Cambodia Cotton Club

Cambodia Cotton Club

カンボジア内務省登録の非政府組織です。目的は、「虐殺と内戦で失われた人材を取り戻す」ための地雷原の農村に教育機関であり雇用を創出することです。

遺伝子組み換え、枯れ葉剤・化学肥料・農薬を使わない和綿を森の植物で染織しカンボジアの農村に雇用創出。人と自然に負荷のかからない綿製品をお客様と一緒に模索しています。

【ガラ紡は楽しい】
* 動画は、初めて糸を紡ぐ大学生たちです。

湿度80%の中ですが、とても楽しそうです。日本の学生さんと一緒に糸が紡げたら、もっと楽しそうだなぁと思いました(^^)/。

コットンレザー縫製テスト

【すべて植物コットンレザー縫製テスト】
* 動画は、手回しに改造した工業用ミシンです。

格闘する素材は自分たちが作ったコットンレザー。ゴムの樹液で重ね合わせてあり弾力があります。コンニャク糊の効果で耐水性もあります。表面には、バナナ渋を塗り重ねてカンボジア漆で光沢を出す仕上げにしました。

手動ミシンはとてもゆっくりした運針なので怪我の恐れはあまりなさそうです。まずは、パスポートカバーのような小物類を製作したいと思います。

【綿の手巻き】
* 動画は、30グラムの巻き物を正確に作る様子です。

【ふわふわのコットンへ】
* 動画は、繊維を同じ方向に揃わせるカーディガン機を使っている様子です。

【遠心分離で葉ごみ除去】
* 動画は、特別に設計して日本で製作したクリーナーです。

【産業革命と繰り綿機】
* 動画は、コットンボールかを繊維と種に分別している様子です。

【インターンの大学生】
* 動画は、理科を学ぶためにワークショップに来た大学生です。

理科の総合学習をするのだから、日本の大学生がいたらもっと楽しいだろうなぁと思いつつ、雑草のように力強く育った自然のコットンから葉っぱのゴミをひとつひとつ取り出すレッスンから始めています。コットンはフルーツです。ほんのりと甘い香りがします。

バッタンバンの学校教育では理科を学ぶ機会がかなり不十分です。ワークショップで毛穴から入ってくる「知」を思う存分楽しんで体得していって欲しいです。そして筋道立てて考えることができる大人になってくれたらいいなぁと思っています。

ニットサンダル

【ニットサンダル】
* 動画は、組み紐ロープで編みの練習しているスタッフとバイトの大学生の様子です。

午後のワークショップには大学生が参加するようになりました。「ロープとかぎ針は支給するのでお客さんが満足する製品を編むこと」「お客さんに買ってもらえたら売り上げは学業に充当すること」これを条件にしたところ志願者が相次ぎました。

毎日練習していますが、組み紐ロープを柔らかく編むというのは難しいようです。柔らかい以前に整った形にするので一苦労です。編み物をやったことがない僕はひたすらサンダルの踏み心地を伝えるだけです。

組み紐ロープの作り方の工夫もしています。甘く甘く紐を組むようにボビンに巻き付けているのですが、簡単に良い結果はでないですね…(^^;)。

シェムリアップのショップは閉店したままです。ニットサンダルでリターンマッチに臨みたいと考えています。

香ばしく甘いゴム

【香ばしく甘いゴム】
* 動画は、ラテックスをオーブンで乾燥させたゴム原料です。

ラテックスミルクは、ゴム分、水分、その他の物質で構成されています。沈殿法でゴム分だけに分離する方法もありますが、今回は醸造酢を加えてゴム分を固体化しました。その白い塊を高熱で乾燥させるとラテックスミルクを焦がしたような甘い香りのする飴色のゴムになりました。

この飴色のゴムに硫黄をまんべんなく練り込みます。それを高熱を加えると強い弾力性のあるゴムができあがります。強度を上げるために微粉末の炭を加えようと思っています。

現在の市場に流通しているものは、反応の促進座や老化防止剤など500種類近くの化学物質を配合しているそうです。野積みの廃タイヤが微生物分解されにくいのは多種多様な配合成分のおかげだったのですね。

ロープのニットサンダルの底にする場合、柔らかいと心地よいですが耐久性に問題がでてきます。耐久性を高めると踏み心地が悪くなります。さらに、廃棄の時の生分解性を考慮しなくてはなりません。

天然ゴムの強度

【手作りゴム成功】
* 動画は、初めて作ったゴム板です。

ゴムの樹液(ラテックスミルク)と硫黄だけで作ったゴム板です。素朴な色をしています。匂いは輪ゴムとそっくりです。強度も輪ゴムと同じ程度でした。これではサンダルの底になりません。

あれこれ考えていたら「タイヤと靴のゴム底はなぜ黒いのだろう…という素朴な疑問が沸いてきました。調べてみると、強度を上げるために炭素を加えているのでゴム製品は黒色が多いらしいです。

次は、微粉末にした炭を練り込んでからゴム板を作ってみようと思います。強度と生分解性の高さのバランスを考えながらものづくりを進めます。

ゴム大失敗

【ゴム大失敗】
* 動画は、ラテックスミルクを加熱した後にできたゴムです。

カンボジア南部には温泉があります。そこまで硫黄を採掘しに行こうかと思いましたが気力と体力が続かずワークショップ内の試薬の硫黄を使いました。

ラテックスに醸造酢と硫黄を加えて2時間程度、染色で使う釜戸で加熱しました。わくわくしながらスタッフとゴムシートの完成を待ったのですが、できあがったのは焼き肉のような形でした。かなりの弾力はあるので確かにゴムです。

失敗作を研究して環境負荷がなく人の肌にアレルギーを起こすリスクが極めて低いゴム底を作ります。コットンのニットサンダルの底に取り付ける日が楽しみです。

【ゴム園再訪】
* 動画は、夜明けと同時に樹液を集める僕の様子です。

ゴムの樹液は数時間で凝固と腐敗が始まります。発酵して巨大化したラテックスを調べた結果、ゴムについて少しだけ知識を得ました。

ゴムの樹を半日かけて観察してみると「不思議な植物だなぁ」と思わず言葉に出てしまいます。

明け方に樹液が採取できるので大急ぎで新鮮なラテックスミルクを集めて硫黄を加えて加工しなくてはなりません。ゴムの樹液は、微生物にとって最適な栄養源です。熱帯の暑さと相まって急激に生分解してしまいます。

天然ラテックス膨張

【天然ラテックス膨張】
* 動画は、採取したばかりのラテックスミルクが膨張してタンクを突き破った様子です。

少量の時には密閉しませんでした。今回は、本格的にゴム底を作るために90リットルを採取して保存用のタンクに入れておきました。

酸を加えるとラテックスミルクは固まります。発酵してガスが発生したと推測されます。酸っぱい匂いがしました。保管には、発酵させないための物質が必要なのかなと考えています。発酵させた菌の存在も確認しないと…。

見たこともない物体を見たので、ちょっとビックリしました…(^^;)

【バナナのタンニン】
* 動画は、バナナの皮からタンニンを取り出す準備の様子です。

食用バナナのことを実芭蕉(みばしょう)とも言うそうです。未成熟の渋みの塊のような皮にはタンニンが豊富に含まれています。これを発酵させることで、防水、防虫、防腐などの効果がある茶色い液体が得られます。日本では、渋柿から作るので柿渋(かきしぶ)とと呼ばれています。バッタンバンではバナナから作るので芭蕉渋(ばしょうしぶ)と呼んでいます。

芭蕉渋は、コットンレザーを強靭にするために利用します。バナナの実は、スタッフが「揚げバナナにする」と家に持ち帰りました。

ゴムの樹液

【天然ゴムの樹液】
* 動画は、天然ゴムの味見をしている様子です。

醸造酢と硫黄(農業用)だけを加えた環境負荷の低いゴム底を作ろうと思っています。ラテックスミルクと呼ばれるだけあって、ほんのり甘い香りがします。僕はラテックスアレルギーがないので試しに舐めてみると不思議な味がしました。

ゴムアレルギーの方は、ラテックスそのものアレルギーではなくラテックスからゴムに変化させる時の化学反応を促進する薬剤によるという説もあります。促進剤の他にも、大量の種類の化学物質が添加されていることを初めて知りました。ラテックスだけでしたら日光や水によって分解されます。

すぐに土に還る(生分解性の高い=微生物が食べやすい)ゴム底をスタッフと一緒に作ってみます。

天然ゴムをコットンレザーに

【天然ゴムをコットンレザーに】
* 動画は、コットンレザーに強度と弾性を与えるため天然ゴムの樹液を塗っている様子です。

コットンで紙を薄く漉く。原紙に、こんにゃく糊を薄く塗る。芭蕉渋(ばしょうしぶ=バナナタンニン)を薄く塗る。それらを5回繰り返す。ここまではできました。防水効果もあります。強度も増しました。

さらに、本物の革のような強度と弾性をもたせるにはどうしたらいいのか…。ちょうど組み紐サンダルの靴底を作るために採取しておいた天然ゴムの樹液をそのまま原紙に塗ってみました。一週間程度で乾燥します。そこから次の工程は考えます…(^^;)

最後の白い塊は、醸造酢20%濃度の水溶液に天然ゴムの樹液を流したものです。反応して一瞬で凝固してしまいました。濃度を低くして調整すればゴムの乾燥時間を短縮させることに使えるかも知れません。

日本だと、ゴムは高校化学で学習します。スタッフには、とてもよいレッスンになりました。

組み紐サンダル試作品

【組み紐サンダル試作品】
* 動画は、ココナッツボタンを付けた試作品一号です。

CCCのロゴを焼き付けたボタンを付けたら、サンダルの表情がよくなりました。一番重要なのは履き心地です。多くの人が履き物の悩みを持っています。耐久性と心地よさのバランスを考慮する必要があります。

外で履きたい方には、靴底が必要です。天然ゴムの白い樹液に硫黄を混ぜて摂氏130℃で熱すれば生分解性の極めて高い「すぐに土に還る」ゴム底が作れます。これも、硫黄の量によってゴムの硬さが変わってきます。

一日でも早くシェムリアップの店頭に並べる商品を作らないといけません。朝から晩まで試行錯誤を続けてあらゆる失敗をスタッフと一緒にしております。

コットンレザー

【コットンレザー作り】
* 動画は、紙を革のような質感にするためにシワ加工をしている様子です。

「電気がないことを前提に女性の力でできること」。これが、ワークショップでの仕事の原則です。いまは、コットンペーパーを手で透いた後に、こんにゃく糊、芭蕉渋(ばしょうしぶ=バナナのタンニン)を繰り返して塗り重ねてはシワ加工をして、さらにそれを貼り重ねてコットンレザーにしていきます。防水になるだけでなく強靱になります。でも、縫製はどうしよう…?

電力源の半分を水力に頼っているカンボジア。バッタンバン州農村部の電力も乾期になって停電ばかりになってきました、最後に頼りになるのはやっぱり人力ですね…(^^;)

組み紐ロープ

【組み紐(くみひも)サンダル】
* 動画は、ワークショップの組み紐機です。

シェムリアップの店舗の付近には、数ドルで布を売るお店がたくさんあります。なぜCCCのストールは他の店舗と比べて高いのかを説明するだけでぐったりしてしまいました。購入してはもらえませんでしたが、「なぜ世界の農家は疲弊しているのか?」「なぜ環境汚染が加速するのか?」といったことを英語で発信できたことは良い機会でした。インターナショナルスクールの先生方には教材として大変に好評でした。

その一方、売り上げにつながる商品を作らなくてはなりません。既視感の織り物類の他にニット製品を加えることにしました。停電中でも動く製紐機に強く撚糸した丈夫な糸でロープを作り、それを多種多様なサンダルにしようと思います。

僕は、これまで一度も編み物をやったことがありません…(^^;)。説得力はないですが、肌触りがよく丈夫で環境負荷のないサンダル製作の試行錯誤を始めます。

【惨敗】
* 動画は、しばらく閉店する店舗です。

年末年始の総売り上げは、35ドルでした。1ヶ月の家賃が330ドル。これでは持続不可能です。開店したばかりですが「一時的に」閉店することにしました。

お店を訪れてくれる方はそこそこいるのですがガラ紡の説明を聞いて質疑応答があって「サンキュー」で店を後にするケースがほとんどです。布物は世界遺産のある街シェムリアップに溢れています。しかも1ドルからストールが売られています。草木染めを知る人でないとCCCの製品には価値を理解してもらえないようです。

小売によって、ワークショップの運営費がまかなえないとプロジェクトそのものが持続しなくなるので売れる製品を開発するためにバッタンバンに一時的に戻ることにしました。

体制を整えてシェムリアップに戻ってきます。

【トランペットと豚の声】
* 動画は、不思議な音を立て始めたガラ紡の様子です】

丸太は回転するようになったのですが聞き慣れない音が鳴り出しました。「ファッ」という高い音に続いて「ブヒッ」と低い音が鳴るのです。

近隣のお店に迷惑になるといけないので半日かけて必死に音消しを試みましたがあまり効果がありません。このまましばらく様子をみることにしました。

【ガラ紡破損】
* 動画は、動力を伝達する丸棒が破損した様子です。

「ガリガリッ」という大きな音がしました。単純な故障なのですぐに直せます。とはいえ、金づちと膠(にかわ)の匂いが漂うので明日の早朝に行います。

バッタンバンのワークショップだと農村なので匂いも音も気になりませんが、世界遺産の観光都市シェムリアップの商業施設内だと周囲に気配りしなくちゃいけませんね(^^)。

【人待ち顔】
* 動画は、生産者から販売者になったスタッフの様子です。

苦労して作った店舗なのでお客さんがたくさん訪れると期待したスタッフですが現実はそんなに甘くはありません。

せっかく入店してくれたお客さんと充分に会話ができません。いわゆる「機会損失」状態が続いています。

僕は、原則として手助けはしません。「自分の頭で考えなさい」としかスタッフには言いません。

地道な積み重ねが必要な手仕事と販売はまったく異なるものかも知れません。それでも、経済的自立を達成するためには通らなくてはならない道です。

二歩も三歩も引いた場所から、僕はスタッフを見守るだけにしています。

【無添加ショップが静かにオープン】
* 動画は、開店したシェムリアップの店舗です。

ラオスで教鞭をとっていたマネージャーのナリさんが年末休暇でカンボジアに帰国しており開店の手伝いに来てくれました。僕は、自分でも「よく自分の足でまだ立っていられるなぁ」と感心するくらい動きまくった3ヶ月半でした。ヘトヘトですが気力は充分です。恐ろしい程の生命力です…(^^)。

場所は、こちらの一角です。これからCCCプロジェクトが次のステージに入ります。

https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g297390-d4066214-Reviews-Made_in_Cambodia_Market-Siem_Reap_Siem_Reap_Province.html

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住所


Cambodia Cotton Club
Angkor Village, Kanagawa
231-0868

一般情報

特定非営利活動法人カンボジアコットンクラブ・ジャパンが支援するカンボジア内務省登録の非営利団体カンボジアコットンクラブの現地報告です。

営業時間

土曜日 07:30 - 11:15