからね。そんな感じですね」。
こんなものとべったりやってきた安倍さんを国葬にするそうな、きっと宗教界からも反対の声が上がるだろう。

そして大事な東電株主訴訟の話。「やったね!」の心の晴れる判決。それがみんなの偽らざる気持ちのようでした。

東電旧経営陣4人に13兆円の賠償命令 原発事故めぐる株主代表訴訟:朝日新聞デジタル 13/07/2022

東電旧経営陣4人に13兆円の賠償命令 原発事故めぐる株主代表訴訟:朝日新聞デジタル

株主原告の全面勝訴のようですね。
胸のつかえが下りるような、なかなか出ない判決のように思いました。

推本警告の無視、土木学会へのお手盛り評価への逃げ込み策動、どれも当時の経営者トップの責任をきっちりと示したようです。

当たり前の責任をこんなに苦労しないと認めさせられない口惜しさはありますが、裁判に持ち込み頑張ってきた人たちに敬意を。
今夜はせめて、
いい酒をみなさん飲んでください。

東電旧経営陣4人に13兆円の賠償命令 原発事故めぐる株主代表訴訟:朝日新聞デジタル  東京電力福島第一原発事故をめぐり、東電の株主48人が旧経営陣5人に対し、「津波対策を怠り、会社に巨額の損害を与えた」として22兆円を東電に賠償するよう求めた株主代表訴訟の判決が13日、東京地裁であっ…

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 01/07/2022

この暑さの中で、いつもの人々がちゃんと開いています。
Nさんが来るという話だったのにと思えば、来てもうお帰りになったのだという。そういえば教会の責任者増井牧師の姿もない。
すでにNさんはいらしていて、教会の庭においてあったテーブルを北好間復興住宅に増井さんと一緒に運んで帰ったのだとか。
Nさんのおみあげのクッキーだけを頂きました。

北好間復興住宅は集会場をどう使うかで、いろんな議論があるらしく、ずいぶん以前に「外にみんなが立ち寄れるパラソル付きのテーブルを置いちゃいましょ」と、私も言っていたのでした。
少しずつでも、住民自身の発意の行動がやっぱり必要ですね。
そんなところを支えるのも泉玉露仮設住宅以来のこのカフェの存在の役割があります。

今日は選挙に関する話題がたくさん出ていました。
投票済証明書があると、スーパーのポイントが貰えるという話。こういう試みは各自治体でやられているそうですね。そのもらいかたを巡って情報取りのやりとりが男衆の方では大きな声でされていました。
方や、スタッフ込みの女性陣のほうでは、避難者自治体の参議院選の投票の仕方で、考えさせられる話を聞きました。

富岡町民のいわきでの投票は、平(いわき駅あたり)と植田(泉から10キロほど南部)の2箇所に投票所が置かれているのだそうです。平は富岡町の出張所があるのでそこで期間中ずっと期日前投票ができる。植田はどこやらの事務所を借りて、2日だかの決められた日のみで投票が行われるのだそうです。
大熊の人の話を聞けば、これがまた違った条件での投票になる。
つまり、国政選挙でも、避難者の人たちの投票は、事実上、よそとは違うハンディを負っているのです。

以前投票にいったときには、その仮事務所の投票所がわからずに迷ってしまったという話が出ていました。そんなことに不満を漏らす人はいないのですが、現実にある権利の制限にまた考えさせられるのであります。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 29/06/2022

福島第一原発で過労死された猪狩さんの裁判は仙台高裁で、東電と元請け会社宇徳の責任を認めない、という控訴棄却の判決が出ました。

ここにアップした写真はそれを受けての「過労死責任を追及する会」の会報です。読みにくいでしょうが、心ある人々が読んでくださるように期待します。
なお、手元にテキストがある私の原稿「彼らの責任と我らの責任」のみ、コピーしてここに置きます。

*****************
★★★彼らの責任と我らの責任

 猪狩裁判控訴審判決は「負けた気がしない」という奇妙な判決でした。「(判決理由は和解提案から)少しも後退していない」とつぶやいたら、隣の新聞記者も頷いたのでした。このような事実認定をしてなお不当な控訴棄却という結論にしてしまうのが今の司法です。
 現状の法規定の中で裁判所はぎりぎりのところまで口先だけの「責任」を示したといえます。これを欺瞞といいます。

 東電はどうか。避難者の前で話を始める時、「大変な被害を与えたことを改めてお詫び申し上げます」と必ず深々と長い時間頭を下げます。避難者の支援を続けてきたわたしは、その定形の儀式的見得切りを辟易するするほど見てきました。
 しかし、その伝で言えば、猪狩さんの例では、司法の場で判断されるよりも先に、東電や元請の宇徳は、職場のあり方の管理について、まず遺族に謝罪し、労働者が働く場の安全を誠心誠意で確保していく努力を行うと表明しなければならないはずなのです。
 それが私の考える「責任のとり方」です。なぜなら猪狩さんの命を奪った大本の条件は、地震・津波に備えることのなかった東電が作り出したものだからです。

 労働組合はどうなのか。東電の労働組合は原発の施設、運営の仕方に「大本の条件」に真剣に対することはなく、猪狩さんの命にもついに向き合っていません。その不誠実が原発事故を予防するための手をうてず、事故後もその後の廃炉へ向かうという労働をきわめて不安定なものにしています。
 かつて水俣のチッソの労働組合が「恥宣言」と呼ばれることになる文書をだしたことがありました。自分たちが賃金闘争をやり続けていたのに、被害者への視点を欠き、社会的な役割を果たしてこなかったと、その情けなさを率直に反省したものです。東電労組にこれはまったく期待できません。

 では、猪狩さんの裁判を原告とともに歩んできた私達はどうなのか。そこには原発で今も働くとりわけ下請けのそのまた下部によって職を得ている人々とのつながりを、いまだ十全に持ち得ない別の意味での情けない姿があります。

 わたしがこの裁判の支援をしようと決めたのは、遺族原告家族が「猪狩忠昭さんのような立場の人たちを守りたい!」と言い切ったからです。そこには自分たち家族が取りかえしようもない被害を受けて、その上で、いまいる多くの「猪狩さん」に対して、人間としての責任を果たそうとする気持ちに共感したからでした。
 遺族原告が、和解に応じてその文言の中に、労働者を守る具体的な方策を入れようと努力し、苦しみ抜いて、東電・宇徳の責任を判決で求めるという最終的な決断に至るまでの葛藤を、私は大切なものとして忘れない。
 
 きっと遺族原告はとても疲れていることでしょう。しかし、申し訳ないけれども、わたしは厳しく申し上げます。少し休んだら、遺族と私達が歩き始めたこの責任を果たす道をまた歩き始めましょう。私達が足りなかったところはもっと力をつけて、他の裁判や自主的な交渉を続けている人たちと一緒に、あの「判決理由」に示された内容をテコに、原発で働く人たちの安全と健康を守り、その家族を支えましょう。そのためには、
これまでの裁判の方法とは違った、より豊かで知恵を絞ったやり方を見つけ出しましょう。
 これが私達が負わなければならない責任の果たし方だとわたしは思います。

 道はまだ始まったばかりです。がんばりましょう。
 
        大震災義援ウシトラ旅団 平田誠剛

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 24/06/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
先週より3人多いだけだそうだけど、ずいぶん沢山のように思えるのであります。
韓国に戻っていたキムさんが2週間ぶりに復帰。施設にいるお父さんは93歳、「コロナでずっと会えなかったし、今会っておかないと」だったそうです。

いろいろ韓国と日本の違いを教えてもらいました。「お前の文章は知らない漢字の言葉が出てきて、難しいわ」の意を言われました。反省です。
若い人は漢字がなおさら分からないそう。
日本も敗戦後に、ローマ字化が検討されたと言う話をしたのですが、言葉や表現が人間の意識を規定していくことを、考えておりました。
彼女は、韓国の人々の激しさは、辛い食い物によるのである、というので、笑わされましたが、案外、当たっているのかも(笑)。

かつての地域間の対立や分断から、今は世代間のそれが韓国では問題になっていると。
80年代によく聞いた地方の名前に「差別」の語を重ねて話すキムさんに、きちんと韓国の人たちは自分の国の問題から目を離さなかったのだと、思い知らされます。
避難者の支援を続ける彼女の、この福島浜通りを見つめる目は、きっとなかなかに鋭いに違いない。

裁判例検索 | 裁判所 - Courts in Japan 18/06/2022

裁判例検索 | 裁判所 - Courts in Japan

多くの原発事故に関わる裁判に取り組んでいる弁護士の最高裁判決の分析。
いわき市議佐藤和良さんのページよりシェア。
@@@@@@@@@

海渡雄一弁護士のコメント。

無念 最高裁が3対1で国の責任を否定
しかし、元検察官の三浦守最高裁判事による少数反対意見は、多数意見の誤りを的確に指摘している
わたしたちは、あきらめることなく、東電刑事裁判の控訴審と東電株主代表訴訟の東京地裁判決で、勝利を目指して闘い続けます。
福島原発事故についての国の責任の有無を判断する最高裁判決が言い渡されました。原告勝訴の期待が高まっていましたが、意外にも原告の敗訴、国の責任を否定する判決でした。
 第二小法廷の4人の裁判官のうちの3人の判事(菅野、草野、岡村)による判断です。国の責任を肯定すべきという反対意見を三浦守裁判官が書いています。この三浦意見は、まさしく原告側が求めていた内容のものだといえます。検察官出身の三浦裁判官が、国の責任を認める少数意見を書いたのです。菅野裁判官は職業裁判官ですが、弁護士出身の草野、岡村判事(岡村さんは弁護士から法務省のキャリアに転出した変わり種ですが)が多数意見に与したことは残念です。4人並んで左から2人目の三浦裁判官による少数意見こそが正しい意見です。
 多数意見に対する少数意見の批判のポイントをまとめると次のようになります。
 まず、多数意見が責任が問えないとした論拠は、「現実に発生した地震は長期評価に基づいて想定される地震よりはるかに規模が大きかった。津波も試算より規模が大きく、到来した方角も異なり、仮に国が東京電力に必要な措置を命じていたとしても大量の海水の浸入は避けられなかった可能性が高い」というものです。
 多数意見の判示は明確とは言えませんが、長期評価にもとづいて津波対策を講ずるべきであったという前提で論じられており、長期評価の信頼性に疑問を提示するような判示は見られません。この点は、東電刑事裁判の東京地裁無罪判決や前橋事件の東京高裁判決とは異なる枠組みです。
 問題は、推本にもとづく対策を講じても、津波による事故は本当に回避できなかったかどうかです。
 予測された津波と実際に到来した津波は、どちらも15メートル程度で、ほとんど同じ高さであること、国の示している津波高さには誇張があること、津波が到来した方角が異なるとしても、南側だけに防潮堤を築くようなやり方は非常識で、あり得ないこと、実際に東電内で検討されていた防潮堤の建築計画案も南北に敷地の全面を覆う構造になっていること、水密化による津波対策の例がないという点は事実に反し、いくつかの実施例があること、高い津波が来ることがあきらかになれば、防潮堤を築くまでに何年もかかることになり、その期間の安全性が保たれないこととなるので、原子炉を一時的に止めるとか、急いで水密化による津波対策を講ずるのは自然なことであることなどの反論が可能です。これらの点は、おおむね少数意見によって正しく指摘されています。
 私の東電刑事裁判を担当してきた弁護士としての感想としては、次のとおりです。
「国の責任を認めなかったことはまことに残念だ。
 しかし、責任を否定した判断は結果の回避が難しかったというもので、推本の長期評価にもとづいて津波対策を実施する前提で判断がなされていることは、東電刑事裁判の東京地裁無罪判決の論理とは異なるものだ。
 この最高裁判決で、東京高裁は地裁の判断をそのまま、維持することは難しくなったといえる。
 国の責任を正しく指摘し、多数意見を詳細に批判した説得力のある三浦反対意見があることも含め、この判決を東京高裁の弁論を再開して取り調べてもらい、東京地裁判決の見直しにつなげたい。」
 菅野、草野裁判官も長い言い訳のような補足意見を書いています。よく読んでみます。最高裁のHPで判決全文が読めます。
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/recentlist2?page=1...
このページの上から3つ目の判決です。

裁判例検索 | 裁判所 - Courts in Japan 裁判所のタブをクリックすると裁判所ごとの検索画面へ切り替わり、裁判例を絞り込み検索することができます。

「住民の安全ないがしろ」 裁判官1人反対意見―原発避難訴訟:時事ドットコム 18/06/2022

「住民の安全ないがしろ」 裁判官1人反対意見―原発避難訴訟:時事ドットコム

最高裁裁判官、判決反対意見。
国の責任を認めなかった裁判官の認定と、どっちがまともか。読むべし。

「住民の安全ないがしろ」 裁判官1人反対意見―原発避難訴訟:時事ドットコム 原発避難訴訟の最高裁判決では、第2小法廷の裁判官4人のうち1人が国の責任を認める反対意見を付けた。「長年にわたり重大な危険を看過した。周辺住民の生存に関わる安全規制がないがしろにされた」。強い論調で国...

原発事故、国の責任認めず 避難者訴訟、最高裁が統一判断「津波対策命じても防げなかった可能性高い」:東京新聞 TOKYO Web 18/06/2022

原発事故、国の責任認めず 避難者訴訟、最高裁が統一判断「津波対策命じても防げなかった可能性高い」:東京新聞 TOKYO Web

最高裁が福島の原発事故について国の責任はないという判決を出した。対策をとっていたとしても、地震・津波の規模が大きすぎたという理屈である。
そうならば普通の常識では「予想もできない大きな地震や津波には備えることが不可能。だから原発は全部やめてしまう」が正しい道でありましょうに。

また東京新聞は解説記事でこう言います。

「防潮堤だけで津波を防げるという国側の発想にこそ問題があったのではないか。国の長期評価を基にした2008年の東電の試算でも、原発建設当初の想定の5倍超の津波が算出されている。それまでの安全性が根底から覆される事態であり、浸水を前提とした設計にかじを切るべきだった。」
このときにも浸水について対策をとるべきだったと指摘しているのです。
「原発は何重にも安全策が施されており、事故は起こらない」が原発を推進する国の論理だった。それが一発で消し飛んでしまったじゃありませんか。

判決の解説を読んでいて、この論理が、先般、仙台高裁で出された福島第一過労死猪狩裁判の判決によく似ていると感じるところがあります。
「問題はあった。対策は不十分だった。だが、それが法的に推進されていないから、責任は問えない」というふうに展開されているのです。
これは、具体策では方針とマニュアル、それを担保していくガイドラインでなされていくので、ガイドラインが不十分であればあるだけ、法的責任は回避できるということになってしまいます。
頭がくらくらしてきませんか。

命と安全と人権は、彼らが作るガイドラインによって、阻まれることになります。つまりは憲法で定められた最低限の事柄が放り捨てられるということです。
司法は利用することはあっても、頼ってはいけません。これが露になった今の現実です。

福島の「なりわい訴訟」の原告代表が確か言ってました。判決後もこの原告団は解散しない。
これが正しい方法です。
自分たちの権利、生きる糧を力で取りにいきましょう。
団結‼️

原発事故、国の責任認めず 避難者訴訟、最高裁が統一判断「津波対策命じても防げなかった可能性高い」:東京新聞 TOKYO Web  東京電力福島第一原発事故で避難した住民らが、国に損害賠償を求めた4件の訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は17...

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 17/06/2022

今日の「ほっこりカフェ」。
10人かな(たぶん)。いつもより少ないですね。
男衆は、なんだか政治向きの難しそうな話を議論してます。中に入っているNさんが負けていないところが、よろしうございます。

こちらのテーブルは、自分のルーツの町村の作物や、魚、花、食べ物の話で盛り上がっていました。
いつもはほとんど話さないスタッフが、父とイワナやヤマメを釣りに行った思い出をありありと語り、あんまり金はなくても、いわき周辺の豊かだった暮らしを教えてくれました。

中国からやって来ていた技能実習生の暮らしをこのいわきで「あんまりひどい」と見ていた人もいた。

今の富岡の暮らしも切実さを覗かせて話題になります。
復興の拠点と考えられたスーパーが夜7時に閉まってしまう。晩御飯に役に立つのだろうか、と。
応えてもうひとりが、店の人の話として取り揃えが「作業員が飲んでツマミになるものしか結局売れなくて困っている」なんて話を聞いた、と言うことになる。この人たちはまことにリアルです。

ああ、旅団長我もまたその食生活なり。男やもめはいい加減になってしまいがちであります。
みんな、身体に気をつけてね。

「国家公務員宿舎への避難者を追い出すな」 支援団体が会見|NHK 福島県のニュース 15/06/2022

「国家公務員宿舎への避難者を追い出すな」 支援団体が会見|NHK 福島県のニュース

避難者、被害者は原発事故による補償を十全に受ける権利がある。そこには生活を維持していくための恒久補償が当然になければならない。
福島県は、それをまっとうしなければならない。

ウシトラ旅団はそのように考えます。

「国家公務員宿舎への避難者を追い出すな」 支援団体が会見|NHK 福島県のニュース 福島県が首都圏の国家公務員宿舎に住み続けている一部の避難者から、損害賠償を求める訴えを起こされたとして、逆に部屋の明け渡しなどを求める訴え…

常設展「武相の民権/町田の民権」のご案内 14/06/2022

常設展「武相の民権/町田の民権」のご案内

旅団長平田が個人的に面白がっただけの話ですが、たまにはこういうのもどうでしょう。

@@@@@@@@@@@@@@「ブラタモリ」の町田の回。「なぜ、町田は神奈川県に間違われるのか」は、我が家にとって出色の番組でした。例のごとく地形や地質からみた武州・相州としての町田もよくわかったのですが、なんと言っても、自由民権運動の絡みで町田が東京になったというのが驚きでした。
この地の自由民権運動を詳しく知っている人たちにとっては常識なのかもしれません。だとしたら、恥ずかしい限りです。

一緒に見ていたかみさんが「ああ、ショック。私、写真を見てわからなかった。石阪昌孝の顔を忘れてた。」と嘆いたものでした。
この大物が「大義、家を滅ぼす」をそのままやり通して、北村透谷たち民権家が続いて来たのですもんね。

彼を神奈川から追い出したかった県令が、南多摩という括りで、東京にこの地をくっつけたのだと。三多摩という地域の区分や成り立ちがどうもよくわからなかった私には疑問の一つが氷解したのでありました。

この解説をして案内してくれていたのが、町田の「自由民権運動資料館」の方でした。実はここの関係者が、何度も福島浜通りにいらしていて、そのガイドやつなぎ役を私がやってきました。
ボランティア団体のウシトラ旅団の性格を見ていたのかもしれません。後で聞いたら、若い頃に私が書き飛ばしていたものも、ここにファイルしてあると聞きました。いや意味があるものではありません。自由民権運動なんかかけらも知らぬアホが、好き勝手に思いつくままを書いていたのですから。

ただ、自由民権運動を研究してきた人たちが、この福島の浜通りに惹きつけられてきたのには、必然性を感じます。
福島第一原発で過労死した猪狩さんについての東京集会も、そのお仲間が中心になってやってくれたのでした。

かみさんが「資料館に行かなきゃ!」と、つぶやいていました。きっと近いうちに私もお邪魔することになると思います。

常設展「武相の民権/町田の民権」のご案内 町田市ホームページではJavaScriptを使用しています。JavaScriptの使用を有効にしていない場合は、一部の機能が正確に動作しない恐れがあります。お手数ですがJavaScriptの使用を有効にしてください。

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 10/06/2022

本当に久しぶりの「ほっこりカフェ」参加。旅団長平田は6〜7週欠席したはず。
入った途端に拍手する人までいて「いま平田さんのことを話していたのよ」。やっぱりな、二日前にFBに書いた「おしっこ出ないよ、のたうち回りお笑い編」が彼女達に知れ渡っていたのでした。

それでも昨日は事情を知っているAさんに「体だけは大事にしてください」と真剣な顔をして言われたし、今日は「痩せた? いや、やつれたんじゃない」と数人に。ありがたいことです。
oさんは「きれいどころつれて見舞いに行きますから」と言ってくれていたのですが、こっちは「この姿は見せられません!」。フツツカモノが管を咥えていたんですから。
その顛末を彼女達に話せばやっぱり爆笑の波が引き起こされる。
 
年長の親父共を面白がらせてやろうと思っていたのに、女性たちは私より年下なのですが、身体の不調やケガや手術の経験を持ち、十分に病気自慢の花が咲くのです。
避難者だからなんて断定はできないけれど、10年以上のストレスの多い暮らしだもの。

別の花も咲かせるのが彼女たちは上手です。飾られる草花は、自分のうちの庭で咲かせた花が多い。
よく花を巡る会話をしておられます。知る花の名前が増えていくのも「避難者に支援される理想のボランティア」を実践してきた私達には、何だか嬉しくありがたい話なのであります。

【子ども甲状腺がん裁判】原告の意見陳述(録音)~第1回口頭弁論 27/05/2022

【子ども甲状腺がん裁判】原告の意見陳述(録音)~第1回口頭弁論

「こども甲状腺がん裁判」の口頭弁論が始まりました。
何度も手術し、辛い治療に耐えてきた娘さんの冷静な意見陳述に、ただ涙がこぼれてきます。
どうやっても取り戻せないものを、せめて彼女たちの心が一瞬でも晴れる裁判にしたい。うつむき涙をこらえて聞き入っている弁護士たちと同じ気持ちのところから、私達は出発しなければ。
ぜひ、彼女の意見陳述を聞いてみてください。
またour planet-TVの報告記事を以下にコピーいたします。
***************************
●「子ども甲状腺がん裁判」 始まる~20代女性陳述「大学行きたかった」
東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質の影響で甲状腺がんになったとして、事故当時、福島県内に住んでいた男女6人が東京電力に損害賠償を求めた「311子ども甲状腺がん裁判」の第1回口頭弁論が26日、東京地裁であった。

この日の裁判では、弁護士らが訴状の要旨を陳述したほか、原告の20代女性が法廷に立ち、意見陳述した。女性は、高校生の時にがんが発覚。手術後、大学に進学したものの、再発と転移により、大学を中退。以来、治療中心の生活を送っている。放射性ヨウ素を服用する特殊な治療・アイソトープ治療の過酷さや、将来の夢を描けない苦しさを綴った陳述書を、約15分かけて読み上げた。

甲状腺がんをめぐっては、インターネットを中心に、被曝影響を主張する言説に対してバッシングが広がっていることもあり、原告は、傍聴席からは見えないよう、四角いパーテーションで囲われた中で陳述した。がんが分かった時のことや、大学を断念したことなど、苦しい経験を語るくだりでは、時折、声をつまらせたり、しゃくりあげるような泣き声となったが、声を震わせながらも最後まで読み続けた。

●2回目以降の意見陳述は未定
この日は、意見陳述をした原告以外に、3人の原告が出廷。やはり傍聴席から見えないよう、パーテーションで仕切られた原告席で弁論に参加した。同席した弁護士によると、原告の陳述に聴き入りながら、3人とも涙が止まらなくなり、慟哭するようば場面もあったという。意見陳述の間中、法廷内は、鼻をすする声が終始聞こえていた。

原告の意見陳述をめぐっては、4月に行われた進行協議で、東京電力が原告の意見陳述の実施に反対を唱えており、2回目以降の予定は決まっていない。原告弁護団は弁論の最後に、原告の意見陳述を認めるよう改めて主張。被告側代理人は明確に反対はせず、裁判所に委ねると述べた。裁判所は1週間程度で方針を示す。

●被曝との因果関係が争点
この裁判の最大の争点は、事故に伴う放射線被曝とがん発症の因果関係となる見通しだ。原告側は、年間で100万人に1~2人しか発症しない小児甲状腺がんが、この10年間に293人が発症したと指摘。また、子どもの甲状腺がんの最大の発症因子は放射線被曝であることから、疫学的な手法で、因果関係は証明できると主張している。

一方、原告側によると、東電側は答弁書で、原告らは被曝していないなどと反論しているという。次回の裁判は、3ヶ月後の9月7日に開かれる。

【子ども甲状腺がん裁判】原告の意見陳述(録音)~第1回口頭弁論 2022年5月26日に第1回口頭弁論が開催された「311子ども甲状腺がん裁判」の報告集会で流れた原告の意見陳述(前日に練習した時に録音したもの)。詳細はこちら http://www.ourplanet-tv.org/【寄付のお願い】OurPlane...

控訴棄却を弾劾する!! あと一歩力及ばず!! 21/05/2022

控訴棄却を弾劾する!! あと一歩力及ばず!!

「福島第一原発過労死責任を追及する会」が、猪狩忠昭さんの遺族が起こした裁判の仙台高裁判決について、かなり詳しい報告・評価を出しました。
これを読んでいただければ、この裁判が東電、宇徳を追い詰めてきた経過、何を目指したのかがよくわかっていただけると思います。
どうか、遺族原告の頑張りを重ね合わせて、読んでいただければと思います。

控訴棄却を弾劾する!! あと一歩力及ばず!!  5月19日、仙台高裁で判決がありました。残念ながら判決内容は控訴棄却。救急医療体制の不備について東京電力・宇徳の責任を認めない不当な判決でした。イチエフ構内の救急医療体制の責任はどこにあるのか、誰にある...

Photos from 福島を救え! 大震災義援! ウシトラ旅団's post 19/05/2022

5月19日、福島第一原発構内で過労死した猪狩忠昭さんの控訴審判決が仙台高裁で出ました。
福島地裁いわき支部での一審判決では、直接雇用者のいわきオールに原告遺族は完勝。東京電力と元請企業の宇徳の責任が認められなかったので、その2社に対する安全義務違反などを追及する裁判です。

判決は控訴棄却の原告敗訴でした。損害賠償請求としては負けたということです。
控訴審第一回での、裁判長によるこの事案についての整理と「所感」は驚くべき内容でした。
「現代社会にあって、それも原発構内というどこより安全が確保されなければならない労働現場がこれでいいのか?」と提起し、明確には言わぬけれども、東電を「批判」し、その上に立っての和解の勧めという驚きの展開を取りました。

それ以来、原発構内で働く人たちに、この不幸な事案の教訓と安全管理体制取組みを、和解案の中に入れさせることの追求と、あくまで2社の責任の明確化を求める判決を求めるのかの道の選択で、原告遺族は悩みに悩み、苦しんで来ていました。
結論は「判決を求める」でした。
数度の和解協議で文言のツメを経て、和解を蹴った時点で、原告と、多くの支援者たちにとって、言わば敗訴必至の覚悟がありました。
原告は報告集会で「奇跡が起きないか……と一縷の望みがあったけれど」と語っておりました。

一言で言えば、問題があったことは火を見るより明らか、しかし、厚労省のガイドラインに「倒れてからERに運ぶまで規定がない以上、責任を明確に問うことはできない」というのが裁判所の判断ということです。
ある意味、予測されたことであり、そして予見された法の壁ということでした。

この裁判は無駄だったのか。施設の持ち主、管理者である東電のこれからを縛ることはできないのか。
違います。彼らは必ずこの「責任なし」の主文のほうではなく、「これだけの問題をそのままにし、改善しなかった」という判決理由の事実認定に縛られることになるでしょう。
判決理由は、これも驚きでしたが、実に、あの和解勧告のときの内容をそのまま明示しているのです。
この判決理由の認定を元にして、原発で働くものと、その人たちの命、安全、健康を護ろうとするものは、その担保を東電に迫っていかなければなりません。それを現実にしていけるのか、問われているのは原告とともに歩んできた私達のほうです。

負けた裁判は、そのための巨大な拠り所です。
まだ具体的にどう進むのか、決まっていませんが、どうか変わらぬみなさんの支援を!

(写真の一部を東京労働安全衛生センターの飯田さんの投稿より断りなしにお借りしました。お許しあれ)。

ビデオ (すべて表示)

9.7 首相官邸前抗議
4.11ウシトラ旅団結成1周年ライブより
4.11ウシトラ旅団結成1周年ライブより

カテゴリー

電話番号

住所


いわき市内郷宮町滝 18
Iwaki-shi, Fukushima
9738407

Non-Profit Organizationsのその他Iwaki-shi (すべて表示)
特定非営利活動法人福島ダイアログ Fukushima Dialogue 特定非営利活動法人福島ダイアログ Fukushima Dialogue
Iwaki-shi

2011年の原発事故後から、福島県内外、日本国内外の人たちと対話活動を続

みんぷく - 3.11被災者を支援するいわき連絡協議会 みんぷく - 3.11被災者を支援するいわき連絡協議会
中央台鹿島一丁目56- 11
Iwaki-shi, 970-8047

東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故の被災者、避難者を支援し、?

特定非営利活動法人 セブンビーチファミリー 特定非営利活動法人 セブンビーチファミリー
常磐湯本町傾城29/11
Iwaki-shi, 972-8321

特定非営利活動法人 セブンビーチファミリー

特定非営利活動法人 子ども未来npoセンター 特定非営利活動法人 子ども未来npoセンター
平字三倉67/11
Iwaki-shi, 970-8026

福島県いわき市のNPO法人。 子供たちの明るい未来と、心豊かに暮らせるい

いわき鹿島ロータリークラブ いわき鹿島ロータリークラブ
57-1
Iwaki-shi, 971-8141

いわき市鹿島町を拠点に活動している、国際ロータリークラブです。

特定非営利活動法人地域福祉ネットワークいわき 特定非営利活動法人地域福祉ネットワークいわき
平菱川町1-3
Iwaki-shi

高齢者や障がい者の皆さんが、健康で安心して生活できるよう、地域にお?

がんばっぺいわき ネットワーク(Ganbappe Iwaki Network) がんばっぺいわき ネットワーク(Ganbappe Iwaki Network)
Iwaki-shi, 9708026

福島県いわき市での災害救援・復興支援活動 情報発信、心のケア、メンタ

Co-Create Iwaki (一緒に創ろう未来のいわき) Co-Create Iwaki (一緒に創ろう未来のいわき)
小名浜大原字下小滝125-6
Iwaki-shi, 971-8111

世界初のFacebookを活用した街づくり実験 参加者が街づくりのアイディアを投稿し、「いいね!」が50つくと事務局が市長へ提案します。

富岡町商工会 富岡町商工会
福島県双葉郡富岡町中央2丁目111番地
Iwaki-shi, 979-1112

商工会は、法律(商工会法)で定められた地域の経済団体です。経営に関?

フクシマ環境未来基地 フクシマ環境未来基地
三和町下三坂字永久保40
Iwaki-shi, 970-1376

NPO団体

ふくしま洋上風力発電・絆ネットワーク ふくしま洋上風力発電・絆ネットワーク
平字作町2-8-12
Iwaki-shi, 970-8026

ふくしま洋上風力発電・絆ネットワークのフェイスブックページです。