横浜市立大学医学部 肝胆膵消化器病学(消化器内科)

消化器内科(消化管、肝臓、胆膵)領域における診断、治療を行っています

13/02/2024

小林貴医師の論文「Prediction of outcomes in patients with metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease based on initial measurements and subsequent changes in magnetic resonance elastography」がJournal of Gastroenterology誌(日本消化器病学会英文誌)の表紙を飾りました!

Prediction of outcomes in patients with metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease based on initial measurements and subsequent changes in magnetic resonance elastography
Takashi Kobayashi, Michihiro Iwaki, Asako Nogami, Nobuyoshi Kawamura, Yasushi Honda, Yuji Ogawa, Kento Imajo, Masato Yoneda, Satoru Saito, Atsushi Nakajima
J Gastroenterol. 2024 Jan;59(1):56-65. doi: 10.1007/s00535-023-02049-9. Epub 2023 Oct 16. PMID: 37845417; PMCID: PMC10764489.

リンクはこちら
https://link.springer.com/article/10.1007/s00535-023-02049-9

小林医師のコメント
NAFLDに変わる新しい概念であるMASLDについての論文です。
この度、MRIを用いた肝硬度測定(MRエラストグラフィー)でMASLD患者の予後予測が可能なこと、さらに連続測定で隠れた高リスク患者を見つけられることを本稿にて報告いたしました。
この論文がJournal of Gastroenterology誌の栄えある表紙を飾ることができたこと、大変嬉しく思っております。これもひとえに、ご指導いただきました中島淳教授、米田正人准教授をはじめ、共著者の先生方のおかげで御座います。
この場をお借りし、深く感謝申し上げます。

小林 貴

30/01/2024

2024年度 消化器内科医のキャリアパスについて(オンラインセミナー)

消化器内科医のキャリアパス、働き方を紹介させていただきたいと存じます。 説明会はWebでの開催(オンラインセミナー)となります。

日時は以下の通り予定致しております。

2024年3月1日(金) 19時~(予定)
「ZOOM」を使用しての説明会を予定しています。下記フォームよりご登録していただくと、後日招待メールをお送りします。

オンラインセミナーのお申し込みはこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfzmT9RQkmeN3X8_p4d1QhOs1wYsHXwzjnmadYvZ5ARunJU8Q/viewform?usp=sf_link

また、会終了後に希望者には個別での相談会も予定しております。ご希望がありましたら下記のチェック項目にチェックいただけますと幸いです。 少しでも興味のある先生方、学生の方は、ぜひご参加ください。

ご相談・ご質問などがありましたら、下記担当者まで、お気軽にご連絡ください。

2024年担当:横浜市立大学附属病院 消化器内科・肝胆膵消化器病学
小林 貴
電話:045-787-2640
Mail:[email protected]

Photos from 横浜市立大学医学部 肝胆膵消化器病学(消化器内科)'s post 30/01/2024

留学体験記  佐藤元一(平成29年卒)
University of California, San Diego (UCSD)

1, はじめに
2023年9月より、アメリカの西海岸、カリフォルニア州の最南端にあります、サンディエゴに留学しています。

サンディエゴは、メキシコとの国境沿いにありますが、1年を通して温暖な気候で過ごしやすく、ニューヨークやロサンゼルスほどごみごみしていないためか、住みたい街ランキング、常に上位を維持しています。そのおかげか、治安はほとんど日本と変わらず、安心安全な海外ライフを送っています。

2, 留学まで
大学生の頃からなんとなく海外に憧れがあり、留学と言ったらアメリカだろ!くらいにしか考えていませんでした。生粋の純ジャパニーズなため英語も全然できません。センター試験のリスニングで硬直したのを昨日のことのように思い出します。

偉大な医局の諸先輩方とは異なり、平凡な能力の自分がどうしたら留学できるのか、研修医の時に必死に考えました。USMLEをかじったこともありますが、これをPassしてる人は相当すごい人だということがわかったくらいです。地に足をつけて着実に博士号を取る、おそらく自分の場合、その延長線上に留学があるのだろうと。

ただ注意しなければいけないのは、チャンスをもらえるしっかりと実績のある医局を選ぶ必要があるということです。群馬大学出身の自分にも分け隔てなくチャンスをくれた横浜市立大学肝胆膵消化器病学の医局には感謝しかありません。

3, サンディエゴでの研究
横浜市立大学附属病院で後期研修3年目(医者5年目)の時に、腫瘍科をローテートして、抗がん剤の面白さに気づかせてもらいました。臨床腫瘍科の市川教授のご紹介で、University of California San Diegoに留学することになりました。実際には、付属研究室であるAntiCancer Inc.というところに籍を置いています。抗がん剤やその相乗効果をもたらす要因などを中心に研究をしており、最大のメリットは、基礎研究の超ド素人でもある自分でも、基礎から学べて着実に論文を書いていけることだと思います。諸先輩方のような輝かしい実績がなくても、その一歩目をアメリカで始めることができる幸せを嚙みしめています。

4, 最後に
留学といえば、旅行やスポーツ観戦なども気になるところだと思います。申し訳ありません、実は子どもがまだ1歳でそこまでエンジョイできていません。ただ毎日新しいことに触れて、異国の地で生活するだけでもすごく晴れやかで幸せな気持ちになります。とはいいつつ、大谷翔平VSダルビッシュの試合や、イエローストーン国立公園への旅行の予約は完了しています。

改めてこのような貴重な経験の機会をくださった、横浜市立大学肝胆膵消化器病学の医局、中島先生、市川先生に厚く御礼を申し上げたいと思います。

研修医や若手の先生で質問や相談等あれば[email protected]までお気軽にどうぞ。

佐藤元一

https://ycu-hepabiligi.jp/resident/ucsd.html

IgG4‐related pancreatobiliary diseases could be associated with onset of pancreatobiliary cancer: A multicenter cohort study 19/01/2024

栗田裕介医師の論文がJournal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciencesに掲載されました。

栗田医師の論文[IgG4-related pancreatobiliary diseases could be associated with onset of pancreatobiliary cancer: A multicenter cohort study.]がJournal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciencesに掲載されました。

IgG4-related pancreatobiliary diseases could be associated with onset of pancreatobiliary cancer: A multicenter cohort study.
Kurita Y, Kubota K, Fujita Y, Tsujino S, Sekino Y, Kasuga N, Iwasaki A, Iwase M, Izuka T, Kagawa K, Tanida E, Yagi S, Hasegawa S, Sato T, Hosono K, Kobayashi N, Ichikawa Y, Nakajima A, Endo I.J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2023 Dec 20. doi: 10.1002/jhbp.1404. Online ahead of print.PMID: 38124014

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jhbp.1404

このたび、自己免疫性膵炎・IgG4関連硬化性胆管炎と膵癌・胆管癌のリスクファクターである報告をJHBPSに採択いただけました。

AIP・IgG4-SCは膵癌、胆管癌のリスクが他癌種に比較しても著しく大きくなり、注意が必要と考えられます。
膵癌、胆管癌を発症しますと予後が著しく不良となるため、AIP・IgG4-SCはIPMNや慢性膵炎のような膵癌ハイリスクの疾患と同様なサーベイランス(造影CT・MRCP・EUSなど)が望ましい可能性が示唆されます。
共同研究機関の先生方、ご協力、ご指導いただき誠にありがとうございました。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

栗田裕介

IgG4‐related pancreatobiliary diseases could be associated with onset of pancreatobiliary cancer: A multicenter cohort study Background The risk and prognosis of pancreatobiliary cancer and in patients with autoimmune pancreatitis (AIP) and IgG4-related sclerosing cholangitis (IgG4-SC) remain unclear. Therefore, we retros...

Endoscopic papillectomy could be rewarding to patients with early stage duodenal ampullary carcinoma? 19/01/2024

鈴木洸医師の論文がJournal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciencesに掲載されました!!

当教室大学院生鈴木洸医師の論文「Endoscopic papillectomy could be rewarding to patients with early stage duodenal ampullary carcinoma?」がJournal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciencesに掲載されました。

Suzuki K, Kurita Y, Kubota K, Fujita Y, Tsujino S, Koyama Y, Tsujikawa S, Tamura S, Yagi S, Hasegawa S, Sato T, Hosono K, Kobayashi N, Iwash*ta H, Yamanaka S, Fujii S, Endo I, Nakajima A. J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2023 Nov 28. doi: 10.1002/jhbp.1398. Online ahead of print. PMID: 38014632
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jhbp.1398

乳頭部腺腫はガイドライン上も内視鏡切除の適応されておりますが、早期癌についての治療法は依然として明らかになっておりません。
今回の検討で腺腫内癌~粘膜癌について内視鏡治療で治癒的な切除が狙える可能性が高いことが報告できました。
Oddi筋浸潤例についてはリンパ節転移の可能性も10%あるとされる点や、断端陽性・不明例の扱いは今後も議論が必要かと思われます。

症例がまだまだ少ないことやさらなる長期間の観察が必要ではあり、今後も症例蓄積や追加の報告が必要と思われますが、
今後の早期乳頭部癌に関する治療戦略について貴重なエビデンスの一つになると考えています。

共著者の先生方におかれましてはご協力、ご指導いただき誠にありがとうございました。
特に追加検討にご協力いただきましたNTT東日本関東病院の辻野先生、組織型や病理所見のご評価にご協力いただきました岩下先生はじめ病理部の先生方には心より御礼申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

鈴木洸・栗田裕介

Endoscopic papillectomy could be rewarding to patients with early stage duodenal ampullary carcinoma? Background/Purpose There is currently no consensus on the use of endoscopic papillectomy (EP) for early stage duodenal ampullary adenocarcinoma. This study aimed to evaluate the feasibility of EP fo...

第76回「最新の便秘診療の知識」回答者:横浜市立大学大学院医学研究科 肝胆膵消化器病学教室 主任教授 中島 淳氏|診療よろず相談TV シーズンII|CareNet.com 11/01/2024

当教室の中島淳主任教授がCare Net『診療よろず相談TV』に出演しました(第二弾)

Care Net会員であればどなたでも視聴できる『診療よろず相談TV』の第76回「最新の便秘診療の知識」に、前回に引き続き回答者として、当教室の中島淳主任教授が出演いたしました。 2023年10月26日(木)より配信が開始されております。

番組HPはこちら
https://www.carenet.com/report/yorozu/cg001159_76.html

(放送内容)
今年(2023年)の7月に日本消化管学会より便通異常症の診療の新しいガイドラインが発行されました。

① 便秘の治療薬として、まず、浸透圧性下剤、それで改善がなければ、上皮機能変容薬、胆汁酸トランスポーター阻害薬の使用が推奨されている。
② 依存性の高い刺激性下剤はオンデマンド治療とする。
③ 従来、離脱が困難とされてきた刺激性下剤からの切り替えは、エロビキシバットの使用で効果が得られそうだということがわかってきた。
④ 新規下剤とMg製剤は保険上併用可能で、薬理学上相性が良い。併用で効果が強い時はMg製剤を減量する。併用で十分な効果が得られない時は、別の新薬を試してみる。
⑤ 患者の満足度を上げるためには、便の形がブリストルスケールの4ないし5型となるように薬を調整していく。
便秘治療が患者の生命予後の改善に対して非常に重要であるので、ぜひ、患者さんから便秘の有無を聞き出し、積極的に便秘の治療につなげていって欲しい。と、コメントしております。

第76回「最新の便秘診療の知識」回答者:横浜市立大学大学院医学研究科 肝胆膵消化器病学教室 主任教授 中島 淳氏|診療よろず相談TV シーズンII|CareNet.com 排便の有無を外来の問診で尋ねるケースは多いですが、患者さんの満足度を上げるためには、もう一歩踏み込んで聞くことも大事です。患者さんの満足度向上につながる問診を消化器診療のエキスパート、中島淳氏が説明し...

18/12/2023

城野医師の論文が『Journal of neurogastroenterology and motility』に掲載されました!

城野医師の論文「The Prevalence and Characteristics of Symptomatic Uncomplicated Diverticular Disease Among Asian Patients With Unexplained Abdominal Symptoms」が、Journal of neurogastroenterology and motility誌に掲載されました。

The Prevalence and Characteristics of Symptomatic Uncomplicated Diverticular Disease Among Asian Patients With Unexplained Abdominal Symptoms.
Tsumugi Jono, Yuki Kasai, Takaomi Kessoku, Tomoki Ogata, Kosuke Tanaka, Tsutomu Yoshihara, Noboru Misawa, Shingo Kato, Takuma Higurashi, Kunihiro Hosono, Masato Yoneda, Kosuke Seita, Takayuki Kato, Eiji Sakai, Takeo Kurihashi, Machiko Nakatogawa, Shunsuke Oyamada, Seiji Futagami, Kok-Ann Gwee, Atsushi Nakajima
Journal of neurogastroenterology and motility, PMID: 38012092 doi: 10.5056/jnm22162, Online ahead of print 2023 Nov 28.

LINK:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38012092/

城野医師のコメント
Symptomatic uncomplicated diverticular disease (SUDD)という疾患概念は、近年主にヨーロッパで提唱、研究されておりますが、アジアではそれほど注目されていませんでした。臨床診療の中で急性憩室炎の所見がないのにも関わらず結腸憩室部位の腹痛を訴える患者さんを目にする機会があると思いますが、その中にSUDDの患者さんがいる可能性があります。今回、我々はヨーロッパでのSUDDの定義に則り、①24時間以上持続する腹部症状、②憩室部位に一致した腹部の疼痛、③急性憩室炎の徴候・症状および臨床的・顕微鏡的証拠がない、④IBSの診断基準を満たさない、という4項目を全て満たすものをSUDDと定義し、腹部難治外来での有病率とQOLを調査し、アジアで初めてのSUDD疫学論文を発表しました。まだその病態は不明で、確立された治療法はありませんが、少しでもSUDDが認知されるきっかけになることを願います。

ご指導頂きました中島淳教授、国際医療福祉大学成田病院の結束貴臣先生を初めとして、肝胆膵消化器病学の皆様に心より御礼申し上げます。

18/12/2023

中島淳主任教授がシンガポールで講演!

中島主任教授が招待を受けたシンガポールの講演会で、留学中の小宮靖彦医師と再会いたしました。小宮医師は大変元気そうで、海外生活を非常にエンジョイしているようでした。

29/11/2023

新百合ヶ丘総合病院消化器内科部長の今城医師の記事になります!

雑誌『Tarzan』(ターザン)12/14号(11月22日発売)に、消化器内科部長 今城健人医師の「脂肪肝ドック」についてのコメントが掲載されましたので、お知らせいたします。

脂肪肝は炎症が加わると肝硬変や肝臓がんを合併することもあります。不安のある方は、早期の検査をご検討ください。

■当院の健診センターのWebサイトはこちらからご覧いただけます
 https://www.shinyuri-hospital.com/doc/index.html

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28/11/2023

当教室の中島淳主任教授がEテレTVシンポジウム 健康長寿のカギ『腸活』に出演しました。

EテレTVシンポジウム 健康長寿のカギ『腸活』
2023年11月19日(日) 14時30分~15時30分
 パネラー 中島淳(横浜市立大学) 内藤裕二(京都府立医科大学) 新井信(東海大学)
 司会   好本恵
 ゲスト  友近
(放送内容)
1000種類以上100兆個もの腸内細菌が生息している腸。

腸内細菌は便秘や下痢などおなかの調子だけでなく、心、筋肉、肥満、病気や人の寿命にも関係し、影響を与えることが最近の研究からわかってきました。

偏りなく多様な腸内細菌がいる人ほど健康で長生きであるという論文も発表されています。番組では、腸内環境整えるため、日頃から実践したい食事や運動、便秘を改善する薬などが紹介され、健康長寿のカギとなる「腸活」について、専門家の様々な意見が披露されました。

中島教授は、自分が便秘だと気づくことが重要性を説き、便秘が引き起こす病気は多く、たかが便秘と軽く見ない方がよいとのメッセージを発信。

便秘と食生活は密接な関係があり、まずは朝食をとる、水溶性食物繊維をたくさん取るなど食生活を見直すこと、運動量を増やすことを心掛け、それでも改善しない場合は薬物療法を追加し、腸内細菌の多様性をあげることを目指すことを推奨いたしました。

21/11/2023

岩城慶大医師の論文が『Hepatology communications』に掲載されました!!

岩城慶大医師の論文「Combined, elobixibat and colestyramine reduced cholesterol toxicity in a mouse model of metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease」がHepatology communications誌に掲載されました。

Combined, elobixibat and colestyramine reduced cholesterol toxicity in a mouse model of metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease.
Michihiro Iwaki, Takaomi Kessoku, Kosuke Tanaka, Anna Ozaki, Yuki Kasai, Takashi Kobayashi, Asako Nogami, Yasushi Honda, Yuji Ogawa ,Kento Imajo, Haruki Usuda, Koichiro Wada, Noritoshi Kobayashi, Satoru Saito, Atsushi Nakajima, Masato Yoneda
Hepatology communications, 7(11):e0285. PMID: 37902528 PMCID: PMC10617934 doi: 10.1097/HC9.0000000000000285. eCollection 2023 Nov 1. 2023 Oct 31.

LINK: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37902528/

岩城医師のコメント
2023年欧州肝臓学会国際肝臓学会議(EASL-ILC)にて、非アルコール性脂肪肝炎(NASH:nonalcoholic steatohepatitis)からMASH:metabolic dysfunction-associated steatohepatitisへの命名変更が提案されました。
MASHは健康に対する脅威として急速に拡大しております。
しかし、治療の必要性が明らかであるにもかかわらず、認可された治療法はまだありません。
今回の研究では、MASHマウスモデルを使用して、コレステロールが肝臓に及ぼす毒性について検討しております。そして、その毒性を、エロビキシバットとコレスチラミンという薬剤を併用することで効果的に解消できることを証明しました。
現在当教室にて実施している同薬剤の臨床試験の結果を心待ちにしております。

大学院1年目からの続けてきたマウスを用いた基礎研究がこのような結果を結び、Hepatology communications 誌にアクセプトして頂けたことを、とても嬉しく思います。このような素晴らしい研究機会を与えていただきました中島淳教授、山王病院斉藤聡教授、米田正人先生、国際医療福祉大学成田病院結束貴臣先生をはじめ、肝胆膵消化器病学の先生方、実験助手の方々、秘書の方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

21/11/2023

JDDW(日本消化器関連学会週間)2023神戸活動報告

当教室からは30演題発表がありました!

本大会において、長谷川翔医師が【優秀演題賞】【若手奨励賞】にそれぞれ採択され、表彰されました。

今城健人:〈サテライトシンポジウム73(肝臓学会)〉(サテ73‐2)(肝腫瘍に対するマイクロウェーブアブレーションの最前線)肝腫瘍に対するマイクロウェーブアブレーションの最前線.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(ポートピアホテル),2023年11月2日.
加藤真吾、豊田純哉、中島淳:〈シンポジウム7(消化器病学会・消化器内視鏡学会・肝臓学会・消化器外科学会・消化器がん検診学会)〉(消S7-11)(消化器癌ゲノム医療の将来展望)ポストがんゲノム時代におけるRNA sequence臨床応用の可能性についての検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(ポートピアホテル),2023年11月3日.
細野邦広、長谷川翔、中島淳:〈ワークショップ10(消化器内視鏡学会・消化器病学会・消化器外科学会・消化器がん検診学会)〉(内W10-9)(高齢者の膵・胆道良性疾患に対する内視鏡治療の適応と問題点)高齢者の内視鏡処置をいかに安全に行うか~術後腸管ERCP症例での検討,第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月3日.
田村繁樹、日暮琢磨、三澤昇、中島淳:〈デジタルポスターセッション内005(消化器内視鏡学会)〉(内P-14)(食道・咽頭(咽頭癌)4) 表在頭頸部癌に対する消化器内科・耳鼻科合同ELPSの治療成績についての検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月2日.
立川準、後藤行、奥富雅俊、松本彰太、鶴田絢子、滝本恒行、飯塚武、藤野洋平、富田尚貴、岩瀬麻衣、谷口礼央、武内悠里子、斯波忠彦、厚川和裕:〈デジタルポスターセッション内027(消化器内視鏡学会)〉(内P-87)( 胃(EMR・ESD)2) 胃ESDにおけるTechKnifeの有用性についての検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際会議場),2023年11月2日.
酒井英嗣、本多悠、伏見光、品川希帆、高井佑輔、目黒公輝、岩崎暁人、清水智樹、真田治人、渡邊透、中島淳:〈デジタルポスターセッション内035(消化器内視鏡学会)〉(内P-112)(胃(胃SMT・EUS)2) 胃粘膜下腫瘍に対する低侵襲治療の試み~全層切除の必要性は術前に判断できるか.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月2日.
藤田祐司、小山裕司、辻川真太郎、辻野誠太郎、寺谷卓馬:〈デジタルポスターセッション内043(消化器内視鏡学会)〉(内P-139)(十二指腸・乳頭部2) 内視鏡的乳頭切除術における吸収性局所止血材と潰瘍底肛門側クリップ縫縮の出血予防効果.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月2日.
飯塚武、栗田裕介、中島淳:〈デジタルポスターセッション内072(消化器内視鏡学会)〉(内P-231)( 胆道・胆管(内視鏡下診断・治療)2) 胆道癌症例におけるERCP後膵炎予防策の検討.本消化器関連学会週間JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月3日.
上野航大、関野雄典、利井辰彦、佐伯優美、林映道、荒木健一、佐野誠、枇杷田祐佑、稲垣淳太、春日範樹、高柳卓也、石井研、内山詩織、永瀬肇:〈デジタルポスターセッション内081(消化器内視鏡学会)〉(内P-259)( 胆道・胆管(結石)9) 当院における総胆管結石の内視鏡治療後再発に関わる因子の検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際会議場),2023年11月4日.
松本悠亮、佐藤高光、井上喬次郎、山崎雄馬、半田祐太、川島捺美、中島聡美、後藤駿吾、村田依子、秦康夫、栗山 仁:〈デジタルポスターセッション内091(消化器内視鏡学会)〉(内P-292)( 胆道・胆管(内視鏡下診断・治療)12) 5Fr一体型プラスチックステントを用いたEBSの安全性と有用性.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際会議場),2023年11月4日.
緒方智樹、栗田裕介、二瓶真一、八木伸、長谷川翔、細野邦広、窪田賢輔、中島淳:〈デジタルポスターセッション内094(消化器内視鏡学会)〉(内P-300)( 胆道・胆管(内視鏡下診断・治療)15) EUS-HGSにおけるプラスチックステントの有用性..第31回日本消化器関連学会週間JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月4日.
長谷川翔、佐藤高光、二瓶真一、緒方智樹、八木伸、栗田裕介、細野邦広、窪田賢輔、中島淳:〈デジタルポスターセッション内096(消化器内視鏡学会)〉(内P-307)( 胆道・胆管(内視鏡下診断・治療)17) 悪性遠位胆管狭窄に対するフルカバー型金属ステント留置術に関する無作為ランダム化比較試験:Braided型 vs Laser-cut型.第31回日本消化器関連学会週間JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月4日.「ポスター優秀演題賞」「若手奨励賞」
結束貴臣、小林貴、中島淳:〈パネルディスカッション5(消化器病学会・肝臓学会・消化器外科学会・消化器がん検診学会)〉(消PD5-8)(NAFLD or MAFLD-予後改善に向けて)非アルコール性脂肪性肝疾患に対するエロビキシバットとコレスチラミン併用療法の有効性と安全性をプラセボ、コレスチラミン単剤又はエロビキシバット単剤と比較する第Ⅱ相医師主導治験.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(ポートピアホテル),2023年11月3日.
辻川真太朗、藤田祐司、寺谷 卓馬:〈シンポジウム 13(消化器外科学会・消化器病学会・消化器内視鏡学会)〉(消S13-6)(膵癌オリゴメタスターシス治療における現状と展望) 膵がん肝転移転再発に対するラジオ波焼灼療法の検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(ポートピアホテル),2023年11月3日.
後藤駿吾、井上喬二郎、半田祐太、山崎雄馬、松本悠亮、川島捺未、中島聡美、佐藤高光、村田依子、秦康夫、栗山仁:〈デジタルポスターセッション消014(消化器病学会)〉(消P-61)(胃・十二指腸(内視鏡治療)1) 胃ESDにおける新型高周波ナイフの安全性・有効性についての検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際会議場),2023年11月2日.
吉原努、寺田出、中島淳:〈デジタルポスターセッション消024(消化器病学会)〉(消P-114)(大腸(検査・診断・機能性疾患)) 酸化マグネシウムで効果不十分な慢性便秘症患者に対するリナクロチドによる有効性の検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月2日.
西口貴則、岡山和代、山崎大、菊田修、上山知人、千葉秀幸、深田雅之:〈デジタルポスターセッション消038(消化器病学会)〉(大腸(潰瘍性大腸炎))(消P-185)高齢者と非高齢者潰瘍性大腸炎におけるウステキヌマブ治療成績の比較検討.第65回日本消化器病学会大会(第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE),兵庫(神戸国際会議場),2023年11月3日.
日暮琢磨、田村繁樹、吉原努、三澤昇、中島淳:〈デジタルポスターセッション消043(消化器病学会)〉(消P-212)(大腸(腫瘍)2) 大腸癌検診における便中Fusobacterium nucleatum測定の有用性の検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月3日.
二瓶真一、細野邦広、中島淳:〈デジタルポスターセッション消060(消化器病学会)〉(消P-298)(胆道(基礎・検査・診断)) 胆嚢疾患における拡散強調MRIの有用性.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月3日.
春日範樹、関野雄典、上野航大、利井辰光、佐伯優美、林映道、荒木建一、佐野誠、枇杷田裕祐、稲垣淳太、高柳卓矢、石井研、内山詩織、永瀬肇:〈デジタルポスターセッション消067(消化器病学会)〉(消P-327)(膵臓(急性膵炎) ERCP後高アミラーゼ血症に対する早期食事再開の安全性の検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際会議場),2023年11月4日.
高柳卓矢、関野雄典、利井辰光、上野航大、佐伯優美、林映道、荒木建一、佐野誠、枇杷田裕佑、春日範樹、稲垣淳太、石井研、内山詩織、永瀬 肇:〈デジタルポスターセッション消071(消化器病学会)〉(消P-343)( 膵臓(検査・診断)1) 限局性膵萎縮の膵癌早期診断に対する意義の探索的検討.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際会議場),2023年11月4日.
佐藤高光、松本悠亮、山崎雄馬、後藤駿吾、川島捺美、半田裕太、井上喬二郎、村田依子、秦康夫、栗山仁:〈デジタルポスターセッション消071(消化器病学会)〉(消P-344)(膵臓(検査・診断)1) 膵癌に併存した膵嚢胞性病変の特徴.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際会議場),2023年11月4日.
栗田裕介、窪田賢輔、中島淳:〈デジタルポスターセッション消074(消化器病学会)〉(消P-359)(膵臓(自己免疫性膵炎)1) IgG4関連膵胆道疾患における胆膵癌発症リスクと長期予後.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月4日.
城野紡、結束貴臣、中島淳:〈シンポジウム 12(消化器病学会・消化器内視鏡学会・消化器外科学会・消化器がん検診学会)〉(消S12-11) (機能性消化管疾患の病態解明と臨床応用)糞便中胆汁酸とSymptomatic uncomplicated diverticular disease(SUDD)との関連性.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(ポートピアホテル),2023年11月4日.
田中幸介、結束貴臣、中島淳:〈メディカルスタッフプログラム2(JDDW)〉(MS2-8)(緩和医療・ケアにおける多職種連携)慢性偽性腸閉塞症患者の緩和ケアニーズと多職種連携.第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際会議場),2023年11月4日.
中島淳:(演者)〈サテライトシンポジウム86〉(サテ86-1)(ビフィズス菌の新展開~酢酸の重要性~)ビフィズス菌の新展開~酢酸の重要性~.第65回日本消化器病学会大会(第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE),兵庫(神戸国際会議場),2023年11月3日.
中島淳:(司会) 〈サテライトシンポジウム91〉連携を考える~膵疾患と便秘~.第65回日本消化器病学会大会(第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE),兵庫(ポートピアホテル),2023年11月4日.
中島淳:(演者)〈ブレックファーストセミナー18〉(ブレ18-1)(ここがポイント!便通異常症診療ガイドラインの薬物治療~IBAT阻害剤とPEG製剤を中心に~)ここがポイント!便通異常症診療ガイドラインの薬物治療~IBAT阻害剤とPEG製剤を中心に~.第61回日本消化器がん検診学会大会 第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月4日.
窪田賢輔:(座長)〈デジタルポスターセッション内105(消化器内視鏡学会)〉膵臓(内視鏡下治療) 第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月4日.
日暮琢磨:(座長)〈デジタルポスターセッション内078(消化器内視鏡学会)〉胆道・胆管(結石) 第31回日本消化器関連学会週間 JDDW2023KOBE,兵庫(神戸国際展示場),2023年11月3日.

21/11/2023

第54回 日本膵臓学会大会(福岡)活動報告

2023年7月21~22日の日程で福岡国際会議場にて 第54回 日本膵臓学会大会が開催され、当教室から主題演題の他、多数の演題発表がありました。各セッションで活発な意見交換があり、大変刺激となる有意義な会でした。

特別企画I SP1-1 「Current Status of Peptide Receptor Radionuclide Therapy for NET in Japan」 横浜市立大学大学院医学研究科がん総合医科学 小林 規俊
シンポジウム SY6-4 「PNENにおけるエベロリムス再導入療法の有効性」 横浜市立大学附属病院肝胆膵消化器病学 栗田 裕介
ワークショップ WS4-11 「自己免疫性膵炎ステロイド治療抵抗症例における免疫抑制剤の効果について」 横浜市立大学附属病院肝胆膵消化器病学 栗田 裕介
ワークショップ WS5-2 「糖尿病教育入院患者に対する超音波内視鏡スクリーニング導入後の初期成績」 横浜労災病院消化器内科 関野 雄典
ワークショップ WS7-2 「当院における SPN11 例の臨床画像的検討」 横浜市立大肝胆膵消化器病学 細野 邦広
ミニワークショップ MWS1-6 「高齢者の切除不能膵癌症例への化学療法~適応の判断について~」 NTT東日本関東病院肝胆膵内科 辻野誠太郎
ミニワークショップ MWS3-5 「慢性膵炎に対するEUS-PDを含めた内視鏡的膵管ステントの長期成績」 横浜市立大学肝胆膵消化器病学 長谷川 翔
一般演題 O13-2 「重症急性膵炎に合併した乳び腹水に対して内視鏡的ネクロセクトミーが奏功した一例」 国立病院機構横浜医療センター消化器内科 上地 大樹
一般演題 O14-4 「ハイリスク例におけるERCP後膵炎の発症は負荷輸液療法で回避可能か?」 横浜市立大学医学部医学科肝胆膵消化器病学 飯塚 武
一般演題 O15-3 「IPMNの診断に対するSpyDSの有用性」 横浜市立大学附属病院肝胆膵消化器病学 緒方 智樹
一般演題 O17-2 「横浜市南西部における膵癌早期診断プロジェクト導入初期の成績」 横浜医療センター消化器内科 鈴木 雅人
一般演題 O44-6 「主膵管拡張を伴わない膵癌における新分類および診断アルゴリズムの提案」 横浜労災病院消化器内科 高柳 卓矢
一般演題 O45-3 「膵癌に併存した膵嚢胞の実際」 茅ヶ崎市立病院消化器内科 佐藤 高光
一般演題 O52-2 「病理部との連携による切除可能,切除可能境界膵癌のEUS-FNA穿刺回数削減の取り組み」 NTT 東日本関東病院肝胆膵内科 藤田 祐司

健求者 〜こだわりの元気食〜|テレビ朝日 20/11/2023

当教室の中島淳主任教授がテレビ朝日『健求者 ~こだわりの元気食~』の第1回放送に出演しました。

2023年10月4日(水) 23時10分~23時15分

テレビ朝日『健求者 ~こだわりの元気食~』
今、そして未来を生きる人たちの健康を追求して研究を行う研究者の素顔を取材。そして興味深い『こだわりの元気食』に迫る番組です。

番組HPの過去の放送よりYouTube動画がご覧いただけます!

番組HP https://www.tv-asahi.co.jp/kenkyusha/

(放送内容)
普段お酒を飲まない人でも、食べすぎや運動不足で脂肪肝になる恐ろしいNASH。
そのNASHの研究に長年携わってきた中島教授は、早期発見、早期治療が肝心と話します。
そのための検査方法を日夜研究してきた教授のルーティーンは靴磨き。そして健康維持のためのこだわり食として、ブロッコリーのサラダと鯖の塩焼きが紹介されています。

健求者 〜こだわりの元気食〜|テレビ朝日 テレビ朝日『健求者 〜こだわりの元気食〜』【毎週水曜】よる11時10分〜。今、そして未来を生きる人たちのために、日々健康を追求している研究者たち。そんな彼らを「健求者」と呼び、普段目にすることができない研究....

31/10/2023

芦苅圭一医師が「上大岡駅前あしかり内科・内視鏡クリニック 横浜院」を新規開院致しました!

当医局員の芦苅医師が、2023年9月1日(金)、上大岡駅東口より徒歩2分という好立地に、「上大岡駅前あしかり内科・内視鏡クリニック 横浜院」を新規開院されました。

地域の頼れるかかりつけ医として、横浜市立大学附属病院との大きな懸け橋となって下さることに大いに期待します。

上大岡駅前あしかり内科・内視鏡クリニック 横浜院のHPはこちら

【芦苅医師からのご挨拶】
このたび、上大岡駅前 あしかり内科・内視鏡クリニック 横浜院を開院しました芦苅と申します。

2023年1月に父より継承したクリニックですが、このたびご縁をいただき、800mほど離れた場所で移転開業をすることになりました。

肝胆膵消化器病学教室の皆様からは様々な場面において助けていただき、またお祝いの言葉を頂戴し、誠にありがとうございました。

特に、いつも支えていただき応援してくださる中島教授と、私のわがままをいつも聞いてくれる大学の管グループの先生方には感謝しても足りません。

これまでは主に内視鏡診断や内視鏡治療を中心に研鑽を積んでまいりましたが、その知識や技術を活かし、今は早期がんの発見やがん検診の推進など少し予防や疾病の啓蒙などをおこなっています。

すでに当教室には優秀な内視鏡医が育っているのを感じています。あとは治療に結び付けられるように、がんの掘り起こしをしていくことが、これからの私の使命だと思っています。

また、内視鏡治療も細々と続けていますので、内視鏡治療にお困りの症例や、相談症例、困難症例などがあればお気軽にご相談ください!

お近くにいらした際は、クリニックに遊びに来てくださいね。 これからもよろしくお願いいたします。

あしかり内科・内視鏡クリニック
芦苅 圭一

Prediction of outcomes in patients with metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease based on initial measurements and subsequent changes in magnetic resonance elastography - Journal of Gastroenterology 31/10/2023

小林貴医師の論文「Prediction of outcomes in patients with metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease based on initial measurements and subsequent changes in magnetic resonance elastography」がJournal of Gastroenterology誌に掲載されました。

Prediction of outcomes in patients with metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease based on initial measurements and subsequent changes in magnetic resonance elastography.
Takashi Kobayashi, Michihiro Iwaki, Asako Nogami, Nobuyoshi Kawamura, Yasushi Honda, Yuji Ogawa, Kento Imajo, Masato Yoneda, Satoru Saito, Atsushi Nakajima
J Gastroenterol. 2023 Oct 16. doi: 10.1007/s00535-023-02049-9. Epub ahead of print. PMID: 37845417.
https://link.springer.com/article/10.1007/s00535-023-02049-9

小林医師のコメント
本研究はNAFLDに代わる新たな疾患概念であるMASLDの症例を対象としております。
MRIによる肝硬度測定であるMRエラストグラフィー(MRE)は肝線維化評価における最も正確な非侵襲的検査(NIT)として知られています。
本論文ではMRE値の推移を解析することにより、初回MRE値が高値の症例だけでなく、MRE値が経時的に上昇する症例も肝癌や肝硬変の発症リスクが有意に高くなることが分かりました。
これまではMRE値が低い症例は低リスクとされて見逃されてきましたが、連続測定により隠れた予後不良患者を見つけ出すとともに、より詳細なリスク層別化が可能になると思われます。
このような貴重な機会を与えてくださいました中島淳教授、米田正人准教授をはじめ共著の先生方にはこの場を借りて深くお礼申し上げます。

Prediction of outcomes in patients with metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease based on initial measurements and subsequent changes in magnetic resonance elastography - Journal of Gastroenterology Background The prognosis of metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease (MASLD) is strongly associated with liver fibrosis. We aimed to investigate whether liver stiffness measurement (LSM) and changes in LSM (ΔLSM) on magnetic resonance elastography (MRE) can predict clinical events i...

31/10/2023

当教室の中島淳主任教授がCare Net『診療よろず相談TV』に出演しました。

2023年10月12日(木)より配信開始

Care Net会員であればどなたでも視聴できる『診療よろず相談TV』に、第76回「最新の便秘診療の知識」の回答者として、当教室の中島淳主任教授が出演いたしました。

番組HPはこちら

(放送内容)
従来、便秘は命にかかわらない病気とされていましたが、国内外でのここ20年の研究により、便秘は明らかに死につながる病気であるということがわかってきました。

① 便秘の有無と生存率の関係を15年にわたって追跡調査したデータによると、便秘の患者の生存率が非便秘者よりも生存率が23%低くなっている。(2010年のアメリカの追跡調査より)
② 排便頻度が下がると、循環器系、脳血管系疾患の死亡が有意に上がる。(東北大学の研究より)
③ 便秘患者はCKDの発症率が上昇する。(虎の門大学の研究より)
④ 便秘の重症化すると認知症リスクが上がる。
⑤ 便秘と診断されると静脈血栓症も増える。

これらのことより、高齢者においては、便秘治療が患者の生命予後の改善に対して非常に重要といえるので、医療者も、「便秘は万病の元でありコントロールすべきもの」と意識改革をしていくべきであるといえます。

27/08/2023

第59回日本肝癌研究会 活動報告

2023年7月27~28日に大阪府(大阪国際会議場)で行われた第59回日本肝癌研究会に於いて、今城健人医師がランチョンセミナー及びディベートセッションで講演を行いました。

*ランチョンセミナー2-4:スクリーニングから治療まで~ All in ONE Aplio の真価~ 共催:キヤノンメディカルシステムズ株式会社

*ディベートセッション3:肝癌治療はRFAかマイクロ波か

  各セッションで活発な討議があり、今後の診療においても大変刺激となる有意義な会でした。

今城 健人
新百合ヶ丘総合病院 消化器内科 部長
福島県立医科大学 低侵襲腫瘍制御学講座 特任准教授

免疫チェックポイント阻害薬と硬化性胆管炎 24/07/2023

栗田裕介医師の論文が内視鏡学会誌Gastroenterological Endoscopyに掲載されました。

栗田裕介医師の和文、“免疫チェックポイント阻害薬と硬化性胆管炎”が内視鏡学会誌Gastroenterological Endoscopyに掲載頂きました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/65/6/65_1102/_article/-char/ja

免疫チェックポイント阻害薬が広く使用されるようになるに伴い、免疫関連有害事象(irAE)も数多く報告されるようになってきました。今回の報告は免疫チェックポイント阻害薬関連の硬化性胆管炎に関する総説になります。
硬化性胆管炎は比較的頻度は少ないものの、診断とその治療に難渋することがあり、今回の報告が今後の診療に少しでも役に立てば幸いです。
このたびはご協力ならびにご指導いただきました窪田賢輔先生、関野雄典先生、誠にありがとうございました。

栗田裕介

免疫チェックポイント阻害薬と硬化性胆管炎 免疫チェックポイント阻害薬が広く臨床の場で使用されるようになるに伴い消化器領域でも免疫関連有害事象(immune-related Adverse Events:irAE)が報告されている.irAE肝障害のうち胆管炎は免疫チェックポイント阻害薬の治療.....

24/07/2023

谷口礼央医師が平塚市民病院消化器内科部長に就任いたしました!!

2023年4月に平塚市民病院消化器内科部長を拝命しました谷口礼央(れお)と申します。

部長就任にあたり、当社団法人へ何か寄稿を、との御依頼を頂きました。駄筆ながら、自分のことに加えて、当社団法人についてご紹介し、当法人への加入を検討中でこのHPを見て下さっている若い先生方の将来のご参考になればとの思いで書かせて頂きます。

簡単に自己紹介から始めさせて頂きます。私は少し異色な経歴をしております。早稲田大学理工学部機械工学科の大学・大学院を卒業の後(1991年大学入学ですが、時間が経ったので現在は学部学科の名称が変わっております)、システムエンジニアとして勤務し、金融システムを構築しておりました。ところが、思うところあり、人生の道を変更し、2001年から横浜市立大学医学部へと通い始めました。当時、私は28歳。現役の同期とは10歳の年齢差がありましたが、みなさま良い方ばかりで、おじさん扱いせず、仲良くしてくださいました。

2007年に横浜市立大学を卒業の後、そのまま、同大学にて研修を行いました。人より年齢がいっていることもあり、何科に進むべきかについてはとても悩みましたが、消化器内科を選択しました。医局としては、当法人の前身である、横浜市立大学第三内科(当時は代謝・内分泌科+消化器内科でした)を選択致しました。

この選択の根拠は3つありました。1つ目は、システムエンジニアから道を変えた時の理由に、消化器内科が合致していると感じたこと。2つ目は、単純に内視鏡が面白いと思えたこと。3つ目は、数ある消化器内科の中でも第3内科はビジネスライクな聡明さがあると感じたことです。

まず1つ目です。私がシステムエンジニアから道を変えた理由の1つに、「IT技術は面白いし色々なことができるが、面と向かって直接、人を相手にすることが少ない。これから何十年も自分の時間を費やすものであるのだから、周囲の近しい人々に直接役に立てるような仕事をしたい」 というものがありました。その結果、転職先として辿り着いたのが医師という職業でした。話は少し飛びますが、生涯の内に、男性は2人に1人、女性は3人に1人、癌に罹患します。そして癌の中でも、その半数を消化器の癌が占めます。将来、自分の周りが年を取った時に、直接役に立てる診療科というものを考えた時、消化器内科はその目的に良くマッチしていました。実際、自分の家族や、友人、そして友人の御家族などから、相談を受けたりした時には、自分の選んだ道は間違っていなかったな、という気持ちになります。

次に2つ目です。内視鏡が面白いと素直に思えたことも消化器内科を選んだ理由です。医学生のうちから自分は何らかの内科になるものと思っていましたが、なに内科なのかは決め切れていませんでした。そんな折、当法人の前身である第三内科を研修でローテーションした際に、指導医がこっそり内視鏡を握らせてくれました。その時、内視鏡が楽しいと思えたのが、消化器内科を選んだ決め手の1つでした。循環器内科のカテも面白いと思いましたが、内視鏡は早くから自分自身が術者となっていけること、内視鏡処置はチームプレイであり、まるで部活の様な楽しさがあること、ESDなどの内視鏡手術の発展により自分たちが治療まで行える範囲が増大してきていること、などをとても魅力的に感じました。以前の消化器内科は、術前精査を行うか、切除不能な患者様の化学療法を行うかでしたが、内視鏡手術の進歩により早期癌の治療を自前で完結できる道が開けてきた時代でした。また、勤務医や開業など、将来どんな道に進んだとしても、内視鏡技術は腐らないとも思えました。

その点、現在の当法人は内視鏡を学びたい若手を育てるに十分な環境をもつまでに成長していると感じています。当法人の千葉医師を始めとするESDのスペシャリストの先生方や、細野医師を中心とするERCPのスペシャリストの先生方は、学会でも有数の存在力を放っております。関連病院の内視鏡手術件数を鑑みても、若手を育成するに十分な環境を提供できるような体制を構築できているのではないかと思われます。

3つ目の理由です。私は早稲田の大学院卒業の時期に就職活動をしました。就職ではまず、自分が何をしたいのか?=どの業界に勤めたいのかを考えます。銀行、証券、商社、マスコミ、メーカー、サービス業など業種は多種多様です。そして、業種が決まったならば、次に考えるのは、その業種の中のどの会社に勤めたいのか?ということです。例えば、金融業界で働きたいと決めたなら、次に決めることは何銀行に勤めたいか?です。

私は、前述の2つの理由で、消化器内科として働いていきたい、と業種を決めましたので、次に考えるのは、どの会社=どこの消化器内科で働きたいか?ということでした。当時は、横浜市立大学だけに限っても、第二内科、第三内科、センター病院と3つの消化器内科の医局がありました。他の大学まで考えると無数の選択肢がありました。しかし、大学は横浜市立大学で迷いませんでした。横浜市立大学の良い所として、旧帝大の医局と異なり、地方の関連病院が少ないことが挙げられます。すなわち、極端に遠い場所への異動がありません。神奈川か東京が生活範囲となります。私は実家が神奈川県南部ですし、学生結婚して既に家族もおりましたので、この点は魅力的でした(この特長は当法人にも受け継がれています)。また、学生時代から研修医まで培った人脈をあえて捨てる意味もありません。知り合えた方々はこれからの自分の人生にとって、大きな力となります。これらより、横浜市大の医局に入ることは最初から決めていました。ですので後は、第二内科、第三内科、センター病院の3つの内、どの医局に入るのか?という三択でした。

この中で、第三内科を選んだのは、当法人の現在の代表理事である中島淳教授に、ビジネスライクな聡明さを感じたからでした。当時は、医局と言うと白い巨塔のイメージでした。しかし、中島教授にはそのような旧態依然としたところがありませんでした。当初から、人を集めるにはその人にとってのベネフィットが必要であり、それを用意するのが医局である、というお考えを持たれていたように感じています。人を集めるには、腕を磨ける環境があり、ペイがあり、資格がとれる、という環境が必要であり、そのような関連施設を集めるべきである、と早くから考えて行動されていたように思います。その行動力により、現在の当法人の関連施設は30近くまで増加しております。そして、その全てが神奈川か東京に位置しております。

  最近は、従来の医局という形態を捨て、社団法人という形へ変化していく医局が少数ながら存在しています。当医局も、他に先んじて、社団法人という形態への変貌を遂げました。これにより、人事が少数の独断で決まるような日本の従来の医局のあり方から、運営委員会で民主的に決定するというラジカルな形へと進化を遂げています。いち早くこのような改革を取り入れていくという点も、中島教授を始め、当法人の中心を担う先生方の先見の明を示唆していると感じます。

最後に、当院の紹介を少しさせて頂き、文章を締めくくりたいと考えます。平塚市民病院は、400床少々の中堅病院です。三次救急を行っており、その分、豊富な緊急処置数を誇ります。ESDは200件程度、ERCPは300-400件程度あり、若手の先生の教育に、十分に足る症例数を持つと考えています。消化器内科は年度により異なりますが、大体10数人程度で業務を遂行しております。 病院を取り巻く環境としましては、海も近く、サーフィンをしている先生方が多数です。また徒歩圏内に広大な平塚市総合公園があり、ベルマーレのスタジアムやテニスコート、動物園、アスレチックなど、充実した施設を内包しています。ベルマーレの観戦を楽しむ方もおりますし、ベルマーレのチームドクターとして定期的に当院の医師を派遣しております。 私自身は、ときどき総合公園で院内の方とテニスをしており、健康寿命の延長にトライしております。また、病院の近くがそのルートである湘南国際マラソンでは、大会の医療的サポートを行っております。また、ご自身で参加されている先生方もいらっしゃいます。

当法人や当院に、魅力を感じて頂ける先生方がおりましたなら、アプローチをして頂けましたら幸いです。

  とりとめのない形となりましたが、今後の当教室、当法人の発展を祈りまして、私の文章を終わらせて頂きます。最後に、今回、平塚市民病院の部長を拝命する際にも、当法人の先生方には大変なプッシュとサポートを頂きました。この場をお借りして、深謝の意を示させて頂きます。

平塚市民病院 消化器内科部長
谷口 礼央

24/07/2023

「an・an 7月12日号」に中島教授監修の『快便は「観便」「育便」「出便」から。今すぐできる便秘解消の3ステップ。』が掲載されました!

「STEP 0 便秘の基礎知識」として、便秘には『排便回数減少タイプ』と『排便困難タイプ』があり、毎日お通じがあってもすべて出し切れない後者の症状で医療機関を訪れる患者も多い。便秘を放置していると、悪玉菌が繁殖し病気を引き起こすだけでなく、肌荒れや体臭の原因となるため慢性化しないように対処すること。

「STEP1 観便」…便は健康のバロメーター。形、色、ニオイを観察する「観便」を習慣化することが便通改善のファーストステップとなる。

「STEP2育便」…よい便を作るために食生活は大切。水溶性食物繊維と不溶性食物繊を理想的バランスで意識して摂取すること。

「STEP3 出便」…スムーズな排便のためにトイレに行く習慣をつけること。ただし、いきみすぎると血圧の上昇や痔を招くので注意が必要。トイレでの基本姿勢はロダンの考える人のポーズ。 などが紹介されています。

是非、ご一読ください!

24/07/2023

米田医師の論文「Type 2 diabetes, hepatic decompensation, and hepatocellular carcinoma in patients with non-alcoholic fatty liver disease: an individual participant-level data meta-analysis」がThe Lancet Gastroenterology and Hepatologyに掲載されました。2023年度2度目の掲載です!

Type 2 diabetes, hepatic decompensation, and hepatocellular carcinoma in patients with non-alcoholic fatty liver disease: an individual participant-level data meta-analysis: an individual participant data meta-analysis:Daniel Q Huang, Nabil Noureddin, Veeral Ajmera, Maral Amangurbanova, Ricki Bettencourt, Emily Truong, Tolga Gidener, Harris Siddiqi, Abdul M Majzoub, Tarek Nayfeh, Nobuharu Tamaki, Namiki Izumi, Masato Yoneda, Atsushi Nakajima, Ramazan Idilman, Mesut Gumussoy, Digdem Kuru Oz, Ayse Erden, Alina M Allen, Mazen Noureddin, Rohit Loomba
Lancet Gastroenterol Hepatol. Available online 4 July 2023 Online ahead of print.

LINK https://doi.org/10.1016/S2468-1253(23)00157-7

米田医師のコメント
非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease : NAFLD)は肥満人口や2型糖尿病罹患率の増加に伴い世界中で患者数が急増し,最多の肝疾患として認知されております。特に2型糖尿病は非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者の発症と増悪に関する因子でありながらその有無による長期予後の報告は少ない状態でした。今回、米国、日本、トルコの6つのコホートのメタ解析に参加いたしました。2型糖尿病あり736例、2型糖尿病なし1,280例、追跡期間中央値2~8年で2型糖尿病とHbA1cがNAFLD疾患において肝不全の独立した予測因子でした。肝細胞癌発症についても同様に2型糖尿病は有意なリスク因子であったことが証明されました.
この度,消化器/肝臓領域のトップジャーナルであるLancet Gastroenterology and Hepatology誌に共著で論文を報告させていただくことができました。この場をお借りして横浜市立大学肝胆膵消化器病学の諸先生方にご報告および御礼申し上げます。
米田 正人

Redirecting

01/07/2023

春日医師の論文が『Pancreatology』に掲載されました!

春日範樹医師(横浜労災病院)の原著論文「Maintaining early diagnosis of pancreatic adenocarcinoma in Japan: Local resilience against COVID-19」が『Pancreatology』に掲載されました。

Maintaining early diagnosis of pancreatic adenocarcinoma in Japan: Local resilience against COVID-19
Noriki Kasuga, Yusuke Sekino, Takuya Takayanagi, Ken Ishii, Hajime Nagase, Yusuke Kurita, Atsushi Nakajima
Pancreatology. 2023 Jun 2;S1424-3903(23)00179-5.
doi: 10.1016/j.pan.2023.06.002.

LINK: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1424390323001795?via%3Dihub

春日医師のコメント:
この度、COVID-19のパンデミックによって一時的に進行したステージで診断された膵癌患者が多くなったデータを基に、当院(横浜労災病院)で行われていた “膵臓がん早期診断プロジェクト“と称した地域連携の取り組みが、パンデミックによる膵癌診療への悪影響を最小限にしたことをまとめた論文が国際膵臓学会誌であるPancreatologyに採択されました。
“膵臓がん早期診断プロジェクト”は2019年より現部長である関野先生が発足された地域連携を軸とした取り組みで、膵疾患が疑われたより多くの患者様を地域開業医様よりご紹介いただき連携していくことでstage0-1の早期膵癌患者を少しでも多く診断していこうという試みです。私は2020年より横浜労災病院の胆膵グループに赴任させていただいておりますが、プロジェクトの効果を改めて調べてみたところ、発足以前はstage0-1の早期膵癌は年間1.7人の診断であったのに対し、発足以降は年間4.7人の早期診断に成功していることがわかり、大変驚愕したことを覚えております。
本検討にあたり労災機構の研究費を獲得することができ、また消化器学会で最大の日本消化器関連学会週間(JDDW)2022では若手奨励賞も受賞致しました。ご多忙にも関わらず本研究に直接ご指導いただいた横浜労災病院胆膵グループBOSSであられる関野先生をはじめ、当院の胆膵診療の臨床業務の中心を担いながらもデータベース作成にも協力いただいた胆膵お兄さんこと髙栁先生・石井先生、ありがとうございました!また私事ではございますが、論文投稿時には次女誕生という家庭的にも大変な時期にも関わらず、融通を利かせてもらった家族にはこの場をお借りして感謝申し上げます。
年々当院の膵癌患者は増加の一途を辿っており、臨床業務の大変さも同時に増しておりますが、膵臓がんの早期診断に成功した際の患者様の感謝の言葉に救われる日々です。今後も横浜市の胆膵診療に貢献できるよう精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

27/06/2023

日本超音波医学会第96回学術集会 活動報告

2023年5月27~29日に埼玉県さいたま市(ソニックシティパレスホテル大宮)で行われた日本超音波医学会第96回学術集会に於いて当教室より2例の演題を報告いたしました。

*シンポジウム消化器2 脂肪性肝疾患の診断:Up to date* 〈96-SY消化-10〉FibroScan, SmartExamの多施設共同研究 横浜市立大学附属病院 野上 麻子医師

*一般口演 消化器 肝腫瘍1* 〈96-消化-014〉造影超音波検査を行った肝細胞癌小腸転移の一例 横浜市立大学附属病院 和田 直大医師

各セッションで活発な意見交換があり、今後の診療においても大変刺激となる有意義な会でした。

20/06/2023

2023年度教室説明会のお知らせ
第2回教室説明会の開催が近づいてまいりました。
ふるってご参加くださいませ。

横浜市立大学消化器内科・肝胆膵消化器病学
2023年度 教室説明会  
第2回 6月23日(金)
 受付:18時30分~
 開始:19時~
 開催方式:対面+WEB(ハイブリッド)
(現地開催場所:TKPガーデンシティ横浜)
*現地参加とWEB参加のほか、 NTT東日本関東病院、新百合ヶ丘総合病院、平塚市民病院、熱海病院などの関連施設は、施設ごとのWEB開催も予定しております。
消化器内科に興味のある方は、ぜひご参加ください。
また説明会の後は懇親会も予定しています!
若手医師中心に対応しますので、各施設の研修や内情などお気軽にご相談ください。
*事前の参加申し込みをお願いしております。下記のフォームより申込みください。
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 2023年度担当
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Performance of non-invasive tests and histology for the prediction of clinical outcomes in patients with non-alcoholic fatty liver disease: an individual participant data meta-analysis 20/06/2023

米田先生の論文「Performance of non-invasive tests and histology for the prediction of clinical outcomes in patients with non-alcoholic fatty liver disease: an individual participant data meta-analysis」がThe Lancet Gastroenterology and Hepatologyに掲載されました。

Performance of non-invasive tests and histology for the prediction of clinical outcomes in patients with non-alcoholic fatty liver disease: an individual participant data meta-analysis Ferenc E Mózes,Jenny A Lee,Yasaman Vali,Osama Alzoubi,Katharina Staufer, Michael Trauner, Rafael Paternostro, Rudolf E Stauber, Adriaan G Holleboom, Anne-Marieke van Dijk, Anne Linde Mak, Jérôme Boursier, Marc de Saint Loup, Toshihide Shima, Elisabetta Bugianesi, Silvia Gaia, Angelo Armandi, Shalimar, Monica Lupșor-Platon, Vincent Wai-Sun Wong, Guanlin Li, Grace Lai-Hung Wong, Jeremy Cobbold, Thomas Karlas, Johannes Wiegand, Giada Sebastiani, Emmanuel Tsochatzis, Antonio Liguori, Masato Yoneda, Atsushi Nakajima, Hannes Hagström, Camilla Akbari, Masashi Hirooka, Wah-Kheong Chan, Sanjiv Mahadeva, Ruveena Rajaram, Ming-Hua Zheng, Jacob George, Mohammed Eslam, Salvatore Petta, Grazia Pennisi, Mauro Viganò, Sofia Ridolfo, Guruprasad Padur Aithal, Naaventhan Palaniyappan, Dae Ho Lee, Mattias Ekstedt, Patrik Nasr, Christophe Cassinotto, Victor de Lédinghen, Annalisa Berzigotti, Yuly P Mendoza, Mazen Noureddin, Emily Truong, Céline Fournier-Poizat, Andreas Geier, Miljen Martic, Theresa Tuthill, Quentin M Anstee, Stephen A Harrison, Patrick M Bossuyt, Michael Pavlides; LITMUS investigators
Lancet Gastroenterol Hepatol. 2023 Jun 5;S2468-1253(23)00141-3.
doi: 10.1016/S2468-1253(23)00141-3. Online ahead of print.

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2468125323001413?via%3Dihub

米田医師のコメント
非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease : NAFLD)は肥満人口や2型糖尿病罹患率の増加に伴い世界中で患者数が急増し,最多の肝疾患として認知されております。肝生検に替わる非侵襲的診断方法が開発されていますが、横浜市立大学は世界で初めて超音波エラストグラフィの有用性を報告するなど(2007年米田)、当該分野で最先端の施設として認知されています。本研究は国際共同研究のメタ解析でありNAFLD患者2518人、の追跡期間中央値57ヵ月で、非侵襲的検査はNAFLD患者の臨床転帰を予測する上で組織学的に評価された線維化と同様に機能することを証明したものです。
消化器/肝臓領域のトップジャーナルであるLancet Gastroenterology and Hepatology誌に共著で論文を報告させていただくことができました。この場をお借りして横浜市立大学肝胆膵消化器病学の諸先生方にご報告および御礼申し上げます。
米田 正人

Performance of non-invasive tests and histology for the prediction of clinical outcomes in patients with non-alcoholic fatty liver disease: an individual participant data meta-analysis Histologically assessed liver fibrosis stage has prognostic significance in patients with non-alcoholic fatty liver disease (NAFLD) and is accepted as…

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